獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

いつのまにか、民法が改正されていた。憲法もいつかそうなるのよね。

2022-12-05 17:55:08 | 網膜色素変性症と私
錯誤無効はもうない

私が司法試験のの勉強をはじめたころ、今から25年ぐらい前、刑法の条文がカタカナからひらがなになった。その後、私が司法試験を受けなくなって、目が見えなくなったころ、民法の条文もカタカナからひらがなになった。網膜色素変性症の私デスペア。刑法のひらがなの条文は記憶があるが、民法のひらがな条文は記憶がないのよね。

ときどき、法律って大きな改正があるよね。

12月にはいってから、朝4時におきて、近所のスポーツジムで、ひとりエアロバイク。バイクをこぎながら、伊藤塾の司法試験予備試験入門講座をiPhoneでストリーミング受講している。今は、法律実務民事系という科目。私が司法試験をうけていたころにはなかった科目。訴状の書き方、裁判でどうやって相手の言い分をくずしていくか、そういったことの勉強。同行援護裁判をしている私にとってはとても役に立つね。

その講義で、民法95条の錯誤の意思表示についての条文、昔は、錯誤に基づく意思表示は無効だったけど、なんと今は、無効ではなく、詐欺取り消しとおなじように、取り消しできる意思表示になったらしい。サクゴといえば無効っとおぼえていたのに、かわったのね。

変わったといえば、先日、同行援護裁判で、損害賠償請求と遅延損害金念5分の請求の訴状について、裁判官が、なぜ5%なのですか? と私に尋ねてきて、私は自信満々に。

民法の利息は3部ですが、商事の遅延利息は5分となっているので、あえて5%にしています。

すると裁判官、もう、その規定はなくなり、3%に統一されましたよ。

知らなかった私。堂々と言った分だけ、はずかし増えたね。

これから、憲法も改正されて、いきなり、私の家にも召集令状もったおじさんがやってきたりしてね。
その時、私は、堂々と、

私は目が見えないので、兵隊の欠格条項でに該当し、兵隊にはなれません。残念です。

すると、おじさんはこういうだろうね。

障碍者差別解消法に基づき、数年前に、欠格条項はなくなりました。ぜひ、お国のためにがんばってきてください。

はいわかりました、めくらめっぽうがんばります!!

なんか、ホシシンイチのショートショートみたいだね(笑

でも、まじめな話、法律などが改正されるその兆候をちゃんと把握しないとね。)




コメント
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