昨日夕方から、東京ガスの展示場『ガスパ』に社員と共にお勉強に行ってまいりました。
オール電化住宅がものすごい勢いで普及している昨今、ガスエネルギーはどういう動きをしているのか、興味深々でした。
電気のない生活は考えられない世の中ですが、火力発電所の燃料は都市ガスと同じLNGがメイン。でも石炭で稼動しているところ(なんと茨城県!)もあるんです。確かにオール電化住宅は安全・クリーン・ローコストのイメージがあるけれど、ただ単に東京電力の政策の上に乗っかっているだけで、エネルギーの消費はうなぎのぼりであるとか、原子力による核廃棄物のこととか、オール電化普及による夜型生活のススメはどうもいただけないなぁ、とか、送電線のない美しい景観はもう無理なのかなぁ、とか、、、、いろんなことを考えてその場に臨みました。
まずは、『燃料電池』です。
天然ガスから水素を取り出し、電気を発電します。1kw発電します。冷却する際に発生する温水を、お風呂や床暖房として利用します。意外な発見だったのは、『寿命が短い』ということです。10年前後ということです。電池ですから当然といえば当然なのですが、今後の技術の進歩によって改善されていくのでしょうね。
これが実物です。
Co2削減が年間1.5トン(プリウスの2台分の削減効果)があるのだそうです。がしかし、まだ導入には350万円ほどかかりまして、一般家庭に届くのにはあと数年かかりそうです。
続いてガスエンジンによる発電装置『エコウィル』です。なんにでも『エコ』がつくのには閉口しますが、これはなかなか実用的になってまいりました。
160ccのホンダ製エンジンは、以前聞いたときよりも格段に静かになっていました。(これで3代目だそうです)メンテナンス的にも耐久性的にもコスト的にも充分導入に値する製品かなぁ、と感じました。
燃料電池のエネファームは、採れる温水が60℃なのですが、エコウィルは75℃で、後者に分があります。導入価格も床暖房を含めて80万円から100万円前後ということです。さらに携帯電話の料金プランのようにガス料金がお安くなるとか。(でもこれって、わかりずらいですよね!)
さらにさらに、オール電化住宅の場合にネックとなる、昼間帯の電気利用によるコストアップに対抗して太陽光発電との組み合わせ(W発電)の提案は、なかなかおもしろいとおもいました。東京ガスが太陽光発電ねぇ~。。。。
ま、、、、いずれにしてもぼく的な感想としては、現代の家づくりの流れとは思うのですが、『設備過剰住宅』だな、という感覚はぬぐいきれませんでした。
その後、最新のIHクッキングヒーターと最新のガス調理器の比較をしました。
これまでにも何度も体験して『うさんくさい』とさえ感じることがあったこのやり方。
でも、でもですよ、今回は違いました。すごくおもしろかったし、勉強になりました。ガスコンロもなかなかやるじゃないですか!!!続きはまた後日・・・。
百聞は一見にしかず。言い古された言葉ではありますが、ぜひ皆様にも体験していただきたい!!!と強く感じたのでした。
ではまた。
おさむ
オール電化住宅がものすごい勢いで普及している昨今、ガスエネルギーはどういう動きをしているのか、興味深々でした。
電気のない生活は考えられない世の中ですが、火力発電所の燃料は都市ガスと同じLNGがメイン。でも石炭で稼動しているところ(なんと茨城県!)もあるんです。確かにオール電化住宅は安全・クリーン・ローコストのイメージがあるけれど、ただ単に東京電力の政策の上に乗っかっているだけで、エネルギーの消費はうなぎのぼりであるとか、原子力による核廃棄物のこととか、オール電化普及による夜型生活のススメはどうもいただけないなぁ、とか、送電線のない美しい景観はもう無理なのかなぁ、とか、、、、いろんなことを考えてその場に臨みました。
まずは、『燃料電池』です。
天然ガスから水素を取り出し、電気を発電します。1kw発電します。冷却する際に発生する温水を、お風呂や床暖房として利用します。意外な発見だったのは、『寿命が短い』ということです。10年前後ということです。電池ですから当然といえば当然なのですが、今後の技術の進歩によって改善されていくのでしょうね。
これが実物です。
Co2削減が年間1.5トン(プリウスの2台分の削減効果)があるのだそうです。がしかし、まだ導入には350万円ほどかかりまして、一般家庭に届くのにはあと数年かかりそうです。
続いてガスエンジンによる発電装置『エコウィル』です。なんにでも『エコ』がつくのには閉口しますが、これはなかなか実用的になってまいりました。
160ccのホンダ製エンジンは、以前聞いたときよりも格段に静かになっていました。(これで3代目だそうです)メンテナンス的にも耐久性的にもコスト的にも充分導入に値する製品かなぁ、と感じました。
燃料電池のエネファームは、採れる温水が60℃なのですが、エコウィルは75℃で、後者に分があります。導入価格も床暖房を含めて80万円から100万円前後ということです。さらに携帯電話の料金プランのようにガス料金がお安くなるとか。(でもこれって、わかりずらいですよね!)
さらにさらに、オール電化住宅の場合にネックとなる、昼間帯の電気利用によるコストアップに対抗して太陽光発電との組み合わせ(W発電)の提案は、なかなかおもしろいとおもいました。東京ガスが太陽光発電ねぇ~。。。。
ま、、、、いずれにしてもぼく的な感想としては、現代の家づくりの流れとは思うのですが、『設備過剰住宅』だな、という感覚はぬぐいきれませんでした。
その後、最新のIHクッキングヒーターと最新のガス調理器の比較をしました。
これまでにも何度も体験して『うさんくさい』とさえ感じることがあったこのやり方。
でも、でもですよ、今回は違いました。すごくおもしろかったし、勉強になりました。ガスコンロもなかなかやるじゃないですか!!!続きはまた後日・・・。
百聞は一見にしかず。言い古された言葉ではありますが、ぜひ皆様にも体験していただきたい!!!と強く感じたのでした。
ではまた。
おさむ