Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

骨董市

2023年12月17日 14時44分19秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の定例の骨董市でした。

 昨日は、小雨まじりのスッキリしない天候でしたが、今日は、風が強いものの、良いお天気です。

 それで、気分良く出発です。

 ところで、ここのところ、私の出発時刻が遅いせいもありますが、骨董市会場に着く頃は、駐車場が混み合っていて、遠くにある駐車場もほぼ満車状態で、今日も、やっとこ駐車出来るような状況でした。

 それはともかく、さっそく会場内を散策です。

 でもね~、来客数は多くなってきてはいても、相変わらず、たいした品物は並べられていません(~_~;) ましてや、私の目的とする古伊万里はほとんど展示されていません(><)

 しかし、せっかく出向いてきたことだし、何か1点くらいは持ち帰りたいものと思い、なんとか見つけ出して連れ帰ったものが「伊万里 染錦 樹木・草花文 小猪口」です。

 昔、骨董市などに出向いても特に持ち帰るようなものが無いとき、「でも、せっかく来たことだから何か1点なりとも持ち帰るか!」と思って持ち帰ったものが蕎麦猪口の類いでした。今回も同じ様なケースですね。今も昔も、コレクターの心理というものは変わらないようですね(笑)。

 ということで、今日持ち帰った「伊万里 染錦 樹木・草花文 小猪口」というものは、次のようなものです。

 

 

伊万里 染錦 樹木・草花文 小猪口

 

正面(仮定)

所々に金彩が塗られているのですが、ほとんど剥落しています。

 

 

正面から右に90度回転させた面

所々に金彩が塗られているのですが、ほとんど剥落しています。

 

 

正面の裏側面

所々に金彩が塗られているのですが、ほとんど剥落しています。

 

 

正面から左に90度回転させた面

所々に金彩が塗られているのですが、ほとんど剥落しています。

 

 

見込み面

口縁にも金彩が塗られているのですが、ほとんど剥落しています。

 

 

底面

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代中期

サ イ ズ : 口径6.0cm 高さ4.8cm 底径4.7cm  


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.Kさまへ (くりまんじゅう)
2023-12-17 15:34:04
月一の楽しみの日ですね。
余白を生かしたあっさりした絵柄のこの蕎麦猪口が
江戸時代中期に作られ 150年以上経って Kさまのところへ来たのですね。

Kさま邸へ来るまでに この蕎麦猪口は何人の主に仕えたのでしょうね。
伊万里 染錦 樹木・草花文 小猪口
こういう骨董品は最初から この名前が付いていますか?
それとも持ち主になったKさまが名前を付けられるのですか?
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Dr.Kさんへ (遅生)
2023-12-17 15:47:40
蕎麦猪口で染付・色絵は珍しいですね。
しかも、さらに金彩ですから手がこんでます。
さらにさらに、通常の猪口よりも小振りですから、これはもう、ぐい吞みの代わりですね。
大晦日ら元旦にかけて、この小猪口が活躍しそうです(^.^)
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こんにちは (つや姫日記)
2023-12-17 16:06:32
やっぱり素敵なモノを
見つけられますね。
Drさんに連れ帰って貰うために
待っていたかのようですね。
寂しくない素敵な絵柄だと思います。
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Unknown (ころすけ)
2023-12-17 16:19:13
口径6㎝とは酒器には丁度良いサイズですね。金彩は無くなったけれど返って落ち着きが出るのではないでしょうか?

お正月に早速つかえそうですね。
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くりまんじゅうさんへ (Dr.K)
2023-12-17 16:38:23
図柄は、寂しくもなく、繁縟でもなく、ほどほどに描かれているようです。
中庸を得ているというところでしょうか。

多分、これが作られたのは江戸中期くらいではないかと思っています。
これまた、古伊万里としては、それほど古くもなく、新しくもなく、ほどほどの古さというところですね。

私のところに来るまでに、何人の手を経ているのでしょうね?
この手は、もともとは、20客とか30客揃いであったわけですから、それがだんだんと少数に離れてしまって、とうとう1客になって私のところに来たわけですね。

骨董品の名前は、所蔵者が勝手に付けています。
ただ、名品となり、皆が認めるような名前になってきますと、そのまま踏襲されますね。
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遅生さんへ (Dr.K)
2023-12-17 16:53:44
染錦の猪口ですから、それほど量は出回ってなく、ちょっと珍しいですよね。
ただ、これがもっと大きく、蕎麦猪口と言えるサイズですと、現在、古伊万里の中では、蕎麦猪口だけが頑張っていますから、高かったと思います。売主もそう言ってましたから、、、。
サイズが小さかったので安かったわけですが、逆に、私は蕎麦猪口にはあまり興味がありませんので、普通の蕎麦猪口サイズだったら買わなかったと思います。
好みは、人それぞれですね(^_^)

私の場合は、これ、ぐい呑みにちょうどいいなとの思いも手伝い、興味を示しました(^_^)
酔っ払い目線での選択ですね(笑)。
ホント、大晦日ら元旦にかけて活躍しそうです(^-^*)
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つや姫日記さんへ (Dr.K)
2023-12-17 17:00:18
「素敵なモノ」ですか(^_^)
また、「Drさんに連れ帰って貰うために
待っていたかのようです」か(^_^)
嬉しいコメント、ありがとうございます(^-^*)

これ、寂しくもなく、描き過ぎて繁縟でもなく、ちょうど良い案配の絵柄ですよね(^-^*)
重ねてのお褒めのコメント、ありがとうございます。
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ころすけさんへころすけさんへ (Dr.K)
2023-12-17 17:06:33
これ、サイズ的にはぐい呑みに適していますよね。
おっしゃるとおり、金彩が随分と剥げ落ちてしまいましたが、それが、かえって、キンキラキンではなくなり、落ち着きが出たかなと思っています(^_^)
お正月に活躍してもらおうと思っています(^-^*)
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Unknown (pada)
2023-12-19 08:02:58
そばチョコ全盛時代には、とても手に入らない様な染錦ですね。ぐい飲みとしてサイズも申し分ないです。
padaもぐい飲みコレクションをしていた時期がありまして、これは欲しい物の筆頭でしたが、ぐい飲みに良いサイズは、結構高く、まして色絵ははるかな夢でした。
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padaさんへ (Dr.K)
2023-12-19 09:41:53
padaさんは、以前、ぐい呑みをコレクションしていたのですね。
この手は、欲しいものの筆頭でしたか(^_^)
確かに、ぐい呑みに適したサイズのものは意外と少なく、しかも色絵のものは更に少なかったかもしれませんね。
今は、古伊万里全般が安くなっていますので、昔に比べれば比較的に安く買えました(^_^)
でも、今では、古伊万里の中で蕎麦猪口だけは人気がありますので、これが、蕎麦猪口サイズだったら、もっと高かったかもしれません(~_~;)
もっとも、私は、蕎麦猪口にはさほど興味がありませんので、これが蕎麦猪口サイズだったならば買わなかったと思います。
人の好みはそれぞれですね、、、(^-^*)
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