昨年(2011年)9月韓国に行ったときに、宿でなんとなくTVのスポーツニュースを見ていると、あまりスポーツ選手らしくない女の子がゲストとして招かれていました。華奢な感じのカワイ子ちゃんで、名前は孫延在(ソン・ヨンジェ.손연재)という新体操選手。あ、韓国では新体操はふつうリズム体操(리둠체조.リドゥムチェジョ)というのですが・・・。
そのTV出演の直後の9月24日、孫延在選手はフランスのモンペリエで行われた2011年国際体操連盟で11位になり、上位15位までに与えられるロンドン五輪出場権を獲得しました。
この結果を受けて、「朝鮮日報」(日本語版)は「孫延在にCMオファー殺到」というニュースを伝えています。
しかし彼女の人気はこれに始まったことではなく、すでに11年5月には「キュートなルックスで「おじさん世代ファン」の絶大な支持を得ており、最近はCMでも注目されている。特に、「フィギュアの女王」キム・ヨナとエアコンでCM対決を繰り広げ話題を呼んだ」というような記事が「朝鮮日報」に載っていました。
日本の新聞では、2010年11月の時点で「朝日新聞」に紹介記事が載ったのが最初(にして唯一?)。もう「金妍児が「国民の妹」なら、こちらは「国民の姪(めい)」」という通称が書かれていますね。
【背後の字をみると、「体操の妖精ソン・ヨンジェ ファンミーティング」とあります。】
さて、「孫延在にCMオファー殺到」の記事からほどなく、10月10日の「中央日報」には「“新体操の妖精”ソン・ヨンジェ、広告業界ではすでにキム・ヨナ級」との記事が・・・。
人気が高まると、それに対する否定的言辞も飛び交うようになるのが韓国のネット社会。「人気に対して実績がともなっていない!」との声があがりますが、彼女は「(CM料が)練習資金として役立ちます」との答え・・・。
私ヌルボ、韓国でこれほど人気が出ているからには、日本でも近いうちに注目されるのでは、と推測していたのですが、今に至るまでそんな気配なし。
やっぱり、フィギュア・スケートと比べると新体操は日本での関心も今ひとつだし、もっと目を瞠るような成績をあげないとダメなんだろうな、と思いました。
数日前、横浜市立図書館で「朝鮮日報」のまとめ読みをしていたら、2月27日の記事で久々に彼女の名前を見つけました。
「26日、ロシアで開催された2012モスクワグランプリ新体操国際大会の個人種目別決勝フープ種目で、3位になった」というニュースです。
この大会レポートが日本体操協会の公式ブログにありました。
それによると、「旧ソ連を除けばアジア人初であろうグランプリでのメダル獲得を、韓国のソン・ヨンジェが果たした(3位)」という事実とともに、「彼女の演技は難度がハッキリとしており見やすい上に、彼女にしか出来ない表現力がある。俗に言うスター性を感じるのである。これは、採点競技・芸術競技である以上とても大切なことだと言える」と非常な高評価のコメントが添えられています。
ことのついでに、少しさかのぼって彼女関係の情報を探ってみると、もっと注目すべきネタがありました。
それは「ロンドン五輪のビューティー・アンバサダー11人に選ばれる」というもの。
ロンドン五輪の公式パートナーであるP&Gの世界的ヘアケア・ブランド「パンテーン」が、ロンドン五輪に出場する世界各国の女性アスリート約4800人から11人を選んで<ビューティー・アンバサダー>に任命した、というものですが、その中に彼女も選ばれたんですねー。
彼女の他に選ばれた選手は以下の通り。
新体操世界ランキング1位のエフゲニア・カナエワ(ロシア)、2008北京五輪で金メダルを獲得したバレーボールのブラジル代表ジャケリネ・カルバリョ、北京五輪自転車金メダリストのビクトリア・ペンドルトン(イギリス)、平泳ぎ200m世界記録保持者のアンナメイ・ピアース(カナダ)、北京五輪水泳で6個のメダルを獲得したナタリー・コーグリン(米国)、北京五輪400mメドレーリレー金メダリストのエミリー・シーボーン(オーストラリア)、昨年の世界選手権背泳ぎ50m銀メダリストの寺川綾(日本)、北京五輪飛び込み金メダリストの呉敏霞(中国)、北京五輪銅メダリストのパオラ・エスピノーザ(メキシコ)、テニス女子ダブルス世界ランキング1位のヒセラ・ドゥルコ(アルゼンチン)。
・・・こうして見てみると、いずれもすごい実績を残している選手ぞろい。その中で孫延在選手が選ばれたのは見た目のかわいさゆえであることは明らかです。
