獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

それぞれの得意不得意それぞれのヘルパーさん

2019-01-16 22:26:23 | 網膜色素変性症と私
あ毎日職場以外の人としゃべるってことは大事だね。独身中年にとって家にかえってだれともしゃべらず過ごすのはなにかさびしい。気分がめいることもある。 その点、私の家には毎日人が来てくれる。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。毎日家事援助や同行援護でいれかわりたちかわりヘルパーさんが来てくれる。ほんと孤独な独身中年男性にとってはありがたい。

 男性女性、おじさん、おばさん、おにいさんなど年齢は幅広い。そういえば若い女性は私のの家には家事援助などははいらないね。ソレハヘルパー時事業所の配慮なのかな。 たたくさんのヘルパーさんがいるけど、当然個性もばらばらだし、得意不得意もある。性格上あわないなという人もいる。特に、上から目線で支持をだしてくるようなヘルパーさんは苦手。あとはこちらが支持をだすと、わかってますという返事のヘルパーさんも苦手。ヘルパーさんと接する中で私も人間的に成長したと思う。

 こちらもヘルパーさんに配慮するようになった。このヘルパーさんは、パソコン操作やスマホ操作は苦手だから、スマホでチケットの申し込みや、グーグルマップ遠征先のルートを開設してもらうのはやめておこう。でお掃除や、買い物はとってもスピードがあって丁寧なので、この人にはお掃除、買い物をメインにお願いしよう。

 時間にルーズなヘルパーさんは、意外とスマホに強いのでスマホ操作はこのヘルパーさん。グーグルマップやや乗り換え調査は、鉄道オタクのこのヘルパーさん。というふうに、そのヘルパーさんの得意なところでお願いするようになった。
 老眼で文字が見えない人に、レシート読み上げをしてもらうのはわるいけど、いろんな生活の知恵はしっているオバアサンヘルパー。

 そういったところを把握しないとね。

 一度お願いしたことは、忘れてほしくないけど、ほとんどのヘルパーさんは忘れてしまう。たとえば、私のトイレは外ぶたは必ずあげること浴室を掃除したら、換気扇をまわしてドアはあけっぱなしにしておくこと、ラップはきっちん横の棚にあることなど、一度言ったことは、おぼえてくれているはずとの私の思い込み。
だけど、ヘルパーさんはだいたい20世帯のおうちで家事援助などをしているとのこと。そのすべての家のラップの置き場所、トイレの外ぶたなどおぼえてられないね。
 しかたないけど、ただ、ほんとに優秀なヘルパーさんは、そのおうちのメモをとっていて、ヘルパーに入る前にそのメモを読み直して家事援助や同行援護にはいっている。こんなヘルパーさんはスーパーヘルパーさんだね。なかなかおめにかかれないけどね。
 ヘルパーさんのことを言う前に、私ははたして扱いやすい、サービスにはいりやすい障害者なのかも考えないとね。私はちょっと、やさしさというか、人の気持ちを察して、やさしい一言をかけるのができないので、そこを気を付けないとね。伝えたいことは口にださないと伝わらないんだよ。たたしかスマイレージの前田憂佳が舞台で言っていたなぁ。
コメント
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