今回は、「色絵 唐獅子文 小皿」の紹介です。
これは、平成9年に(今から24年前に)買ったものです。
当時は、私は、まだ古九谷のことを良く知りませんでしたので、これを見たとき、「これは青手古九谷だ!」と思い込み、喜んで飛びついたものです。しかも、「青手古九谷には小品は少ない」と聞いていましたので、「これは掘り出しだ!」と一人で悦に入り、舞い上がっていたことを思いだします(~_~;)
今では、これは、加賀で作られた再興青手古九谷写しであろうと思っています。
表面
明るい青色が印象的です。
表面の唐獅子文の拡大
裏面
高台内の銘は変形福字でしょうか?
生 産 地 : 加賀
製作年代: 江戸時代末期
サ イ ズ : 口径;11.0cm 高さ;2.4cm 底径;6.0cm
いかにもそれらしい品でない所がいいですね。獅子の荒々しさなど、ひょっとしたらと思わせます。
高台内の銘は初見です。
再興九谷には諸窯があって、特定は難しいですね。
願わくば吉田屋、もしくは松山(^.^)
これは、伊万里とは関係が無くなった代物ですから、何処の窯の再興九谷でもかまわないのですが、それでも、せっかくですので、吉田屋か松山くらいにはなってほしいですよね(^_^)
松山辺りかな~と、密かには思っているのですが、、、。