花を美しいと思う。
戦争していたら、そんなことを思う余裕もないんだろうな…。
子どもたちが戦地に行かざるを得ない状況にならないよう、お年寄りたちが空襲におびえる夜をむかえることのないよう、強い国をつくっていかなくちゃ。
そのために働かなくちゃ。
なんだか我が町の蔵前に続々と新しい店ができています。
そしてなんだかとってもオシャレ。
週末なんかは特に長蛇の列ができて、若い女性がたくさんいます。
どうしちゃったんだ、蔵前。
カフェ「from afar」
菓子屋「シノノメ」
喫茶「半月」
道具屋「nobori」
茶室「小雨」
洋品店「文月」
製パン所「シノノメ」
どのお店もなんだか作りが似ています。
それもそのはず、株式会社light sourceという会社が運営しているようです。
木材をうまく使っています。
ラワン合板を濃く塗ってウォールナット調にしたり。
決してお高い材料じゃないけど、使い方によってこんなにも素敵になるんだというお手本です。
材木屋にとってもうれしいですし、地元にとってもうれしいです。
ありがとう、株式会社light sourceさん。
いつかお会いできるかな…
八重桜が散ると、浅草はお祭の季節になります。
今年はコロナ禍の中で、中止ではないけれど、工夫しながらの開催となりそうです。
例年とは違う形なので、決めなければならないことが多々あり、準備が大変かもしれませんね。
ロシアのウクライナ侵攻による経済制裁により、ロシア材が日本に入って来なくなりました。
日本で主に使われるロシア材は、ラーチ(カラ松)と赤松です。
ラーチは構造用合板の単板として使われていますが、既に主力は国産のカラ松や杉になっています。
赤松は垂木として使われています。
ウッドショックの影響で、去年の一年間で既に二倍に値が上がっていたところ、さらなる苦境にたたされています。
そんな中、たまたま新国立競技場の下にやってきました。
中にはまだ入っていませんが、外周の真下から見上げると、垂木がびっしりと連続して縦格子に並んでいて圧巻でした。
こちらの垂木は国産の杉ですが…。
この外周の軒庇(のきびさし)は47都道府県の木材を使い、その産地の方角に向かって配置してあるそうです。
心憎い配慮ですね。
下からよく見てみると、断面に白いプレートが貼ってありました。
なぜでしょうか…。
材が割れて見た目を損ねるのを防ぐためでしょうか…。
この垂木は加圧注入処理して耐久性を高めてあると聞いています。
プレートを貼ることによって、木材とプレートとの間に雨が浸透し、乾きにくくなるので、かえって木材の劣化を速めてしまうような気がします。
さて、10年後にどのようになっているか、楽しみです。
「深夜特急 第一便・第二便・第三便」 沢木耕太郎
・誰もが寂しいのだ…
・私は、人々の生活の中に入り込み、また出て行くのが好きなのです。一定の場所で一定の人間たちと生活するのに、退屈を覚えるのです。
・ヒッピーとは、人から親切を貰って生きていく物乞いなのかもしれない。少なくとも、人の親切そのものが旅の全目的にまでなってしまう。
・私は自分がいつもあのようにして人から離れてきてしまったような気がして、さらに暗い気持ちになった。
・たぶん、本当に旅は人生に似ているのだ。どちらも何かを失うことなしに前に進むことはできない…。
☆☆☆☆☆
上の娘が大学に入学できました。
その入学式当日の写真。
暖かくいい天気でよかったです。
普段はトレーナーにジーンズばかりの娘が、この日ばかりはスーツ姿に。
というか、初めてスーツを着ました。
急に大人になったようで、うれしくもあり、寂しくもありです。
これからは自由がどんどん増えてきます。
楽しいことがたくさん待っているでしょう。
たくさん笑ってほしいです。
人生は素晴らしいって、感じてほしいです。
生まれてきてよかったと、思っていてほしいです。
私は、そんな子供の成長が何よりうれしいです。
「経済成長とは何か 日本人の給料が25年上がらない理由」 田村秀男
・資本主義経済というのは、先行投資、つまり将来に向けて投資することで活力が生まれるのです。
・経済というものは金融経済と実体経済のふたつがあって、これが両輪になって動いているのです。
・新自由主義とは、すべてを資本の論理即ち市場原理にまかせれば経済はうまく回る、政府は小さくすべきだという考え。
・日本の経済ジャーナリズムは、日本経済新聞に代表される考え方ですが、財政均衡主義です。
☆☆★★★