☆なんといってもヘッドランプは必需品
ひどい土曜日だった。
嵐のような風雨に見舞われる前の午前中に動物病院を訪れることができたのが幸いだった。今日、病院へいった目的はシェラの首にできた悪性腫瘍の経過観察のためである。腫瘍が気道や食道を圧迫して、呼吸と食事に困難をきたす兆候はいまのところまだ見られない。
一週間前からステロイドを投与しているが、とりたてて変化はない。頻尿という副作用があると注意を受けていたが、それもあまり感じない。深夜、シェラからの催促がある前に、ときには寝ているのを起こしてでも連れ出してきた。
マンションの前を10分から15分ばかり歩けばそれで事足りる。二度か三度オシッコをして、ときには大きいほうもやって家に戻る。そのあと、オシッコがしたいと催促されることはなかった。
問題は深夜の道路である。すぐそばを町田街道が走っているが、マンションの前は住宅街が広がり、街燈も並んでいるが場所によっては暗いところもある。夜中の散歩に欠かせないのがヘッドランプである。
用途のひとつは暗い場所でシェラがオシッコしたときに、持参したペットボトルの水で的確に流したり、ウンコをきれいに拾うためである。もうひとつは、クルマや自転車に自分の位置を知らせるためだ。
夜中だというので、猛スピードで走り抜けていくクルマが少なくない。かなり遠い位置からこちらの存在をアピールしなくてはならない。ヘッドランプに加えて、昨夜までは100均で買った反射板をシェラのリードにつけていた。
しかし、無灯火でいきなり現れる自転車に反射板は無力である。場所がらなのか、けっこう深夜の自転車とも出会う。
☆これほど効果があったとは
今日、ペットショップで深夜散歩用のアイテムを買った。ボタン電池で点灯するLEDの小型ライトである。カラーやリードにつけてわんこの位置を教える。シェラ用とルイ用をそれぞれ買った。
深夜のぼくはヘッドライトをつけているが、夕方、シェラを連れて散歩にいく家人はヘッドライトを使わない。そこで100均で「反射タスキ」なるグッズを買ってきた。これはライトが当たると光るので飼主であるわれわれを守ってくれる。
今夜、いましがただが、ポンチョの上にこれを着けて外へ出た。小雨の中、数台のクルマがぼくとシェラ、ルイの脇を通っていった。ふたつの小型ライト(シェラのは点滅させた)、そして、ぼくのヘッドランプ、反射タスキが効を奏してほとんどのクルマがスピードをゆるめ、ぼくたちを大きくよけながら走り去っていった。
今朝、病院で、「いましばらくこのお薬(ステロイド)で様子を見ることにしましょう」といわれ、2週間分をもらってきた。当然、毎日の夜中の散歩も続くことになる。ぼくたちとわんこたちを少しでも危険から守ってくれる買物ができてちょっとウキウキできた土曜日の夜である。
ひどい土曜日だった。
嵐のような風雨に見舞われる前の午前中に動物病院を訪れることができたのが幸いだった。今日、病院へいった目的はシェラの首にできた悪性腫瘍の経過観察のためである。腫瘍が気道や食道を圧迫して、呼吸と食事に困難をきたす兆候はいまのところまだ見られない。
一週間前からステロイドを投与しているが、とりたてて変化はない。頻尿という副作用があると注意を受けていたが、それもあまり感じない。深夜、シェラからの催促がある前に、ときには寝ているのを起こしてでも連れ出してきた。
マンションの前を10分から15分ばかり歩けばそれで事足りる。二度か三度オシッコをして、ときには大きいほうもやって家に戻る。そのあと、オシッコがしたいと催促されることはなかった。
問題は深夜の道路である。すぐそばを町田街道が走っているが、マンションの前は住宅街が広がり、街燈も並んでいるが場所によっては暗いところもある。夜中の散歩に欠かせないのがヘッドランプである。
用途のひとつは暗い場所でシェラがオシッコしたときに、持参したペットボトルの水で的確に流したり、ウンコをきれいに拾うためである。もうひとつは、クルマや自転車に自分の位置を知らせるためだ。
夜中だというので、猛スピードで走り抜けていくクルマが少なくない。かなり遠い位置からこちらの存在をアピールしなくてはならない。ヘッドランプに加えて、昨夜までは100均で買った反射板をシェラのリードにつけていた。
しかし、無灯火でいきなり現れる自転車に反射板は無力である。場所がらなのか、けっこう深夜の自転車とも出会う。
☆これほど効果があったとは
今日、ペットショップで深夜散歩用のアイテムを買った。ボタン電池で点灯するLEDの小型ライトである。カラーやリードにつけてわんこの位置を教える。シェラ用とルイ用をそれぞれ買った。
深夜のぼくはヘッドライトをつけているが、夕方、シェラを連れて散歩にいく家人はヘッドライトを使わない。そこで100均で「反射タスキ」なるグッズを買ってきた。これはライトが当たると光るので飼主であるわれわれを守ってくれる。
今夜、いましがただが、ポンチョの上にこれを着けて外へ出た。小雨の中、数台のクルマがぼくとシェラ、ルイの脇を通っていった。ふたつの小型ライト(シェラのは点滅させた)、そして、ぼくのヘッドランプ、反射タスキが効を奏してほとんどのクルマがスピードをゆるめ、ぼくたちを大きくよけながら走り去っていった。
今朝、病院で、「いましばらくこのお薬(ステロイド)で様子を見ることにしましょう」といわれ、2週間分をもらってきた。当然、毎日の夜中の散歩も続くことになる。ぼくたちとわんこたちを少しでも危険から守ってくれる買物ができてちょっとウキウキできた土曜日の夜である。