今日は、多治井教室がないので、3ヶ月無料講習会用の名古屋帯の結び方を3人の講師で検討しました。
他の着付学院の3ヶ月コースの帯結びは、改良枕を使用した名古屋帯や袋帯の結び方が多く、現在、多治井教室の生徒さんや木曜教室の生徒さんも以前、京都きもの学院他いろいろな着物学院に通われた経験がある方達ですが、やはり改良枕使用していたそうです。
でも、今は使い方もまったく忘れたそうです。改良枕は初めての人が比較的簡単に帯結びが出来るように考えられたものですが、簡単に覚えたものは続けないと 「簡単に忘れます。」
3ヶ月コースなら、改良枕が良いのかも知れませんが無料講習会なので
●改良枕ではなくコクヨの大型クリップを使った「簡単帯結び」か
●従来の手結びを仮紐の本数を増やして簡単にして教えるのか
検討した結果、今回の3ヶ月無料講習会は、従来の手結びを「簡単に結び易く」考えたやり方で行う事にしました。
いつもと違う方法で行うので、他の教室の皆さんにも来て頂き一緒に勉強する事にしました。
終わってから、5月2日の「出前きつけ」依頼の留袖の着付練習をこないました。
今回の着付は、装道の美容ランジェリーと美容衿・替え袖を利用して長襦袢を着ないで留袖を着せます。
日頃、自分ではランジェリーを使用し、長襦袢を着ないで着物を着る事の方が多いのですが、着せに行く時は、ほとんどが長襦袢を着られますので、少し勝手が違います。
冬は長襦袢を着ると温かいのですが、汗ばむ時や夏場の結婚式は1枚でも少ない方がとても楽です。
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