獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

音声ガイドつき部隊 ピッコロ劇団「夢をみせてよ」 @兵庫県立芸術文化センター 中ホール 11時開演 に行った。

2020-02-29 23:38:08 | コンサート舞台
虹の橋

今日はうるう年のうるう日、2月29日。新型コロナウィルスの拡大防止のため、ハロプロのライブハウスツアーは今日から中止。3月中旬グライまでハロプロのライブは中止のよう。こんなときこそ、ハロプロメンバーにはしっかり休息をとってほしいね。土日にやすめるなんてほんとまれなことだと思うのハロプロメンバーにとって。

といううことで、今日はハロプロ現場がないので、ハロプロではないお芝居を見に行った。ピッコロ劇団の「夢をみせてよ」というお芝居。西宮北口の兵庫県立芸術文化センター、阪急中ホールで昨日からおこなわれている部隊。音声ガイドがつくというので行ってみた。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。障碍者割引で4000円、この料金でガイドヘルパーさん1人も無料なので、一緒にいく。

11時開演、会場は10時30分だけど、視覚障害者は混雑入場をさけるため、15分はやく、10時15分から入場開始。その前に、パンフレットとFMラジオを受け取とって、お金もはらう。今日は11時開演と17時開演の2公演。どちらも音声ガイドがつく。11時公演は視覚障害者10人程度の感激、ほんとは15人ぐらいだったけどコロナのためキャンセルとのこと。
入口の手前にピッコロ劇団にはめずらしく、芸能人からのお花がたくさん。マギーシンジ、KABAちゃん、モモコのオーソレミーヨ、なんでかなとおもったら、客演でダウンタウンはまだのヨメ、小川ナツミが出演しているため。たしかハマオカモト、オカモトズのお母さんかな?そうだと知って入れば、Juice=Juiceのエース、ハロプロの至宝宮本佳林の写真集とひとそれのCDを包装紙につつんでオガワナツミにプレゼントしたのにな。

入場開開始して、トイレにいく、ここの多目的トイレの開閉ボタンはひとつしかないタッチ式、開くも閉じるも兼用のタッチボタン。これはほんとやだね。

トイレから出て、アルコール消毒液スプレーがおいてあったので、両手につけてこする、しっかりしとかないとね。その後ロビーでステージの大まかな形を描いうきでた紙をお貸ししますといわれたけど、その時はもらわず、だってウィルスがつくかもしれないからね。でもその後うやっぱりさわってみた私。

10時30分に客席会場、開演が11時からで、40分間第一幕、その後20分の休憩、そして60分の第二幕。合計2時間のお芝居、その後10分程度、視覚障害者の希望者だけのこって、舞台監督と演出補、音声ガイド担当の人からすこしお話を聞く。

デスペア的ピッコロ劇団の夢を見せてよのポイント

1、音声ガイド

11時開演前に、10時40分ごろから、FMラジオから音声ガイドが聞こえる。客席の一番うしろの音響ブースのさらにうしろのガラスばりの部屋から生で音声ガイドをつけてくれている。今回はピッコロ劇団の劇団員のぶーちゃんという男性。落ち着いた声でゆっくり口調でとてもききやすかった。

11時から始まる前に、舞台のステージセットの説明、シンシアという介助犬の銅像がセンターにあって、階段があって、奥のほうに細い道があってとか説明してくれてイメージがわいた。シンシアはの銅像は客席におしりをむけておかれてあることもちゃんと説明。

その後、役者21人の声を録音したものを聞かせてくれて、その役柄のすこしの説明。ただ役者の数がおおくて、なかなかききわけられないね。役名と声と役柄がいまいち把握できなかった。もっと事前にパンフレットを読み込んでおけばよかったかな。

今回の演劇は、ピッコロ劇団の劇団員のほかに、客演が10人ぐらいでていて、人数がおおいね。視覚障害者はなかなか把握できなかった。もうすこし、人数をしぼって、主人公もしぼって展開したほうがいいかな。

音声ガイドは、途中男性が上着をぬいだとき、上半身裸で、まるで相撲取りのような体系ですとか、説明してくれておもしろかった。あとオガワナツミ演じる動物の声gが聞こえる先生はからし色の修道女みたいなという説明もイメージがよくわいた。
最後の、歌の場面では、役者が全員出演するのだkども、それは役柄ではなく
希望の光のように、歌っているという解説もとってもよかった。

