先週3日。木曜はシネマジャック&ベティが男性割引の日で、男性客が多いのは想定内でしたが、開場10分前で65番目とは! で、観た映画は「サウルの息子」。先週の記事の「朝鮮日報」10字評で「映画ではなくて体験だ ★★★★☆」とあったのはナットク。主人公と同じ目の高さで、感情移入どころか感覚的に重なって、異音が聞こえればドキッとするような・・・。「考えさせられる」というよりも、なんというか、とにかく緊張が続く映画でした。観終わって出ると、もっと長い行列ができていた映画が「ヤクザと憲法」。このドキュメンタリーがなんでこんなに?と思いましたが、観た知り合いの話を聞くと私ヌルボも観なくちゃと思いました。明日あたり行ってくるかな?
6日(日)はブルク13で「ヘイトフル・エイト」。座席数129人のシアター9がほとんど満席で、前から2列目とはいえヌルボの両隣りが空席だったのは奇跡のようなもの。で作品の方は期待の1~2割減といったところか。真相は?とか結末は?とかの「?」で最後まで引きつけますが、それを超える満足感はイマイチ。目が離せない、最後まで飽きさせない映画だからといって★5つになるものでもありません。(観て損したというレベルでは全然ないですが。) なお、エンニオ・モリコーネがこの作品でアカデミー賞作曲賞を初受賞しましたが、ヌルボ個人としては「ブリッジ・オブ・スパイ」や「キャロル」の方がよかったような・・・。モリコーネもこれまで受賞していてもよかったと思いますが。
★★★ Daumの人気順位(3月8日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①鬼郷(韓国) 9.7(2778)
②東柱[ドンジュ](韓国) 9.3(733)
③男たちの挽歌 9.0(309)
④ズートピア 8.9(179)
⑤Love letter(日本) 8.8(776)
⑥エターナル・サンシャイン 8.7(533)
⑦悪い国(韓国) 8.7(184)
⑧ルーム 8.7(46)
⑨リリーのすべて 8.6(103)
⑩スポットライト 世紀のスクープ 8.5(113)
⑧「ルーム」が新登場です。ある部屋で暮らしていた母ジョイと5歳の男の子ジャック。いや、暮らしていたというより、ニックという男によって監禁されていたのです。それも7年間! 生まれてからこの部屋が世界のすべてというジャックに、ジョイは部屋の外の世界を見せるため脱出を決意します・・・。韓国題は「룸」。日本公開は4月8日で、予告編も流されています。
【専門家による順位】
①キャロル 9.0(11)
②ヘイトフル・エイト 8.6(5)
③黒衣の刺客 8.2(7)
④スポットライト 世紀のスクープ 8.0(6)
⑤暗殺の森 8.0(2)
⑥ボーダーライン 7.8(6)
⑦サウルの息子 7.7(9)
⑧男たちの挽歌 7.6(6)
⑨ルーム 7.5(6)
⑩東柱[ドンジュ](韓国) 7.3(6)
⑨「ルーム」だけが新登場です。これについては上述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績3月4日(金)~3月6日(日)] ★★★
<慰安婦映画>「鬼郷」が「三一節」も追い風となり好調に連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・鬼郷(韓国)・・・・・・・・・・・・・・2/24・・・・・・・・・・・・600,900・・・・・・・・2,604,707 ・・・・・・・・19,894・・・・・・・・・861
2(新)・・ゴッド・オブ・エジプト ・・・・3/03 ・・・・・・・・・・・442,387 ・・・・・・・・・502,116 ・・・・・・・・・4,260・・・・・・・・・618
3(3)・・ズートピア・・・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・・・296,341・・・・・・・・1,896,250 ・・・・・・・・14,409・・・・・・・・・641
4(2)・・デッドプール・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・・・171,627・・・・・・・・3,125,991 ・・・・・・・・26,015・・・・・・・・・465
