獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

オペラをはじめて聞いた。日本センチュリー定期演奏会250回 シンフォニーホール

2020-11-12 23:59:57 | 網膜色素変性症と私
寝息

人間ドックのあと、梅田に行って、そこからは、いつも点字ブロックのルートをグーグルマップから読み取ってくれるボランティアさんに手引きされて、大阪福島のシンフォニーホールへ。このホールは視覚障害者ではひとりではなかなかいけない場所。大阪駅からも福島駅からも距離がある。それに点字ブロックがない。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障碍者の私。こういった生きにくい場所へはタクシーか手引きが必要だね。

ホールの近くの上等カレーで、カツチーズカレー1100円を食べる。昼も人間ドックおわってとんかつをたべて、lまたとんかつ。おいしいね。とろけるチーズがとんかつの上にのっていてさらにおいしい。カロリーは高いけどね。

腹ごしらえをして、シンフォニーホールへ。日本センチュリーという楽団の定期演奏会250回目の記念公園。

記念公園ということで、今日は、オーケストラだけでなく、合唱団、そしてオペラ歌手も登場。ベートベンの歌劇「フィデリオ」を披露。

いつもの、オーケストラだけのときとはちがって、人間の歌声が聞こえる。しかもマイクなしの地声で、あれだけホールを響かせるのだからすごいね。オペラは声楽。たしか、Juice=Juiceのボイストレーナーのスガイ先生も声楽家でをへてボイストレーナー。JJの迫力のある歌声は声楽しこみななのね。

2時間30分ほどの長いオペラ。途中20分の休憩をはさんで、終演は21時45分。序盤はちょっとウトウトしたけど、後半、合唱団もでてきたぐらいから目がさめる。

特に印象的だったのは、オペラ歌手が、眠るシーンをうたうとき、ほんとうに、グースカグーという寝息をたてながら寝る。

この寝息もすっごくよく通る声。いびきではなく、深い深呼吸のような、寝息。フゥーーハァーーーという深い寝息。この寝息まで、よく聞こえるのだからすごいね。

それと、女性ソプラノ歌手のあの高い歌声ね、まるで人間の声とはおもえないような。天からふりそそぐ、あるいは、天をきりさくような甲高い声。ポップス歌手からいうと、あの声の出し方はおそらくウラ声。そのウラ声であんなに声量がでるんだからすごいね。

Juice=Juiceの歌姫、高木紗友希のネバーネバーサレンダーの公判のあのサイレンのような歌声フェイクと、今日のソプラノををきそわしてみたいな。

音楽はいいね。

ps
オペラの歌詞はすべてドイツ語、そのため、ステージの左右のかべに、日本語訳がうつしだされる。スクリプターっていうのかな?この歌詞をみながら、目の見える人はたのしむ。
残念ながら音声ガイドはなかったので、私はその日本語訳聞けず、ただ事前にあらすじをボランティアさんに読み上げてもらっていたのでよかった。

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人間ドックにいって胃カメラをやった。

2020-11-12 17:54:03 | 網膜色素変性症と私
全集中の呼吸

年に一度の人間どっく。会社を休んで朝から千里中央へ。

千里中央といえば、2年ぐらい前まっでは、セルシー広場があって、ハロプロもよくここでcdリリースイベントやっていたな。なつかしい。セルシーがなくなって、すっかり来ることがなくなった千里中央。年に一度の健康診断人間ドックだけになってしまったな
はやくまたセルシーみたいなイベントスペースつくってほしいな。

久しぶりの千里中央なので、北と南をまちがえた。千里中央の駅ビルは、南北にほそながい。北はヤマダ電機があり、南にはモノレールがある。私いく人間ドックセンターはモノレールの近く。だけど、ヤマダ電機のほうにずっとあるいていっていた。あtmの音、呼び出し番号の音声がいこえて、あれ?こおは郵便局だ。ヤマダ電機のほうにきている。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。点字ブロックも南と北でほぼ同じなので、音でしか区別がつかなかった。

