4月は新入社員の季節です。
一足早く、当店では1月と3月に新しく入社してくれた仲間ができました。
うれしく、今後が楽しみです。
ご存じの通り、日本の人口は減り続けています。
人口が減れば、市場が小さくなり、企業数も減ります。
材木屋の数も減り続けています。
また、大工の数も減り続けています。
現在、大工は30万人弱と言われていますが、過去20年で半減したそうです。
40年前と比べると、3分の1になってしまっています。
減るペースが速すぎて、住宅修繕の停滞が懸念されています。
いや、今もう既に停滞しています。
数が減っているだけでなく、若者が新たに大工になる人数が少ないので、どんどん高齢化しています。
大工は一人親方と呼ばれる個人事業主が主なので、政府が進めるインボイス制度が足かせになる可能性もあると思います。
また、政府は空き家対策をすすめていますが、大工さんにリフォーム工事してもらわなければ、住むことができません。
今後、国を挙げて大工を増やしていく必要があるのではないでしょうか。
それには、待遇改善が必要です。
モノづくりに対するリスペクトも必要です。
若者の将来就きたい職業の上位が「会社員」だったり「ユーチューバー」だったりする国に未来はあるでしょうか?
(うちでもユーチューブやっていますが…汗)
当店もこの問題に関して、真剣に取り組んでいきたいと思っています。
「バカと無知」 橘玲
・ピグマリオン効果は、「この生徒は優秀にちがいない」という教師の「期待」が無意識のうちに子どもに伝わって、実際に成績が上がることを言う。…こうした効果が存在するとしても、限定した状況(小学校低学年で、なおかつ教師が生徒のことをよく知らない一学期のはじめ)でしか観察されず、しかもその効果はさほど大きなものではないらしい。
☆★★★★