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横浜・放送ライブラリーで見た韓国の人気バラエティ番組「無限挑戦(無限商社編)」

2014-10-03 23:50:34 | 韓国の文化・芸能・スポーツ関係の情報
 9月28日の記事(→コチラ)で書いたように、横浜の放送ライブラリーで10月13日まで<日韓中テレビ番組上映会>が行われています。
 私ヌルボ、9月28日に「無限に挑戦」を見てきました。その時のメモを列挙します。

 「無限挑戦(무한도전)」は、MBCで毎週土曜日午後18:30 - 19:50に放送されているバラエティ番組で、視聴率上位20にも常にランクインしている人気番組です。
 ※韓国ではムド(무도)と略称されているそうです。
 ※KNTV(→コチラ)でも放映しているので、日本のファンも多いと思います。コチラのタイトルは「無限挑戦」と「に」が入っていて、放送ライブラリーもそれに合わせたのかもしれません。

 バラエティ番組なので、内容はゲーム等いろいろ。→5月28日の記事で紹介したように、今年5~6月にはレギュラー6人の視聴者参加型リーダー選挙が大々的に行われたりもしました。

 したがって、1回分だけのこの<日韓中テレビ番組上映会>ではどういう回を選んだのかと思ったら、2013年4月27日放映の「無限商社編」でした。一応1話完結のドラマ仕立て。といっても、レギュラーたちが歌う場面もあり、ゲスト出演あり、もちろんお笑いネタもわんさか。
 しかしストーリーの基本設定はけっこう、いやそれ以上に深刻。呼ばれて社長室に行ったユ・ジュソク部長が命じられたのは、期待した昇進の話等ではなく、部内で誰か1人を整理解雇(정리해고)しろとのこと。つまりリストラです。
 で、その部下たち、つまりチョン・ジュナ課長、パク・ミョンス次長、チョン・ヒョンドン代理、そして平社員のノ・ヒョンチョルハ・ドンフン(ハハ)の中から誰を選ぶか、という苦渋の選択を迫られるのです。その話を聞いた5人はもちろん戦々兢々。それぞれに首を切られたら困るという事情を訴えます。(←俳優の名と役名が皆同じ。)
 たとえば、夜は夜で代理運転をして稼いでいるとか、双子が生まれたので大変だとか・・・。(このあたり、韓国社会の厳しい現実をモロ反映しているんだろうなー・・・。)

 実は、この回はMBCentertainment によって17に分割されてまるごとYouTubeにアップされています。
 その<#16>(→コチラ)で、チョン・ジュナ課長が机上に置かれていた社長名の解雇通告を見て茫然とする場面があります。(その前に、部長に声をかけられて昼飯に高価な寿司をたらふくおごってくれるのですが、部長自身そのことを言えなかったんですね。←やっぱり韓国でも寿司は御馳走。)

 ま、観客席からどっと笑いが起こるような場面もたくさんあるんですけどね。(実をいうと、笑いのツボは韓国と日本(orヌルボ個人?)との間にはちょっと違いがあるような・・・。)
 きっちり見てみようという向きは→<#01>からドーゾ。

 ゲストについて。<#6>から「人間型ロボットの試作品を作る」というプロジェクトに挑んだ5人、それぞれヘンテコなロボットを作り上げたのですが、<#9>ではその強度テストということで2人の女子バレー選手が登場。キム・スジヤン・ヒョンジン。どちらも国家代表のメンバーです。
 ※試作品は「시작품(試作品)」ではなく「시제품(試製品)」となっています。こちらがよく用いられているようです。厳密には「시작품」はまだ研究開発段階の物で、それに対し「시제품」は生産技術部署の担当で、製品化が近い、ちゃんとした図面等もある段階の物とのことです。

 そしてヌルボが見なおしたのは、久しぶりに見たチャン・ギハ。今知ったことですが、彼はこの番組とは縁が深いのですね。(委細省略。)

 <#4>の中で、下の画像のシーンが・・・。


 ユ・ジュソクが指さしながら「キミはあの<安物コーヒー(싸구려 커피)>を飲んでいた・・・」と言ってます。
 話の筋に合わせて「풍문으로 들었소(うわさで聞いてた)」を歌ってます。(この歌は映画「悪いやつら」(原題「犯罪との戦争」)のOST。)
 <チャン・ギハと顔たち>がその「싸구려 커피(安物コーヒー)」で注目されたのが2008年。その時のようなヒゲと眼鏡なしで登場すると、マジメそうな秀才に見えますね。
 そして最後の<#17>で彼は1人で「서른즈음에(30歳の頃に)」を情感たっぷりに歌っています。

 ※この歌はソン・シギョンもなかなかいい雰囲気で歌っています。(→コチラ。) ま、キム・グァンソクのオリジナルが名曲だから・・・。

 ・・・ということで、哀切な雰囲気の中でこの回の番組は終わります。

 9月28日は、この番組に続いて中国で昨年から大人気という「漢字英雄」。動画検索すると、この番組がたくさんヒットしますが、ヌルボが見たのは2013年7月11日の→コチラ
 漢字を、それも4字熟語なんかも聞いただけでその総画数を即答する驚くべき少年や、ネコ好きというか、自身ネコになりきってる(!)高1女子等々が登場してホントにオモシロイです。中国語がわからなくても、見ていればどんな問題かもわかるし(←漢字の熟語中のピンイン部分の漢字を答える)、もしかしたら正解できるのもあったりして・・・。

 この放送ライブラリーについては、このほかにも注目!という事柄があるのですが、それはまたいずれ。

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