獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

盲人、ひとり、駅前の寒さに耐える。

2022-12-19 18:03:52 | 網膜色素変性症と私
マイナス1度

今朝はオオサカも寒かった。最低気温がなんとマイナス1度。大阪の山間部ではパラパラ雪がまったとのこと。福島とか新潟では大雪で車が立ち往生したとか。大変だね。
そんな中、私は朝7時から、最寄り駅で、障害者啓発活動。外でたって、ずっと声出し。結局1時間30分ほどたっていたけど、気温はマイナス1度が1度になっただけ。ただ、マイナス1度と1度は全然違うね。1度があたたくも感じるほど。
マイナス1度で外に長時間いたらどうなるかというと、なんか、心臓がキュンとなる。昔、私の祖母が、心臓がキュンとなるとかいっていたけど、これがあのキュンかとおもった。そして、なんか吐き気もしてくる。

こんな寒空の下、早朝、視覚障害者が一人で、盲人ジャケットをを着て、声出し。視覚障害者でもひとりでこんなことできるんだと、道行く通勤客におもってもらいたいね。マジョリティーにマイノリティーを気づかせるには、こういった方法しかないね。ちょっとした違和感を与えることが大事だね。

違和感といえば、男性が女装する、そんな人をドラッグクイーンというらしい。単に、好きでやっている人もいるけども、中には、そういった違和感をあえて世の中に発信している人もすくなくないとか。多様性、多様性といいながら、均質で均一な株式みたいな人ばかりの世の中をどうしても、求めてしまうね。そっちのほうが安心だし、安定的だしね。でもそうなると、マイノリティーの居場所はなくなる。

そんなことを考えながら、早朝最寄り駅駅前にひとり盲人がたつ。

そのあとのの、近所のガストでのんだ、カカオリッチココアのなんとおいしい、あたたかいことよ。それを運んでくれた店員さんもやさしくあたたかいね。ドリンクバーは本来、客が自分で飲み物を注がないといけないからね。
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