カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

弥生、四月 in My お庭〈きいろ〉

2007-04-04 19:39:22 | in My お庭
この時期の庭は、あとからあとから花が咲き始めます。

小さな庭ですが、私の母親が園芸を楽しんでるのですが、
もう植えるとこ無いやろって思うのに、植木屋さんに行っては
新しい花を買ってきます。だからもうぐちゃぐちゃ状態・・・

しかし、お陰で花は絶えない。写真ネタが身近にある。
ちょっと色別にアップしてみます。今回は きいろ。





カロライナジャスミンが開き出しました。





この花、フジウツギ科で本来のジャスミンとは分類上違いますが
花の香りが似ているので、この名になったようです。
つぼみが段々大きくなり、ぷっくりし出すのが好きです。画像クリックすると蕾みが





黄色で素朴な 糸水仙。ちょっと開ききった感がありますが。
水仙も品種改良で色々あり、ゴージャスなものを良く見ますが
愛らしく清楚な感じの糸水仙は魅力的。
クリックでマクロ画像






古くから庭木としてお馴染みの ヤマブキがいち輪、開きました。

バラ科で英国では「ジャパンローズ」、「イエローローズ」と呼ばれます。
ウチのは、八重ですが 一重も素朴な味わいがあって良いですね。

子供の頃、絵の具にあった やまぶき色 ちょっと赤みの黄色です。

「ほろほろと 山吹散るか 滝の音」 松尾芭蕉

東京新宿区には 山吹町という町名があるそうですが、
これは太田道灌(江戸城を築いた人)と、八重咲きの山吹のエピソードにちなんでみたいです。
それは 道灌がにわか雨に遭った時、農家に蓑(みの)を借りに入った折り、
娘が出てきて八重咲きの山吹を一輪差し出したと言うのです。
道灌にはその訳がわからず、後で家臣に訊ねたところ
それは後拾遺和歌集の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに
なきぞ悲しき」の八重咲き山吹が実をつけない哀れさを表した兼明親王の歌に
なぞらえて、家が貧しく蓑(みの)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく
答えたのだと教わったと言うものです。
道灌はその後、自分の無知を恥じ入り、古歌の道に励んだそうです。

エライね、私も教養を身に付けたいと思いつつ、ネット検索に励みますよw



きいろいのん、最後は レンギョウ(連翹)でつ。




モクセイ科で、公園や生け垣としても良く見かけます。
いっぱい花が付いて、真っ黄色の塊になりますね。