時間に余裕があったので、なんとか向きをかえて南へ。無事、遅刻せず人間ドックセンターに到着。

事前に視覚障害者であることを予約の時に伝えていたので、スムーうに手引きしてもらった。

ただ、たくさんある健診項目
その順番がわからない。どうやら空いている検査項目から受けていくよう。これだといつが胃カメラなのかわからない。

多分胃カメラは最後のほうだとおもっていたら、血液を採血したあとすぐに、2ばんめに胃カメラだった。腕に止血バンドをまいたまま、胃カメラ。

簡単な問診を受けて、すぐに胃カメラの下準備。小さい小さい紙コップに入った液体をのむ、胃のなかをきれいにする液体とのこと。

その次が、のどスプレー。ただののどスプレーではんくて、麻酔スプレー。のどちんこめがけて看護師さんが噴射。そしてのみこむ私。これを2回繰り返す。

2回目直後、嗚咽がとまらない。のどが麻痺しているのに、いやそのせいで、オエオエと何度も何度も嘔吐する。嘔吐といってもいのなかにはなにもないので、唾液がたくさんでる。

あわてて、看護師さんがティッシュをさらに私の右手につかませる。それどころじゃない私。オエオエがとまらない私。息ができないような錯覚まででてきたので、これは今日は無理かな。

でも、今日は無理そうなのでやめますとも言えない。なぜなら、オエオエがとまらないから。そして、のどが麻痺してうまく言葉が出ない。

数分間まつ。オエオエしながらまつ。あきれたように女の胃カメラ医者が、無理そうでしたら、来年は別のほうにしてくださいね。バリウムにしてくださいねという意味。

それどころじゃないんです。オエオエがとまらないんです。唾液が止まらないんです。

でも、不思議なことに、オエオエがとまって、なんとか言葉がでるようになったら、もうやめますという前に、気づいた。オエオエがおさまった。よしこれならいける。

ベッドに横たわり、マウスピースを噛む。このマウスピースが硬い、ただのプラスチック
これがやわらかいモニュモニュしたゴムみたいなものだったら噛みごたえがあるのにな。

マウスピースの穴から、胃カメラの管が入る。入ったことはっ気づかないほどのどの麻酔がきいている。その後もオエオエの波が2度ほどきたけど、なんとか5分間の胃カメラ終了。

久しぶりにつらかったな。ハイテンションのかりんでも、この胃カメラをうけたら、その直後、ローテンションになって、どよーんとするだろうな。胃カメラおわって数分間は、ちょっと体がブルブルとすこし震えるもんね。

いやまてよ、かりんなら、鬼滅の刃ファンの佳林なら、きっと全集中の呼吸で、自分のオエオエ反射をおさえこめるだろうな。まだ、私は鬼滅の映画を1回しかみてないので、鍛錬がたりないな。


全部おわって、昼ごはんにエビフライとんかつ定食をたべて、しばらくして、人間ドックの結果を聞く。去年高かったコレステロールや尿酸値も低くなっていてよかった。ただたいじゅうがやはり3キロ増えて、ウエストも数センチ増えていた。ダイエットしなくちゃ。

あと、リウマチの値がすこし高い、腎臓のいしができつつある、それと肺にすこし影があるとのこと。

肺の影は、かぜや肺炎が治ったあとだとおもう。これが大きくなれば危険だけどその兆候はない。腎臓のいしも、ひだりわきばら、左背中がいたくなったら、いしがでてきているかもしれない、あと、朝起きて、てがにぎりずらくなたらリウマチなので、きをつけてくださいねとのこと。

たくさん水を飲んで、規則正しい生活そして適度な運動と筋トレ。やらなくちゃね。

目が見えなくても、1人で白杖をついて、千里中央までバスにのっていけて、人間ドックもうけて、とんかつも食べれるのは、体が健康であるからだね。ハロプロの遠征できるのも、耳が聞こえて、関節がしっかりうごいて、歩けるからだね。自分の体に感謝。
千里中央まででてきたので、夕方は梅田まで出て、ハービスエントのソニーストアにいって、ウォークマンヘッドホンの充電クレイドルを注文して、サンマルクカフェで275円のアイスコーヒーをのみながらまったり。家のネットをどこもひかりにかえたので、dポイントキャッシュバック15000ポイントが付与されたので、dポイントが使えるカフェはないかなと探して、サンマルクカフェ。御堂筋線梅田駅北改札をでて、右へ20メートルほどあるいて、右手にあるサンマルクカフェ。はじめてのお店だけど、親切な見知らぬおばさんに手引きしてもらって、すんなり入口まで到着。歩ける自分の体と、親切なひとに感謝。
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