5(4)・・東柱[ドンジュ](韓国) ・・・・・2/17 ・・・・・・・・・・・112,769・・・・・・・・・922,468・・・・・・・・・・7,018 ・・・・・・・・・385
6(新)・・13時間・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03 ・・・・・・・・・・・・83,780 ・・・・・・・・・・96,848 ・・・・・・・・・・・787・・・・・・・・・380
7(5)・・検事外伝(韓国)・・・・・・・・・・2/03 ・・・・・・・・・・・・58,821・・・・・・・・9,664,315・・・・・・・・・76,990・・・・・・・・・319
8(10)・・スポットライト 世紀のスクープ・・2/24 ・・・・・56,455 ・・・・・・・・・226,739・・・・・・・・・・1,810・・・・・・・・・255
9(23)・・ルーム・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03・・・・・・・・・・・・・35,841 ・・・・・・・・・・53,052 ・・・・・・・・・・・436・・・・・・・・・333
10(6)・・「いいね!」して(韓国)・・・2/17・・・・・・・・・・・・・18,406 ・・・・・・・・・835,673・・・・・・・・・・6,477・・・・・・・・・139
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は2・6・9位の3作品です。
2位「ゴッド・オブ・エジプト」はアメリカのアクション・ファンタジー。神と人間が共生していた古代エジプト。生命の神オシリス王によって統治され繁栄を誇っていたが、それを嫉んだ弟の砂漠の神セトがオシリスを謀殺し王座を奪ってしまいます。オシリスの子の天空の神ホルスは、セトに妻を奪われた人間の盗賊青年ベックと手を組んで冒険の旅に出る、・・・とまあなんと荒唐無稽な(笑)、ってファンタジーだからOKなの? 韓国題は「갓 오브 이집트」。日本公開は9月とか。
6位「13時間」は、2012年にあったリビアのアメリカ領事館襲撃事件を基にしたアクション・ドラマ。9月11日ベンガジにあるアメリカ領事館に銃と手榴弾を持った数十人の武装勢力が侵入する事件が起こりました。 ベンガジで秘密裏に作戦を遂行していたCIAを保護するために派遣された6人の民間傭兵は領事館に残された36人の命を救うため救出作戦に出動することになるのですが・・・。9月11日午後8時40分の武装勢力侵入から13時間の間には、スティーブンス米大使が行方不明になったり、CIA秘密基地文書廃棄および回収作業が進められたり、6人の傭兵たちが武装勢力と交戦したり云々といろいろあり、ツラツラ考えるとアメリカもけっこうヤバいことやってたようだぞ。そもそも傭兵を英雄視するのはかなーり問題あるぞ。韓国題は「13시간」。日本公開は未定のようです。
9位「ルーム」については上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・かみさまへのてがみ・・・・・・・・・・・・・・2/25・・・・・・・・・・・・・・5,726 ・・・・・・・・・・・30,315 ・・・・・・・・・・・・・202・・・・・・・・・・51
2(13)・・ツインスターズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03・・・・・・・・・・・・・・4,940・・・・・・・・・・・・・8,374 ・・・・・・・・・・・・・・68・・・・・・・・・126
3(2)・・キャロル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/04・・・・・・・・・・・・・・3,159 ・・・・・・・・・・307,272 ・・・・・・・・・・・2,547・・・・・・・・・・33
4(3)・・サウルの息子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/25・・・・・・・・・・・・・・2,611・・・・・・・・・・・・17,482・・・・・・・・・・・・・141・・・・・・・・・・39
5(新)・・雪行 雪道を歩く(韓国)・・・・・・・・・・3/03・・・・・・・・・・・・・・1,598 ・・・・・・・・・・・・・3,137・・・・・・・・・・・・・・24・・・・・・・・・・72
