愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

シェラとルイの刺激まみれの日々

2011-11-28 21:51:04 | シェラとルイの日々
    ブログのタイトルを変更しました。
    ルイのこともここへ等しく書き記していこうと思っています。


☆シェラにとってルイはもう仲間だけど
 ルイがわが家にやってきて2か月になる。正直なところ、まだ2か月しか経っていないのかというのが実感である。それだけ存在感がルイにあるということだ。
 文字どおり目に見えて、あるいは日を追って成長している。毎日、「大きくなったな、ルイ」と声をかけているほどだ。抱くとますます日々の成長を感じる。
 
 シェラは、もうすっかりルイを仲間と認めている。もし、ルイが跳びかからなかったら、むぎのときのような穏やかな関係を築いているはずである。しかし、ケージから出したとたん、ルイはシェラの居場所に直行してちょっかいをかけてしまう。散歩に連れ出せば、並んで歩きながら相変わらずすぐに跳びかかる。

 

 むろん、それだけシェラのことが好きだというのはわかるが、身体の自由が思うようにきかないシェラにしてみればただただ迷惑以外の何物でもない。シェラに吠えられてもどこルイは吹く風で、むしろ喜んでまたトライしていく。ルイにとってはすべてが刺激的な遊びにすぎないというのがよくわかる。
 こんなことは子犬のときだけで、やがては落ち着くだろうが、それまでシェラのほうが生き永らえてくれるかどうかなんとも心もとない。

☆いじめ一歩手前にもルイはめげず
 跳びつかれ、「やめてよ」と訴えるシェラのほうは真剣だ。それでも、決してルイを攻撃したりしない。ぼくのほうで、「シェラ、やっちまえ! 痛い目にあわせてやれ!」と声援するが、シェラは防戦一方である。年老いたからということもあろうが、相手がまだ子犬ゆえのシェラらしい優しさであろう。
 
 ルイにやられっぱなしでときどき「きゃい~ん!」と悲鳴を上げる始末。ぼくの一瞬の油断でシェラが転がされてしまったことさえある。シェラもぼくもルイの不意打ちに対応できなかったのである。
 ハッと気づくと転がったシェラの上にルイがのしかかっていた。ぼくは、「ムカ~ッ!」として、ルイを蹴り上げたくなったのをかろうじて抑えた。

 またシェラが足を痛めたり、骨折でもしたら大変だし、何よりもルイがシェラを自分より格下に見るようになるを恐れている。動物の世界は強いものが格下の上に君臨するのが常とはいえ、シェラに対しは断じて許し難い。たとえ犬といえども「長幼の序」をぼくはルイに要求する。そんなわけで、ルイがこれ以上調子こかないようにぼくはシェラを守ることに腐心している。


 だから、ルイを遊んでやるときも、上の写真のようについついシェラの仇討ちの様相を呈することがある。一歩間違えると「いじめ」になってしまいそうになる。遠くでシェラが心配そうに眺めていたりして、ぼくは慌てて手加減する。
 
 むろん、“めげないルイ”はどんなに押さえつけてもまるで懲りていない。こいつに長幼の序を叩きこむのは至難の業だ。
 シェラ、一緒にがんばろうな!