今回は、「染付 竹に鶏文 大皿」の紹介です。
昨日の「骨董市と古美術品交換会」の記事の中で書きましたように、この大皿は、昨日の古美術交換会で落札したものです。
半ば義理買いのようなもので、特に是非とも欲しいというものでもなかったのですが、大皿に描かれた鶏の元気なイキイキとした姿に惹かれて落札したわけです(^_^)
ところで、この大皿には、竹に雪が降り積もったところが描かれています。いわゆる「雪持文」というものですね。
しなやかな竹の枝葉が雪の重みに耐え、やがてはその雪を跳ね返して立ち直る、強力な弾力を有する植物の強い生命力を表現しているわけですね。
そして、そこに、寒さもなんのその、元気に餌を漁っている鶏が描かれています。
時、あたかも、冬に突入で、厳寒の候となりました。
そんな時にこの大皿に出会ったものですから、私も、この大皿に描かれた竹や鶏に負けないように、この冬を元気に乗り越えようと思ったわけです。それで、この大皿を眺めていれば、この大皿に描かれた竹や鶏から元気をもらえるのではないかと考え、落札する気になったわけです(^-^*)
表面
表面の鶏部分の拡大
寒さもなんのその、元気に餌をついばんでいます。
裏面
生 産 地 : 肥前・有田(大外山・志田窯)
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径26.8cm 底径14.5cm