2、ストーリー

ストーリーはいまいちだった。ペットを飼ったことのある人なら教官したかもしれないけど、ペットを飼ったことのない私はあまり教官できなかった。

はじめとおわりに、同じ歌をうたって、ああそういうことなのかというすっきり感はあって、すこし感動したけど。
歌は、そのはじめとおわりの2度だけ、もっと歌がおおいのかなとおもっていたら少なかった。ミュージカルとおもっていたけどそうじゃなかったのね。
すこしミステリー、謎解き、人探しの要素もたけど、いまいちだった。ハロプロの演劇女子部のリリウムやタイムリピートのほうが何倍もストーリー的にはおもしろいね。

原因はやっぱり役者がおおすぎるかな?

3、終焉後の舞台開設
終焉後何組かの視覚障害者がのこって、、舞台監督さん、演出補、音声ガイドの人からおはなしをきく。

今回は、音楽はすくなめ、なぜなら、それは演出意図があって、いろいろなな人がでてきて展開がはやいこと、あと音楽をつかってしまうと、音楽の力は大きくて、その音楽に感情が左右されてしまう。

部隊セットも抽象的なセットで、それは場面転換がはやいからとのこと。

なぜ、シンシアの銅像は客席にうしろをむけているかというと、このお芝居自体がシンシアの目線から見たお話とのこと。

このシンシアの銅像は発泡スチロールでつくっていて、ほとんど実物とおおなじ。JR宝塚駅の改札をでたところにあるシンシアの銅像とほとんど同じとのこと。

私もいくつか質問して、最後に、ステージのシンシアの銅像にさわってみたいとお願いしてみる。以前、音声ガイドつきのお芝居を見に行って、そこで重要な小道具だった黒井椅子にすわりたいとお願いしてことわられた私。今回もことわられるかなとおもったら、いいですよとのこと。
ステージの下からさわった。ステージの高さは80センチぐらい。ステージのすぐへりにシンシアのシッポがこっちにあった。さわってみて、発泡スチロールだけど、ひ表面はは難く塗料がぬってあって、プラスチックみたいだった。


シッポは意外と太くて、とらやのようかんぐらいの太さがあった。

部隊解説もおわって、13時30分。会場を出て西宮北口駅の連絡通路をわたる。途中、グラッチェガーデンというすかいらーくグループイタリアンレストランがあったので、そこにたちよっておそめの昼食。

おそめだったけど、満席で10分ぐらいまった。女子高校生の6人ぐらいのグループが大きな声でしゃべっていた。はしもんみたいなよくとおる大きな声の女子高生たち。青春だね。

私は、昭和のナポリタンとベーコンとポテトのピザ、蒸し鶏のサラダ、ドリンクバーを注文。ナポリタンの量ががおおくてびっくり。これはガイドヘルパーさんとシェアすべきだったな。

ドリンクバーは爽健美茶があり、あと山ブドウのコーラというのもあった、紅茶のは紅茶ぽっとにティーバッグをいれるタイプでよかった。

その後、阪急西宮北口駅から今津線で、阪急宝塚駅にいき、そこから連絡通路で、雨にぬれずJR宝塚駅の改札へ。

そこにちゃんとシンシアの銅像があった。券売機のすぐとなりだった。写真をとる私。もちろんシンシアのおしりからとる。シッポも実際にさわってみる。こっちのほうがすこしだけほそかった。

ピッコロ劇団のシンシアをさわって、JR宝塚駅のシンシアにもさわれた。視覚障害者ならではの体験ができた。シンシアと私の2ショットはツイッター。@despairrphope でツイートしてるのでぜひみてみてね。

その後は、心斎橋にいって、心斎橋駅から地下街をとおって四ツ橋駅までの点字ブロックルート調査をした。つながっていて便利だね。これからオリックス劇場でおこなわれるハロコンには、四ツ橋駅でおりなくても、心斎橋駅でおりてあるいていってもいいね。途中の地下街にスタバとかもあって便利だね。

ピッコロ劇団のお芝居は明日日曜日もやっているようなので、ぜひみなさんシンシアを見に行ってね。



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