2・5位の2作品が新登場です。
2位「ツインスターズ」(仮)は、英・仏・米・韓合作のキュメンタリー。フランスとアメリカに住む韓国系の女性が偶然YouTubeとSNSで双子であることを知って・・・、という話はニュースを見てすでにご存知の方もいらっしゃると思います。昨年4月の「中央日報」(日本語版)(→コチラ)にも載っていました。フランス国籍でロンドン在住のデザイナーの勉強をしているアネイさんは、「そっくりな女性が動画に出てる」と教えられたのがそもそもの始まり。相手も自分も誕生日は同じ1987年11月9日。アネイさんはアメリカ在住のその女性俳優サマンサさんに連絡を取ると生まれてすぐ養子の斡旋業者によって別々に引き取られていった双子だったことが判明。2013年5月、26年ぶりの再会後、2人はこの物語の映画化のためクラウドファンディングで資金を調達し、サマンサさん自身が監督となって完成した作品です。それにしても、以前「冬の小鳥」(→コチラ)や「はちみつ色のユン」(→コチラ)といった映画に関して韓国の国際養子の問題を取り上げましたが、半世紀も前だけでなく、彼女たちのような若い世代でもふつうに(?)いるとは・・・。ネチズンの評価も高く、「温かく、感動的」なのはわかりますが、なぜ彼女たちは海外養子とならざるを得なかったのか・・・。あるいは、この幸福な偶然の陰に、映画にはなりそうもないかわいそうなドラマもきっとあるような・・・。韓国題は「트윈스터즈」。日本公開は未定のようです。
5位「雪行 雪道を歩く」は韓国のドラマ。雪の降る寒い冬、ジョンウ(キム・テフン)はアルコール中毒の治療のために修道女が運営する山中の療養院を訪れます。酒の誘惑と1人闘っていたジョンウは、そこの修道女マリア(パク・ソダム)との交流を通して回復の兆しを見せ始めます。しかしジョンウは療養院で出会った猟師のザックに入っていたお酒に目をつけ、彼と一緒に猟に出かけてしまいます。ところが豪雪の中で孤立してしまって・・・。原題は「설행_눈길을 걷다」です。
6日(日)はブルク13で「ヘイトフル・エイト」。座席数129人のシアター9がほとんど満席で、前から2列目とはいえヌルボの両隣りが空席だったのは奇跡のようなもの。で作品の方は期待の1~2割減といったところか。真相は?とか結末は?とかの「?」で最後まで引きつけますが、それを超える満足感はイマイチ。目が離せない、最後まで飽きさせない映画だからといって★5つになるものでもありません。(観て損したというレベルでは全然ないですが。) なお、エンニオ・モリコーネがこの作品でアカデミー賞作曲賞を初受賞しましたが、ヌルボ個人としては「ブリッジ・オブ・スパイ」や「キャロル」の方がよかったような・・・。モリコーネもこれまで受賞していてもよかったと思いますが。
「朝鮮日報」3月4日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
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「ルーム」 一間で展開するドラマ ★★★★ 「ツインスターズ」 SNS時代ゆえの奇跡 ★★★ 「雪行 雪道を歩く」 乾いた中にも潤いあり ★★★ 「島、消えた人々」 実話をねじまげて、あっ ★★☆ 「ゴッド・オブ・エジプト」 CGも行きすぎはダメ ★★ | ||
「島、消えた人々」は、2014年知的障碍者に対する奴隷労働が明るみに出た新安塩田奴隷労働事件(→ウィキペディア)に基づくスリラー。事件の取材に向かった記者に住民はなかなか口を開かず、さらに集団殺人事件が起こったりして・・・と、かなり実話から<飛躍>しているようです。他の4作品についてはいずれも下の記事中で紹介しています。 |
★★★ Daumの人気順位(3月8日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①鬼郷(韓国) 9.7(2778)
②東柱[ドンジュ](韓国) 9.3(733)
③男たちの挽歌 9.0(309)
④ズートピア 8.9(179)
⑤Love letter(日本) 8.8(776)
⑥エターナル・サンシャイン 8.7(533)
⑦悪い国(韓国) 8.7(184)
⑧ルーム 8.7(46)
⑨リリーのすべて 8.6(103)
⑩スポットライト 世紀のスクープ 8.5(113)
