山谷エリアの吉原にある、馬肉専門店「中江」さんに行ってきました。
中江さんはうちの佐久間木材と同じ創業明治38年です。
現在の店舗は、旧店舗が関東大震災で崩壊した後に再建されたもので、築90年の大正建築。
抜群の風情があります。
平成22年には文化庁の国指定登録「有形文化財」に指定されています。
桜鍋のお店なので、火に対する用心はしっかりと気を使っているでしょうし、建物を維持するメンテナンスは25年毎にきちんとやっているそうです。
大変ですね。
もちろん、味も抜群。
桜鍋を食べたことがない方は大勢いると思います。
ぜひ食べていただきたいですし、建物の風情も味わっていただきたいです。
店主は私と同じ四代目で、憧れの先輩です!
あまりこのようなジャンルの本は読まないのですが、好きなテレビ番組なので興味があって読んでみました。
「1秒でつかむ」高橋弘樹
テレビ東京のディレクターが著者で、番組「家、ついて行ってイイですか?」の思考やノウハウを細かく紹介した本。
・良いものを作る確実な近道は、人の「1.5倍だけ」頑張ることです。
・「挑戦」は、常に「制約」や「矛盾」との戦いです。
・最後に人の心をうつのは、その職業を通して何をなしとげたいか、という思いなのではないでしょうか。
☆☆★★★
神田明神で祈祷していただきました。
神田明神は母の実家が氏子の神社なので、幼少の頃はよくお祭りに行きました。
つい2か月まえに、境内に文化交流館がオープンしたので、それを見に行きたかったこともあります。
多摩産材を積極的に使われているのも興味がありました。
天平二年の創建なので、千三百年の記念事業だったそうです。
江戸幕府が江戸城を拡張する際、江戸城から表鬼門の位置にあたる現在の地へ遷したそうですが、まさに江戸東京の守護神と仰がれています。
商売繫盛にご利益があることでも有名です。
お祓いの際に、オオヌサでバサッバサッと清めていただいた時に、肩が軽くなってスッキリした気分になりました。
節分も終わったことだし、いい年にしたいと思います。
小説と勉強関係の本を隔週で読むって、バランスが取れていていいです。
今週は小説でした。
「向田理髪店」奥田英朗
かつては炭鉱で栄えたが、すっかり寂れ、高齢化が進む北海道のとある町。その町でさまざまな騒動と人間模様を温かくユーモラスに描く連作集。
☆☆☆☆★
先日、写真の木工所さんへお邪魔しました。
私、木工所フェチでして、木工所の雰囲気がたまらなく好きです。
ずっと居たいと思ってしまいます。
木の香りが漂い、木片がそこら中にあり、でもキレイに片付いている。
天井が高く、ちょっと寒いけどストーブの周りは暖かい。
工具が使いやすそうに機能的に並べてある。
アメリカなんかは個人の工房を自宅に持っている方が多いようで、映画に出てきたりしますよね。
あんなの、すごくうらやましい。
いつかマイ木工所を持ちたいと思いますが、今は全国各地の木工所のために、魅力的な材料を提供し、お役に立ちたいと思っています。
今回訪れた木工所さんは、自分たちの会社のすぐ近所に建具屋さんがあり、その建具屋さんの木工所を間借りされています。
若いスタッフさんばかりの会社ですが、仕事量が増えるにしたがって、外注していた仕事を自社内でやりたくなり、うまい具合に間借りできるようになるなど、規模を拡大されています。
理想的展開です。
高齢化して廃業する木工所も多いですが、このような若い方々が増えていってほしいです。
本は本屋さんで実際にパラパラめくってから買いたいのですが、ついついアマゾンでも買ってしまいます。
レビューはちょこっと読みますが、それでも本屋さんで買ったほうが失敗率は低いですね。
「企画力」田坂広志
・「何を行うか」よりも、「なぜ行うか」を語れ。「なぜ行うか」を、魅力的に語れ。
☆☆★★★
ついに初代が他界した年齢になりました。
49歳です。
年齢的にはまだ若いほうだとは思いますが、もういつ死んでもおかしくない年齢になったという意識です。
初代の写真を見ると、とても貫禄があります。
同じ年代には見えません。
昔の人って、すごいですね。
49歳で他界した著名人を検索してみると、そうそうたるメンバーです。
「上杉謙信、織田信長、真田幸村、大久保利通」
…と、ここまで書いておいて今更気づいたのですが…↓
↓
私、まだ48歳でした!
誕生日からほぼ一か月が経ちますが、49歳だと思っていました。
完全に呆けてしまったようです。
嫌になるな、老化現象…