タカシがくれる「元気の素」

2002年01月07日 | タカシ

 昨日の夜,タカシとアキラが居間のテーブルに向かって何やら楽しそうに書き物をしていた。後になってテーブルを覗いてみると,そこには古いカレンダーの裏紙に描かれた「迷路」があった。どうやらタカシがアキラに請われて描いてあげたようだった。実は,タカシは幼少のころから迷路が大好きなコドモであり,最初のうちは迷路関係の絵本を飽かず眺めたり辿ったりしているだけだったのだが,そのうち自ら迷路作りに没頭するようになった。幼児園などで一時期そのようなアソビの流行があったのか知らん。迷路への興味・関心は断続的に3~4年近くは続いたと思うが,そのうちにスーパーマリオやらポケモンやらデジモンやらユーギオウやらベイブレードやらに興味が移行してゆくとともに,迷路に対する情熱はすっかり遠のいてしまったようだ。不肖バカ親としては少々モッタイナイ気がして残念であったが,それが昨今のコドモ界の趨勢なのだろうと半ば諦めるしかなかった。そうそう,2年前の我が家の年賀状はタカシの力作(迷作?)迷路で飾られ(混迷の時代の象徴として!),それはさる著名な方から過分な誉め言葉をいただいた作品でもあったのだが,昨晩の迷路制作は恐らくはその時以来のことではなかったろうか。

 で,当の作品がどんなのかと申せば,以下に示すとおりであります。雑紙にチョイチョイと10分かそこらで描いただけのものでしかないが,いや,それなりに全体構図はサマになっており,起承転結,輪廻転生,昔とった杵柄,雀百まで踊り忘れず,って感じでバカ親は少々嬉しくなってしまう。

 なるほど,こんなのがタカシがくれる「元気の素」なのかネ。
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