毎年いろんなことが起こりますね。
「今年、何もなかったな」なんて思って年を越したことがないような気がします。
計画的に「やろう」と思って起きた出来事と、トラブル的に起きた出来事があります。
どちらも毎年あります。
その出来事が一区切りつくと、ホッとして「やったな」という満足感に浸れますが、それもほんのひと時。
すぐに次の出来事がドバっと舞い込んできます。
というか、一個ずつの出来事だったらまだいいのですが、同時にいくつも抱えているものです。
経験値が増してくると、パニックにならずに一個一個解決できちゃったりするものです。
それを「成長」と呼ぶのでしょうか?
単に「経験値」が増えただけでしょうか?
分かりませんが、昔の自分だったら恐らくストレスで倒れていたような気がします。
喜んでいろんな「出来事」を受け入れて、時には受け流して、片付いたときのほんのひと時を楽しみにやっていきたいと思います。
先日読んだ小説の中に書いてあったことがしっくりと理解できました。
何か出来事が起こった時に、自分がどう思うかは四色ボールペンでどの色をチョイスするかと同じ…だそうです。
例えば、赤:怒る 青:喜ぶ 緑:逃げる 黒:耐える …みたいな。
出来事はどんな人にも起こりますが、どうリアクションするかはその人のチョイス次第だというわけです。
なんだかいい色をチョイスしやすくないですか?
「アトツギベンチャー思考」 山野千枝
・業界の知識も経営者経験も不足しているアトツギにとって、「先代より最も優位に立っている」ところはどこでしょう。私は「時代観」だと思います。
・アトツギは一見家業に関係なさそうな自分の強みを家業でも生かすべきです。
・ベンチャー型事業承継とは、若手後継者が世代交代を機に、先代から受け継ぐ有形無形の経営資源をベースに、新規事業、業態転換、新市場参入など、新たな領域に挑戦することで、永続的な経営を目指し、社会に新たな価値を生み出すことです。
・まずはアホかしこになって、同じ土俵で一生懸命働く、そして少しずつ信頼を得ることです。
・社風は数だ。
・税理士は決算書を作ってくれる人ではなく、ビジネスパートナーなのです。
・家業は自分の命とつながっているとすら思えるのがアトツギであり、会社は歴史と未来からの預かり物です。預かったものは失くせない。たまたまこの時代を担当するアトツギとしてなんとか次の世代にバトンを渡すまでは走らないといけない。その時まで存続させないといけない。変わりゆく時代の中で、社会から必要とされる会社であり続けるために、今あるものを使ってどうにかして新しい価値を生み出したいと思えるのです。
☆☆☆★★
木について学んだことを一冊のノートに書き連ねていた時期があります。
そのノートを久しぶりに見返しました。
最初は一人で学んで、一人でノートに記録していました。
何せ、当時は社内で一番若くて経験も浅かったので、早く先輩方に追いつきたいと思ってひたすら勉強していました…。
座学だけでなく、もちろんOJTでも学びました。
そして、次のステップで社内の先輩方からちゃんと時間を設けて学ぶ機会を作ることにしました。
以前はうちの会社、土曜日も半日出勤していたので、仕事が終わった後の昼に一時間の勉強会をすることにしたのです。
自由参加でしたが、ほぼ全社員が出てくれました。
逆パワハラですね…(汗)。
ノートを見返すと、平成12年(2000年)の1月22日に始めたようです。
机上の勉強もしましたが、実際に木を見ながらの勉強もありましたし、いろんなところに見学に行きました。
製材所やお客さんの工場や展示会や、木材が使われている店舗にも行きました。
ノートの記録によると、平成16年(2004年)の9月2日まで続きました。
私だけでなく、社員一同、その時の学びが今に生きていると思います。
当然今も学び続けていますが、当時ほど熱量が不足していることを反省しています。
今一度、20年前のノートを見返して、気合を入れ直しました。
「禁断の中国史」 百田尚樹
・中国では唐の時代から、人肉が普通に市場に並ぶようになりました。
・人間の肉が犬の肉の五分の一の値段であった。
・清の時代に女真族の数は当時の中国人口で約三パーセントと言われています。歴史を見ると、三パーセントもあれば十分国を支配できるのです。
☆☆☆★★
「白湯」って、売ってるんですね。
ビックリです。
買う人がいるのかな…なんて思っていたら、結構売れているようです。
数十年前、「水」が売りに出されていてビックリしたことがありましたが、今では普通ですし、自分も買っていますし…。
外国なんかだとビールよりも水のほうが高かったりしますし…。
そう言えば「塩むずび」が売られていた時もビックリしました。
でも結構美味しくって…。
それぞれ、素材の良さのみで勝負していて潔いです。
うちの会社(佐久間木材)は木材という素材屋です。
素材の良さだけでも売れないので、あとは買ってもらいやすくしないと…。
見せ方、伝え方、ですね。
ご存じ、学問の神様、太宰府天満宮に行ってきました。
残念ながら本殿は124年ぶり、令和の大改修中でしたが、逆に仮殿を見られて大満足。
藤本壮介建築設計事務所による設計で、屋上緑化が素晴らしいです。
世の中、屋上緑化や壁面緑化されているところが多々ありますが、あまりうまくいっていないように思います。
人工物の中に生き物を無理やり植え付けるのですから、手入れが必要です。
放置していると枯れて可哀想な感じになってしまいます。
手入れができないのなら、初めからやらないほうがいいです。
屋上緑化や壁面緑化をやるのであれば、太宰府天満宮ぐらいガッツリやって、きちんと手入れを続けることをおススメします。
それにしても天満宮ってすごいですね。
日本全国に1万2000社あるそうです。
菅原道真一個人を祀っている場所がそんなにもたくさんあるって、昔の日本人の感覚が不思議です。