しかし、伸びる可能性十分の選手のようだし、もしかしたら7~8月のロンドン五輪の時期には日本での人気も高まっているかもしれません。
そのTV出演の直後の9月24日、孫延在選手はフランスのモンペリエで行われた2011年国際体操連盟で11位になり、上位15位までに与えられるロンドン五輪出場権を獲得しました。
この結果を受けて、「朝鮮日報」(日本語版)は「孫延在にCMオファー殺到」というニュースを伝えています。
しかし彼女の人気はこれに始まったことではなく、すでに11年5月には「キュートなルックスで「おじさん世代ファン」の絶大な支持を得ており、最近はCMでも注目されている。特に、「フィギュアの女王」キム・ヨナとエアコンでCM対決を繰り広げ話題を呼んだ」というような記事が「朝鮮日報」に載っていました。
日本の新聞では、2010年11月の時点で「朝日新聞」に紹介記事が載ったのが最初(にして唯一?)。もう「金妍児が「国民の妹」なら、こちらは「国民の姪(めい)」」という通称が書かれていますね。
【背後の字をみると、「体操の妖精ソン・ヨンジェ ファンミーティング」とあります。】
さて、「孫延在にCMオファー殺到」の記事からほどなく、10月10日の「中央日報」には「“新体操の妖精”ソン・ヨンジェ、広告業界ではすでにキム・ヨナ級」との記事が・・・。
人気が高まると、それに対する否定的言辞も飛び交うようになるのが韓国のネット社会。「人気に対して実績がともなっていない!」との声があがりますが、彼女は「(CM料が)練習資金として役立ちます」との答え・・・。
私ヌルボ、韓国でこれほど人気が出ているからには、日本でも近いうちに注目されるのでは、と推測していたのですが、今に至るまでそんな気配なし。
やっぱり、フィギュア・スケートと比べると新体操は日本での関心も今ひとつだし、もっと目を瞠るような成績をあげないとダメなんだろうな、と思いました。
数日前、横浜市立図書館で「朝鮮日報」のまとめ読みをしていたら、2月27日の記事で久々に彼女の名前を見つけました。
「26日、ロシアで開催された2012モスクワグランプリ新体操国際大会の個人種目別決勝フープ種目で、3位になった」というニュースです。
この大会レポートが日本体操協会の公式ブログにありました。
それによると、「旧ソ連を除けばアジア人初であろうグランプリでのメダル獲得を、韓国のソン・ヨンジェが果たした(3位)」という事実とともに、「彼女の演技は難度がハッキリとしており見やすい上に、彼女にしか出来ない表現力がある。俗に言うスター性を感じるのである。これは、採点競技・芸術競技である以上とても大切なことだと言える」と非常な高評価のコメントが添えられています。
ことのついでに、少しさかのぼって彼女関係の情報を探ってみると、もっと注目すべきネタがありました。
それは「ロンドン五輪のビューティー・アンバサダー11人に選ばれる」というもの。
ロンドン五輪の公式パートナーであるP&Gの世界的ヘアケア・ブランド「パンテーン」が、ロンドン五輪に出場する世界各国の女性アスリート約4800人から11人を選んで<ビューティー・アンバサダー>に任命した、というものですが、その中に彼女も選ばれたんですねー。
彼女の他に選ばれた選手は以下の通り。
新体操世界ランキング1位のエフゲニア・カナエワ(ロシア)、2008北京五輪で金メダルを獲得したバレーボールのブラジル代表ジャケリネ・カルバリョ、北京五輪自転車金メダリストのビクトリア・ペンドルトン(イギリス)、平泳ぎ200m世界記録保持者のアンナメイ・ピアース(カナダ)、北京五輪水泳で6個のメダルを獲得したナタリー・コーグリン(米国)、北京五輪400mメドレーリレー金メダリストのエミリー・シーボーン(オーストラリア)、昨年の世界選手権背泳ぎ50m銀メダリストの寺川綾(日本)、北京五輪飛び込み金メダリストの呉敏霞(中国)、北京五輪銅メダリストのパオラ・エスピノーザ(メキシコ)、テニス女子ダブルス世界ランキング1位のヒセラ・ドゥルコ(アルゼンチン)。
・・・こうして見てみると、いずれもすごい実績を残している選手ぞろい。その中で孫延在選手が選ばれたのは見た目のかわいさゆえであることは明らかです。
しかし、伸びる可能性十分の選手のようだし、もしかしたら7~8月のロンドン五輪の時期には日本での人気も高まっているかもしれません。
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