真理とは何か?

こんにちは。デンマンですよ。
ずいぶんと、かたっくるしいタイトルを書きましたが、
内容はそれほど堅いものではありませんよ。

絶対の真理というものはあるのだろうか?
おそらくないでしょう。
真理というのは、ある現象を最もよく、つまり、誰もがより容易に納得の行くように説明できる仮説だ、と僕は信じています。
要するに絶対というものはないでしょう。
時代と共に新しい仮説が出て、それが、これまでの真理と思われていた仮説よりも、よりうまくその現象を説明できるならば、新しい仮説が真理として受け入れられることになります。
しかし、その認められた仮説でさえも、さらにその時代が過ぎると、新しい仮説が現れて、もっとよく、もっと広範囲の現象をより簡単に説明することができるかもしれません。
ニュートンの法則がアインシュタインの相対性理論によって修正されたのはこのよい例です。
そうなると、絶対の真理というものはないことになります。
科学技術の進歩に伴って新しい仮説が時代と共に現れてきます。
アインシュタインは特殊相対性理論を発表してから、さらに一般相対性理論を一応完成しました。
しかしアインシュタインでさえ、一般相対性理論が絶対だとは考えていませんでした。

彼はさらに重力と電磁力が同じものではないかと考え、これを証明するために「統一場の理論」を構想しました。
現在では、この2つの「力」の他にさらにもう2つの「力」(原子核と電子を結びつけている弱い力と原子核を結びつけている強い力)を含めた「統一場の理論」が構築されつつあります。
要するに、宇宙の現象をもっとよく説明できる仮説があるはずだということで理論物理学者がしのぎを削っているわけです。
最近話題になっていることでは、光より速く走るものがあるか?ということがあります。
アインシュタインによれば、光よりも速く走るものは「絶対にない」のです。
しかし、これも絶対ではないとイギリスのスティーブン・ホーキング博士が新しい宇宙論を展開しています。
光さえも抜け出せないはずのブラックホールから電磁波が出ているということでホーキング博士は相対性理論に不確定性原理を持ち込んだのです。
そうすることによって、一時的に光の速度を超えることは可能であると主張しています。
このように、絶対と信じられていた真理が新しい仮説によって覆されたり修正されたりしたことは、歴史を振り返ってみると、しばしば目にすることができます。
例えば、天動説と地動説は最もよい例です。
天動説はずいぶん長いこと「真理」として受け入れられていました。
もちろん、地動説を唱える人はかなり居ました。
古代ギリシャにも居たのです。

あまりに早く生まれすぎた
アリスタルコス(紀元前310?~前230?)

古代ギリシャで展開された宇宙に関する議論の中で、最も驚くべきものは、アリスタルコスによって唱えられた地動説でしょう。
このサモス生まれのアリスタルコスの地動説は後にアルキメデスによって紹介されています。
アリスタルコスは、三角測量の技法に基づいて、
地球から太陽までの距離が月までの距離の19倍になることをつきとめたのです。
(実際には、2つの距離の比は400なのですが、この差は結論を導くまでの障害にはなりませんでした。)
これほど離れているにもかかわらず、地球上から太陽と月がほぼ同じ大きさに見えるのは、太陽が月の19倍の直径を持ち、
大きさ・質量ともに地球などとは比べ物にならないほど大きいからだ、とアリスタルコスは考えたのです。
「そんな大きなものが、地球のように小さなものの周りを回るということがありうるだろうか?」
三角測量の技法に基づいて、地球から太陽までの距離を割り出すほど頭のよい人でしたから、当然そのような新たな疑問が頭をもたげます。
確かに、巨大な太陽が小さな地球の回りをまわるのは不自然です。
アリスタルコスも、むしろ地球の方が太陽の周囲を回っているはずだと考えたのです。
これが彼の地動説です。
アリスタルコスはさらに、地球が大きな円を描いて運動しているのに、恒星の見かけの明るさや方位に季節ごとの変化が見られないことに疑問を抱きました。
結論として、アリスタルコスは、これらの星が、人々が想像しているよりも遥か遠くにあるからだと考えたのです。
しかし彼のこのような考えは、当時あまりにも奇抜だと考えられたようです。
彼の上のような説明を聞けば、現在の我われには、よーく納得が行くのですが、
当時の人はそのような科学的な知識を持っていません。
アルキメデスといえども、アリスタルコスの考えを荒唐無稽として斥けてしまったのです。
しかし、上のエピソードからも分かるように、精密な観測機器を持たない時代にあっても、人間の知性は物事の本質に迫ることができたのです。