⑧「ルーム」が新登場です。ある部屋で暮らしていた母ジョイと5歳の男の子ジャック。いや、暮らしていたというより、ニックという男によって監禁されていたのです。それも7年間! 生まれてからこの部屋が世界のすべてというジャックに、ジョイは部屋の外の世界を見せるため脱出を決意します・・・。韓国題は「룸」。日本公開は4月8日で、予告編も流されています。
【専門家による順位】
①キャロル 9.0(11)
②ヘイトフル・エイト 8.6(5)
③黒衣の刺客 8.2(7)
④スポットライト 世紀のスクープ 8.0(6)
⑤暗殺の森 8.0(2)
⑥ボーダーライン 7.8(6)
⑦サウルの息子 7.7(9)
⑧男たちの挽歌 7.6(6)
⑨ルーム 7.5(6)
⑩東柱[ドンジュ](韓国) 7.3(6)
⑨「ルーム」だけが新登場です。これについては上述しました。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績3月4日(金)~3月6日(日)] ★★★
<慰安婦映画>「鬼郷」が「三一節」も追い風となり好調に連続1位
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・鬼郷(韓国)・・・・・・・・・・・・・・2/24・・・・・・・・・・・・600,900・・・・・・・・2,604,707 ・・・・・・・・19,894・・・・・・・・・861
2(新)・・ゴッド・オブ・エジプト ・・・・3/03 ・・・・・・・・・・・442,387 ・・・・・・・・・502,116 ・・・・・・・・・4,260・・・・・・・・・618
3(3)・・ズートピア・・・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・・・296,341・・・・・・・・1,896,250 ・・・・・・・・14,409・・・・・・・・・641
4(2)・・デッドプール・・・・・・・・・・・・・2/17 ・・・・・・・・・・・171,627・・・・・・・・3,125,991 ・・・・・・・・26,015・・・・・・・・・465
5(4)・・東柱[ドンジュ](韓国) ・・・・・2/17 ・・・・・・・・・・・112,769・・・・・・・・・922,468・・・・・・・・・・7,018 ・・・・・・・・・385
6(新)・・13時間・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03 ・・・・・・・・・・・・83,780 ・・・・・・・・・・96,848 ・・・・・・・・・・・787・・・・・・・・・380
7(5)・・検事外伝(韓国)・・・・・・・・・・2/03 ・・・・・・・・・・・・58,821・・・・・・・・9,664,315・・・・・・・・・76,990・・・・・・・・・319
8(10)・・スポットライト 世紀のスクープ・・2/24 ・・・・・56,455 ・・・・・・・・・226,739・・・・・・・・・・1,810・・・・・・・・・255
9(23)・・ルーム・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03・・・・・・・・・・・・・35,841 ・・・・・・・・・・53,052 ・・・・・・・・・・・436・・・・・・・・・333
10(6)・・「いいね!」して(韓国)・・・2/17・・・・・・・・・・・・・18,406 ・・・・・・・・・835,673・・・・・・・・・・6,477・・・・・・・・・139
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回の新登場は2・6・9位の3作品です。
2位「ゴッド・オブ・エジプト」はアメリカのアクション・ファンタジー。神と人間が共生していた古代エジプト。生命の神オシリス王によって統治され繁栄を誇っていたが、それを嫉んだ弟の砂漠の神セトがオシリスを謀殺し王座を奪ってしまいます。オシリスの子の天空の神ホルスは、セトに妻を奪われた人間の盗賊青年ベックと手を組んで冒険の旅に出る、・・・とまあなんと荒唐無稽な(笑)、ってファンタジーだからOKなの? 韓国題は「갓 오브 이집트」。日本公開は9月とか。
