Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

白鳥の飛来(その4)

2022年12月12日 17時41分05秒 | 近くの池の白鳥

 今日は、家の近くの池に飛来している白鳥の写真を撮ってきました。

 時折の散歩の途中に池に立寄っては池を眺めていますので、白鳥の飛来数が随分と増えてきていることは知っていたのですが、今日は、飛来してきた白鳥が何羽になったのか、その数を数えるとともに、その写真を撮ってこようと思ったからです。

 前回11月11日の時点では7羽でしたが、今日は、数え切れないほどの数になっていました。正確には数えていませんが、多分、80羽は越えているようです(^-^*)

 

 

近寄ってきた白鳥(その1)

 

 

近寄ってきた白鳥(その2)

 

 

 ここの白鳥は、人が来ると、餌をくれるのではないかと思って近寄ってくるのですが、餌をくれそうもないことが分かると、さっさと遠ざかっていきます(~_~;)

 

 

遠ざかっていく白鳥

 

 

 そして、そのうちに、多くの白鳥が、池の隣の畑に歩いて移動していきました。

 最近は飛来数が増え、池の中の水草や見物人から与えられるパンだけでは、餌が不足してきたのか、畑にあるものを食べることが多くなったようです。陸上で餌を食べている光景が多く目に付くようになりました。

 

 

多くの白鳥が隣の畑に移動している様子

 

 

隣の畑に移動した白鳥たち

 

 

「隣の畑に移動した白鳥たち」の左半分の拡大

 

 

「隣の畑に移動した白鳥たち」の右半分の拡大


褐釉白花雲龍文中皿 呉須手

2022年12月09日 16時24分03秒 | その他の古陶磁

 今回は、「褐釉白花雲龍文中皿 呉須手」の紹介です。

 この皿は、平成14年(2002年)に、今から20年前に、古美術品交換会で落札したものです。

 ところで、この皿は、中国南部の漳州窯などで明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製磁器の「呉須手」と言われるものです。また、そのうちの「柿地餅花手」とも呼ばれるものです。

 「柿地餅花手」の場合は、褐釉のうえに白い花のように白釉で絵付けした部分というか、褐釉のうえに餅花のように白釉で絵付けした部分が不鮮明な場合が多いのですが、この皿の場合は、かなり鮮明に描かれていましたので、それに惹かれて落札したわけです(~_~;)

 また、褐釉がたっぷりと掛かっていることも、この皿の魅力の一つかもしれません(^-^*)

 

褐釉白花雲龍文中皿 呉須手 (柿地餅花手雲龍文中皿)  

 

表面

 

 

表面の上半分

 

 

表面の下半分

 

 

裏面

 

 

裏面の拡大

 

 

生 産 地 : 中国・漳州窯等

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 口径16.6cm  底径8.4cm


天啓赤絵 瓜文 小皿

2022年12月08日 18時02分26秒 | その他の古陶磁

 今回は、「天啓赤絵 瓜文 小皿」の紹介です。

 この小皿も、東京・平和島の「全国古民具・骨董まつり」で、平成8年(1996年)に、今から26年前に、買ったものです。

 この小皿の表面には、一見したところ、何が描いてあるのかよく分かりませんが、多分、「瓜」をデザイン化したものではないかと思っています。

 ただ、大胆な構図で、ハットさせるものがあり、それに惹かれてついつい買ってしまいました(~_~;)

 なお、名称についてですが、私は、明末・清初の景徳鎮の民窯で作られた色絵物を「天啓赤絵」としていますことをご了承ください。

 

 

天啓赤絵 瓜文 小皿

 

表面

右外側が黄色く見えるのはカメラのせいで、実際は左外側と同じく白っぽい色です。

 

 

口縁の虫喰いの一部

右外側が黄色く見えるのはカメラのせいで、実際は左外側と同じく白っぽい色です。

 

 

側面

 

 

裏面

 

 

生 産 地 : 中国・景徳鎮(民窯)

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 14.8cm  底径6.9cm


古染付 龍文 変形足付小皿

2022年12月07日 12時20分21秒 | その他の古陶磁

 今回は、「古染付 龍文 変形足付小皿」の紹介です。

 この古染付の変形足付小皿は、平成4年(1992年)に、今から30年前に、東京・平和島の「全国古民具・骨董まつり」で買ったものです。

 この変形足付小皿は、厚作りで、変形であり、いかにも、茶人が、茶道具用に、景徳鎮に特注して作らせたという趣があります。

 ものの本には、茶人が、茶道具用に、景徳鎮に特注して作らせたものを「古染付」と言うと書かれていますので、このようなものが本来の「古染付」というか、狭義の「古染付」というのかもしれません。

 

 

古染付 龍文 変形足付小皿

 

表面

 

 

表面の龍の頭部の拡大

 

 

 上の「表面」の写真からも分かりますように、この変形足付小皿の口縁には全面的に「虫喰い」が見られます。

 むしろ、「虫喰い」を見所とするため、故意に「虫喰い」が生ずるように特注したかのようです(笑)。

 そんなことで、次に、この変形足付小皿の口縁が、盛大に虫に喰われている状況を、写真4枚ほどで紹介したいと思います(笑)。

 

 

口縁の上方の「虫喰い」

 

 

口縁の右側の「虫喰い」

 

 

口縁の下方の「虫喰い」

 

 

口縁の左側の「虫喰い」

 

 

側面

 

 

裏面

 

 

生 産 地 : 中国・景徳鎮(民窯)

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 長径16.7cm 短径13.7cm 高さ3.5~4.3cm 底径(足の中心)6.5×4.2cm


古染付 竹文 皿

2022年12月06日 11時50分23秒 | その他の古陶磁

 今回は、「古染付 竹文 皿」の紹介です。

  この古染付の皿も、昭和61年(1986年)に、今から36年前に、東京・平和島の「全国古民具骨董まつり」の際に買ったものです。

 この古染付の皿は、特に珍しいというほどのものではないのですが、裏面に特徴がありますので、大疵があるにもかかわらず買ったものです。

 裏面に描かれた文様(草? or 木の枝?)が古染付によく登場してくる典型的な文様ですし、高台内には「天啓年製」の「銘」が書かれていたからです。

 特に、古染付は天啓・崇禎時代頃に作られたわけですから、「天啓年製」という文字は、「銘」というよりは、ズバリこの皿が作られた年代を示すことにもなりますので、資料的にも貴重ではないかと思ったからでもあります。もっとも、古染付では、たまに、高台内に「天啓年製」と書かれた皿を図録等で見かけますので、特に珍しいというほどのものではありませんけれども、、。

 

 

古染付 竹文 皿

 

表面

右側の側面に2箇所の大疵があります。

口縁に見える疵のようなものは、疵ではなく虫喰いです。

 

 

裏面(1)

高台内に「天啓年製」と書かれています。

 

 

裏面(2)・・・裏面(1)を右に90度回転させた裏面

裏面に描かれた文様(草? or 木の枝?)は、古染付によく登場してくる典型的な文様です。

 

 

高台部分の拡大

高台内に「天啓年製」と書かれています。

 

 

裏側面

この皿には2箇所の大疵がありますが、それは、裏面から見るとよく分かります。

 

 

生 産 地 : 中国・景徳鎮(民窯)

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 口径16.0cm  底径9.5cm