<fontg size=5 color=blue>地動説が認められるまで、なぜ1700年以上かかったのか?
地球が丸いことも、どうやら地球が太陽の周りを回っていることも、古代ギリシャ人の中には知っている人も居たわけです。
しかし、これほど長い間天動説が真理として通用していたのは、キリスト教が地動説を認めようとしなかったことが大きく影響していました。
地動説を改めて見出したコペルニクス、ガリレイ、ケプラーは、いずれも熱心なクリスチャンでした。
しかし、キリスト教団の組織を動かしていたローマ法王や彼を取り巻く人たちが、地動説を異端視したのです。
「神は、あなた方が言うように地球が回っているというような宇宙を、お造りにはならなかったのだ!」
と言うわけです。
中世にあっては特に宗教が、そして現代にあっては政治が、科学技術の発展に大きな影響を与えています。
最近の例では、冷戦時代の月ロケット開発競争が上げられます。
冷戦がなかったら、人間はまだ月に足跡を残していなかったでしょう。
歴史の中の真理とは?

歴史の中の真理も、原則として科学の中の真理と全く同じものだと考えられます。
つまり、絶対の真理というものはありません。
日本には『古事記』と『日本書紀』という歴史書が存在しています。
古代史を研究する者にとって、この両書は聖書のようなものです。
いわば、『日本古代史』教の『聖書』です。
キリスト教団の幹部たちが、地動説を異端視したことは上に述べました。
「神は、あなたが言うように地球が回っているというような宇宙を、
お造りにはならなかったのだ!」とガリレオに向かってしかりつけたのでした。
『古事記』と『日本書紀』も、いわば、このような宗教的と呼ぶに等しい「思想」に基づいて書かれた書物です。
『古事記』には『日本創世記』と呼ぶにふさわしい記事が見えます。
つまり、イザナミ・イザナギの『国生み神話』です。
これこそ、ピタゴラスが聞いたなら荒唐無稽と言って笑い出すでしょう。
もちろん、皇国史観が全盛だった太平洋戦争中も、
この『国生み神話』を本当のことだと考えた人は居なかったでしょう。
それでは、なぜ『国生み神話』を作らねばならなかったのでしょう?
なぜ、伝承の昔話から取り上げねばならなかったのか?
それはごく簡単な理由です。
他の国の神話が多くそうであるように、
日本という国は独自に出来上がったんだということを言いたいがためです。
『古事記』が成立したのが712年、『日本書紀』が完成したのは720年です。
この辺の事情については、次のページで詳しく説明しています。
■ 『日本で一番古い書は?』
実はこの両書が成立するまでの100余年という期間は、次に示す簡単な年表に見るように激動の時代でした。

