豪雪で倒壊したぶどうのビニールハウス。
ご家族目の前でつぶれたそうです。
雪の重みに耐えかねてつぶれた雨よけハウス。
ぶどうの木が地面に押し付けられています。
豪雪から4日目となりました。群馬県境の碓氷峠の大渋滞は災害出動による自衛隊の奮闘で解消に向かっています。当地でも国道18号線や広域農道浅間サンラインの渋滞は解消されました。長野新幹線は16日の夕刻運転が再開され、しなの鉄道も小諸軽井沢間を除き17日から運行されています。
残されていた上信越自動車道も先ほど見たら動いていました。豪雪によって品薄になっていた生活用品も徐々に入ってきており、市民生活は平静を取り戻しつつあります。しかし一部においては除雪が間に合わず通行止めのところもあります。除雪してあっても1車線だけで対向車とのすれ違いに支障をきたしているところも多くあります。
そんな中ぶどう組合の皆さんが豪雪で倒壊したビニールハウスへの助成を求め、市長・市議会議長に対する要請活動のために来訪されました。ハウスを守るためにボイラーを焚いたり積もった雪を落としたけれど、雪の降り方が尋常ではなく、見ている前で倒壊したとのお話でした。まだ周辺に雪があるため詳細は不明ですが、ハウスだけでなくぶどう棚やぶどうの木にまで被害が広がっている可能性もあるとのことでした。現在市内の農業用ハウスの被害状況については農政課で取りまとめているところです。
こうした中で議会としても実態を把握する必要があります。議員の皆さんに図って、全議員による雪害調査を実施したいと考えています。農業は東御市における基幹産業の一つであり、ぶどうは当地の特産品です。今回被害にあわれた皆さんは専業農家であり、農業を支える重要な担い手です。行政としても全力で支援して行くことが何よりも必要だと思います。