愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

どこまでつづく泥濘ぞ

2021-08-09 11:30:54 | ルイとの日々
台風10号が銚子沖を通過して東北地方の海上に去ったあと、今度は9号が九州から西日本に上陸した。
やがて、この9号が反対側の日本海方面から関東に影響を与えようとしている。

そのせいだろう、朝から晴れたり、強い風雨にさらされたりと、荒れもようの天候になった。
朝のルイの散歩は、さいわい晴れていた5時過ぎから6時過ぎの1時間ですませることができた。
だが、1時間後にはいかにも台風の影響とわかる風と雨に見舞われてしまった。

台風9号の影響はまだだいじょうぶだと思い込んでいただけに、かなりショックだった。
雲があったので、散歩の暑さも少し楽だった。
それでもルイの喘ぎ方はいつもと変わらなかったし、小休止すればすぐに腹這いになっている。

太陽の光が少し黄色くなって、秋が近づいているのが実感としてわかる。
だが、犬たちを苦しめる暑さにはさほどちがいがあるわけではないようだ。
ルイばかりでなく、ほかのワンコたちも等しく辛かろうと思う。

きのう夕方の散歩では、ルイよりもいくらか若いシーズーが道にへたりこんでいた。
飼い主さんは困り果てて、「さあ、いこうよ」と何度も声をかけていた。

夏はアスファルトの路面も熱くなっていて、犬にはさぞつらいだろうと同情してしまう。
以前飼っていたシェラは肉球を火傷させてしまった。
なんともかわいそうなめにあわせた。

夕方の散歩では、路面に手のひらを当てて温度を確認しながら歩いている。
思いのほか路面は熱い。
日陰がなく、避けようがなければ小走りにそこを通過している。

やっぱり、朝は6時前の少しは涼しうちに、夕方は陽が西に傾いた、せめて5時半過ぎ、いや、かぎりなく6時に近い時刻に出るしかあるまい。

こんな悩みもあとひと月以上くりかえしていかざるえないだろう。
例年なら9月になっても暑さは残る。
ひと息つけるのは10月も過ぎてからだろう。