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3月議会の最大の争点は県・東深井(あがた・ひがしふかい)線の延伸問題でした。この道路建設については昨年から市民の間で大きな問題となり、6月議会には建設反対の署名活動が行われ請願書が提出されています。今回の計画は上の図の赤く記された部分に道路を通し、求女(もとめ)川にかける橋の橋台部分を建設するというもので2億400万円の予算が盛り込まれています。この道路は東御清翔高校の校舎と敷地にかかる道路(青い点線部分)の一部になるものです。市側の説明では15億円かかると言われています。
この道路は昨年6月議会で調査費が承認されています。しかし県との補償額の交渉はまだこれからです。当初の説明通り15億円で済むのかどうかわかりません。ここでその一部にかかわる道路建設を認めるということは、県との交渉次第によって膨れ上がるかもしれない予算執行も認めるということになります。私たち「太陽と風の会」は道路建設について異議を申し立てるつもりはありませんが、リスクを抱えたまま白紙委任するようなやり方は議会としてのチェック機能を自ら放棄することになりかねないと懸念しています。
市側の説明によれば今回の道路建設は秋以降とのことです。時間は十分あります。性急にことを運ばなくても県との交渉がまとまってから補正予算で対応することもできます。残念ながら同僚議員の賛同が得られず否決となりました。しかし、当初予算が計画が進行する中で膨れ上がってきた例は枚挙にいとまがありません。あの田中駅の連絡橋も当初計画の3億円が計画変更などによって最終的には8億円にまで膨れ上がった経過があります。いったん認めたたらあとはお任せというのでは、議会のチェック機能が問われることになります。より慎重な予算執行を願うものです。
長を攻撃したのを、今もはっきりおぼえています。
その人が同じことをするなんて~はずかしくないのですか!!