たまたま知人から声がかかって、吉祥寺シアターでの燐光群公演・「アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ」という演劇を観てきました。
内容をあえて簡単に言ってしまうと、ナチス政権時代~戦後の東ドイツを、女装を通して生きてきた実在の男性シャーロッテ・フォン・マールスドルフさんの物語、というか、彼からインタビュアーが話を聞く、という形式がミソで・・・。チラシによると、<事実をもとに組み上げたドキュメンタリー演劇>とのことです。→燐光群のサイト参照
体制が体制だから、倒錯的な嗜好や文化は差別されたり取締りの対象になったりするわけで、私ヌルボとしては、またしても、ふっと今の北朝鮮のことを思ったりもしました。何しろ、首都には障害者は住まわせない国だから・・・。
燐光群の芝居は、数年前「だるまさんがころんだ」というのを観たことがあります。地雷をテーマにした、とても見応えのある作品でした。(なぜか沖縄市文化観光課の)Kozawebというサイトでは「<イラク戦争の現実に拮抗する日本唯一の演劇表現>として高い評価を得ると同時に、各方面に圧倒的反響を呼び起こしました」と紹介しています。また<しのぶの演劇レビュー>というブログには詳しい内容が載っています。
劇団燐光群を主催する劇作家(にして日本劇作家協会会長)坂手洋二さんは、このような<ジャーナリスティクな視点>に基づいた作品で知られ、また外国でも彼の作品が上演されたりしています。
昨年6月に池袋で<第1回 日韓演劇フェスティバル>が開かれたのですが、その中で彼の作品も上演されました。
また韓国では昨年6~7月、ソウル大学路のアルコ小劇場で<坂手洋二フェスティバル>が開かれ、「屋根裏」と「だるまさんがころんだ」が上演されました。ちなみに、韓国語のタイトルは「屋根裏」は「다락방」とそのまんまですが、「だるまさんがころんだ」は「오뚜기가 자빠졌다」と直訳せず、内容も<韓国人の情緒に合わせて翻案>し、「무궁화 꽃이 피었습니다(ムクゲの花が咲きました)」というタイトルにして再誕生させた、ということでした。
→ 関連のブログ記事と、韓国サイトの記事があります。下の画像はそのフェスティバルのポスターです。

韓国も演劇文化の豊かな国で、私ヌルボも観劇の機会が2回(?)くらいありましたが、何せ言葉の壁を乗り越えないことには・・・ということをタダ痛感した次第でありました。
韓国の演劇情報を探索してみると、<日韓演劇交流センター>と、<よくわかる! おかやんの演劇講座>というサイトがみつかりました。
・・・うーむ、このネタは前書きにして、帰りに観てきた韓国映画「霜花店(サンファジョム)」について書くつもりだったのが、これだけでもう1000字ですねー。
他に久々に職安通りで仕入れてきた韓国本や雑誌について等々、10コ以上のネタ(기삿거리)がどかっっとたまりました。これをウレシイというべきかシンドイというべきか・・・。
内容をあえて簡単に言ってしまうと、ナチス政権時代~戦後の東ドイツを、女装を通して生きてきた実在の男性シャーロッテ・フォン・マールスドルフさんの物語、というか、彼からインタビュアーが話を聞く、という形式がミソで・・・。チラシによると、<事実をもとに組み上げたドキュメンタリー演劇>とのことです。→燐光群のサイト参照
体制が体制だから、倒錯的な嗜好や文化は差別されたり取締りの対象になったりするわけで、私ヌルボとしては、またしても、ふっと今の北朝鮮のことを思ったりもしました。何しろ、首都には障害者は住まわせない国だから・・・。
燐光群の芝居は、数年前「だるまさんがころんだ」というのを観たことがあります。地雷をテーマにした、とても見応えのある作品でした。(なぜか沖縄市文化観光課の)Kozawebというサイトでは「<イラク戦争の現実に拮抗する日本唯一の演劇表現>として高い評価を得ると同時に、各方面に圧倒的反響を呼び起こしました」と紹介しています。また<しのぶの演劇レビュー>というブログには詳しい内容が載っています。
劇団燐光群を主催する劇作家(にして日本劇作家協会会長)坂手洋二さんは、このような<ジャーナリスティクな視点>に基づいた作品で知られ、また外国でも彼の作品が上演されたりしています。
昨年6月に池袋で<第1回 日韓演劇フェスティバル>が開かれたのですが、その中で彼の作品も上演されました。
また韓国では昨年6~7月、ソウル大学路のアルコ小劇場で<坂手洋二フェスティバル>が開かれ、「屋根裏」と「だるまさんがころんだ」が上演されました。ちなみに、韓国語のタイトルは「屋根裏」は「다락방」とそのまんまですが、「だるまさんがころんだ」は「오뚜기가 자빠졌다」と直訳せず、内容も<韓国人の情緒に合わせて翻案>し、「무궁화 꽃이 피었습니다(ムクゲの花が咲きました)」というタイトルにして再誕生させた、ということでした。
→ 関連のブログ記事と、韓国サイトの記事があります。下の画像はそのフェスティバルのポスターです。

韓国も演劇文化の豊かな国で、私ヌルボも観劇の機会が2回(?)くらいありましたが、何せ言葉の壁を乗り越えないことには・・・ということをタダ痛感した次第でありました。
韓国の演劇情報を探索してみると、<日韓演劇交流センター>と、<よくわかる! おかやんの演劇講座>というサイトがみつかりました。
・・・うーむ、このネタは前書きにして、帰りに観てきた韓国映画「霜花店(サンファジョム)」について書くつもりだったのが、これだけでもう1000字ですねー。
他に久々に職安通りで仕入れてきた韓国本や雑誌について等々、10コ以上のネタ(기삿거리)がどかっっとたまりました。これをウレシイというべきかシンドイというべきか・・・。
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