りんごのケーキを食べた。シャトレーゼのケーキ。

りんごケーキ

あと10日ほどでクリスマス、クリスマスといえばケーキ。私が小さいころ40年ほど前は、ケーキはぜいたく品で、クリスマスか誕生日にしか食べられなかった。

それがいまや、コンビニでおいしいショートケーキやスイーツが食べられる。すごいね。

といっても、一人暮らしの私。ケーキは買って食べない。ホールケーキを買っても食べきれないし、ショートケーキもフィルムがまいてあったり、形がいまいちはあくできないので食べづらい。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。食べやすいのは、シシュークリームとか、シンプルナチーズケーキとかたべやすいね。手でつかんでがぶりと食べれるからね。
そんな今日、お年寄りのデイサービスみたいなあつまりに参加した私。お年寄り、障碍者、こども、そして私と、なかなかの多様性。みんなで工作をして、そしてケーキを食べる。ケーキは、シャトレーゼというケーキのチェーン店のりんごケーキ。
りんごの形をしたケーキ。表面が水まんじゅうみたいに、赤いゼリーでコーティングされていて、形もりんごのよう。りんごののぴょんとつきでた枝も、チョコの棒で再現。

中身は、クリームケーキ。外の甘酸っぱさと、ケーキの中にもりんごジャムみたいなのがはいていて、おいしいね。

しぶい紅茶によくあう。

こういった、ひとり暮らしで、日中行くところがない人たちがあつまれる場所って大切だね。みんな、嬉しそうに、おしゃべり。あまり親しくない人どうしだけど、こういう人が地域に住んでいるっていうことを、直接知るってなんかいいね。

そういった集まりに、私みたいな視覚障害者が参加するってほんと大事。ケーキにしても、私がいるから、どんなケーキかを言葉で説明してくれた。私だけではなく、目の見えている人も、まずは、ケーキをみないで、その言葉の説明をきいて創造する。そして、どのケーキがいいか選ぶ。いいね。おとなしいこどもが、すすんで、紙皿にのったケーキをそれぞれのお年寄りや障碍者にくばる。いいね。多様性だね。

ハロプロのファンクラブショップでケーキを買って、お世話になっている人をまねいて、私の家でケーキ食事会をいつかしたいな。ハロプロケーキはおそらく、メンバーの顔がプリントされているので宣伝にもなるしね。

でも、宮本佳林の顔がプリントされたケーキを食べるのは、なんかしのびないな。

いやまてよ、私は目が見えないんだった（笑）