6位「13時間」は、2012年にあったリビアのアメリカ領事館襲撃事件を基にしたアクション・ドラマ。9月11日ベンガジにあるアメリカ領事館に銃と手榴弾を持った数十人の武装勢力が侵入する事件が起こりました。 ベンガジで秘密裏に作戦を遂行していたCIAを保護するために派遣された6人の民間傭兵は領事館に残された36人の命を救うため救出作戦に出動することになるのですが・・・。9月11日午後8時40分の武装勢力侵入から13時間の間には、スティーブンス米大使が行方不明になったり、CIA秘密基地文書廃棄および回収作業が進められたり、6人の傭兵たちが武装勢力と交戦したり云々といろいろあり、ツラツラ考えるとアメリカもけっこうヤバいことやってたようだぞ。そもそも傭兵を英雄視するのはかなーり問題あるぞ。韓国題は「13시간」。日本公開は未定のようです。
9位「ルーム」については上述しました。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・かみさまへのてがみ・・・・・・・・・・・・・・2/25・・・・・・・・・・・・・・5,726 ・・・・・・・・・・・30,315 ・・・・・・・・・・・・・202・・・・・・・・・・51
2(13)・・ツインスターズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03・・・・・・・・・・・・・・4,940・・・・・・・・・・・・・8,374 ・・・・・・・・・・・・・・68・・・・・・・・・126
3(2)・・キャロル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/04・・・・・・・・・・・・・・3,159 ・・・・・・・・・・307,272 ・・・・・・・・・・・2,547・・・・・・・・・・33
4(3)・・サウルの息子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/25・・・・・・・・・・・・・・2,611・・・・・・・・・・・・17,482・・・・・・・・・・・・・141・・・・・・・・・・39
5(新)・・雪行 雪道を歩く(韓国)・・・・・・・・・・3/03・・・・・・・・・・・・・・1,598 ・・・・・・・・・・・・・3,137・・・・・・・・・・・・・・24・・・・・・・・・・72
2・5位の2作品が新登場です。
2位「ツインスターズ」(仮)は、英・仏・米・韓合作のキュメンタリー。フランスとアメリカに住む韓国系の女性が偶然YouTubeとSNSで双子であることを知って・・・、という話はニュースを見てすでにご存知の方もいらっしゃると思います。昨年4月の「中央日報」(日本語版)(→コチラ)にも載っていました。フランス国籍でロンドン在住のデザイナーの勉強をしているアネイさんは、「そっくりな女性が動画に出てる」と教えられたのがそもそもの始まり。相手も自分も誕生日は同じ1987年11月9日。アネイさんはアメリカ在住のその女性俳優サマンサさんに連絡を取ると生まれてすぐ養子の斡旋業者によって別々に引き取られていった双子だったことが判明。2013年5月、26年ぶりの再会後、2人はこの物語の映画化のためクラウドファンディングで資金を調達し、サマンサさん自身が監督となって完成した作品です。それにしても、以前「冬の小鳥」(→コチラ)や「はちみつ色のユン」(→コチラ)といった映画に関して韓国の国際養子の問題を取り上げましたが、半世紀も前だけでなく、彼女たちのような若い世代でもふつうに(?)いるとは・・・。ネチズンの評価も高く、「温かく、感動的」なのはわかりますが、なぜ彼女たちは海外養子とならざるを得なかったのか・・・。あるいは、この幸福な偶然の陰に、映画にはなりそうもないかわいそうなドラマもきっとあるような・・・。韓国題は「트윈스터즈」。日本公開は未定のようです。
5位「雪行 雪道を歩く」は韓国のドラマ。雪の降る寒い冬、ジョンウ(キム・テフン)はアルコール中毒の治療のために修道女が運営する山中の療養院を訪れます。酒の誘惑と1人闘っていたジョンウは、そこの修道女マリア(パク・ソダム)との交流を通して回復の兆しを見せ始めます。しかしジョンウは療養院で出会った猟師のザックに入っていたお酒に目をつけ、彼と一緒に猟に出かけてしまいます。ところが豪雪の中で孤立してしまって・・・。原題は「설행_눈길을 걷다」です。
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