○ 592年 蘇我馬子、崇峻天皇を暗殺する。
○ 645年 中大兄皇子(天智天皇)、中臣鎌足(藤原鎌足)と共に蘇我入鹿を討つ。
蘇我氏(本宗家)滅びる
詳しいことは次のリンクをクリックして読んでください。
■ 『藤原鎌足は、どのように六韜を実践したのか?』
○ 663年 白村江の戦い
百済滅びる。
百済の貴族・官僚などが大挙して日本へ亡命する。
この人たちは政府の役職に付く。
中には現在の大臣に当たる役職に付く者まで出てくる。
○ 671年 天智天皇、大海人皇子(天武天皇)に暗殺される。
詳しいことは次のリンクをクリックして読んでください。
■ 『天智天皇は暗殺された』
○ 672年 壬申の乱
天武天皇実権を握る。
この政権交代で注意する必要があるのは、
藤原氏がこの政変で滅びていないということです。
むしろ、ますます栄えてゆくことに注目する必要があります。
○ 686年 大津皇子、持統天皇に殺される。
上の一連の事件に関わりを持ち、結局実権を握ったのは誰か?という事を考えれば、ごく自然にいろいろな疑問が解決します。
もちろんそれは藤原氏に他なりません。
『古事記』と『日本書紀』は藤原氏が
政権担当の正当性を主張するために書いた史書
「でも、学校ではそんなふうに教わらなかったけれど。。。」
そんな呟きが聞こえてきそうです。
少し長くなりましたので、詳しいことは次の次のリンクをクリックして読んでみてください。
■ 『真理とは何か? その2』
【後記】
この記事は2003年9月24日に『新しい古代日本史』サイトで書いたものです。
■ 『真理とは何か (その1)』
もう4年前になります。
なぜまた書くの?
リンク先のページが削除されたり、リンク先のURLが変わっていたりしてリンクが死んでいるのですよ。
そう言う訳で記事を更新しながらリンク先のURLを新しいものに変えています。
仕事が立て込んで記事を書く時間が無い時には、
古い記事を見直しながら、こうしてデッドリンクを調べて新しリンクに変えています。
今日も、仕事がたくさんあって十分な時間がとれず、古い記事を取り出してきたと言う訳です。
とにかく、ここまで読んでくれてありがとうございました。
ついでだから、他の記事も読んでくださいね。
では。。。

ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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こうなると、ちょっと最悪ですよね。
もちろん、あなたにはこのような経験はありませんよね?
うしししし。。。
実は、この漫画を見て、いろいろと面白いことを書いた人たちが居ます。
あなたはどんな事を言いたいですか?
他の人が書いたコメントを読みたいと思いませんか?
次のリンクをクリックしてくださいね。
■ 『こういうのって、どう?面白いでしょう?何か一言いってよ』
■ 『日本は軍国主義への道を歩んでいるのでしょうか?』
■ 『2ちゃんねるは世界のネットのために貢献できるか?』

■ 『日本のネットではありませんよ! 世界のネットです!』
■ 『日本の皇室はどうあるべきでしょうか?』
■ 『一体、日本は良くなるの?』
■ 『どうして、こうも犯罪が増えている?警察はホントに駄目になったの?』


■ 『ウンコマン と DEMPA55』
■ 『日本のネットで迷惑を振りまいているウツケ者たち』
■ 『国際化・グローバル化とはあなたにとってどのようなものですか?』
■ 『日本 ☆ 日本人 ☆ 日本社会 ☆ 比較文化論』
■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

おほほほほ。。。。
また現れて、くどいようで
ござ~♪~ますけれど。。。
ネットにも愚かな人がたくさん居ますわよね。
パンツにコカイン君は、相変わらず
下らないコメントを書いていますわ。
えっけん君と太田将宏老人は
ムカついたままコメントを書いてしまいます。
みっともないコメントになるだけです。
ええっ?そんなことより、
もっと面白い話がないのかって。。。?
デンマンさんが書いた上のお話だけでは
物足りないのでござ~♪~ますかぁ
だったらね、メチャ面白いお話を
あなたにおせ~♪~てあげますわよ。
ちょっとこれ見てよ。

どう?この写真を見て何か言いたいことない?
ちょっと見るとかっこいいように見えるけれど、
なんとなく萌え萌えではないような。。。
あなたは、どう思いますか?
この写真を見てね、いろいろな人が
面白いことを書いているのよ。
あなたも覗いてみない?
次のリンクをクリックして読んでみて頂戴ね。
■ 『どうよ、これ? 可笑しいでしょう?
あなたも何か一言書いてね』
あなたもきっと笑ってしまいますわよ。
これだったら、絶対に読みたくなるでしょう?
読んでね?
ダメよ!生返事してこの場を誤魔化そうとしちゃああ、
絶対に読んでねぇ~~?
お願い。頼むわよねぇ~。
うふふふふ。。。
上のリンクをクリックして読んでね。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
ああああ~~~
初恋の人と会いたいわああああ~~!

松島 五大堂
