近所にうちより創業の古い材木屋さんがあります。
その会社は今では家具屋さん「ウッドワーク」になりました。
うちとも関係が深く、長いお付き合いをさせていただいているのですが、そこで働いている人たちがみんな若くてとってもいい人たちなんです。
いい腕を持った職人であることに裏打ちされて、飾らなくて明るい人たちなので、たまに一緒に飲みに行きます。
その会社の一人が、先日家を建て、その様子を「ドリームハウス」という番組で放映されました。
うちの材料「カラ松合板」をたくさん使っていただき、カメラも撮りに来ました。
私も少ししゃべりましたが、気の利いたコメントが言えなかったので放送ではカットされていました。
でも、ちょこっとうちの倉庫が映っていました。
そこで、家主がなぜ「カラ松合板」を使うのかをカメラの前でしゃべっていました。
その様子がこちら。
おい、「ラーチ合板」じゃないぞ、「カラ松合板」だぞ!
一昔前、東南アジアのラワン合板よりもロシアのラーチ合板がよく使われるようになりました。
ロシア産のカラ松のことをラーチと呼びます。
現在ではほとんど国産のカラ松を使った合板に替りましたが、見た目はあまり変わらないので、昔ながらのラーチ合板と呼ぶ人が多いのです。
そしてスタッフからこの質問。
そしてこの答え。
おい!
反省会が必要ですね。(笑)
テレビや雑誌に取り上げられるって、なぜかちょっとうれしいものですね。
先日、ドリームハウスというテレビ番組に当店の倉庫が映りました。
私がしゃべったところはカットされていましたが(汗)。
また、コンフォルト(№153)という建築雑誌に当店の名前が載りました。
ちょこっと協力させていただいたからです。
木質建材事典という特集ページの一部に、LSLの写真をお貸ししたのです。
まさに「ちょこっと」しか協力していません。
それにもかかわらずホントに丁寧にご連絡いただき、掲載紙まで送っていただきました。
この写真、15ミリの小さなもので、もし私がコンフォルトをたまたま読んでいて、無断で使われていたとしても絶対に気づかなかったはずなのにです。
この特集ページはとてもよくまとまっていましたし、その他のページもよかったです。
写真もきれいだし文章もうまい。
本の編集ってすごいですね。
私は以前の会社でお客様向けに冊子を作る仕事があったのですが、編集能力やセンスがなくて苦労しました。
一方、女房が私と結婚する前は編集者でした。
私にはない能力を持っている彼女にすごく惹かれました。
編集能力って、これからの時代により一層重要になる能力だと思います。
まとめる力、伝える力、つなげる力、そして時間内に終わらせる力が求められる時代です。
当店もそんな力をつけていきたい。
あと、「設計者の力になる材木屋さん」の記事もよかったです。
いつか当店も取材してくださいね。
鳥越神社の写真を毎週一回、写真をアップするようになって五年以上が経っていると思います。
誰も関心がないと思いますが、これを私が死ぬまで続ければ、結構価値が出てくるかもしれませんね。
一見、価値がないことでも、長い年月やっていれば価値が出るって、私のような凡人には有難いことです。
そんなことしかできないので・・・。
いよいよ年末になり、忘年会的な飲み会スケジュールが埋まりだし、既に柔術練習に行けなくなってきました。
美味しい料理や美味しいお酒が飲めるのはうれしいのですが、練習の機会が減るとそれはそれでストレスです。
今年は「ストップ、暴飲暴食」です!
グッとくるタイトルの本に出会ったので、早速読んでみました。
読書の秋です。
(食欲の秋だからこの本を選んだわけではありません。)
日本の木は戦後植林した主に杉の木が伐期を迎えているにも関わらず、あまり使われていないので年々増えてしまっている状況です。
なんとか使える方法はないかと物理学者の筆者が食べてみた・・・という話。
木の主な成分はセルロース。
セルロースは栄養素はない。
栄養素はないけど食物繊維なので、食物繊維としての効用はあるわけです。
例えば・・・
●血清コレステロールを低下させる
●中性脂肪を吸着する
●大腸癌の発生率を低下させる
●インスリンの分泌を節約する
●血圧を低下させる
●腸の調子を整える
でも、 これらは食物繊維の効用であって、なにも木から取る必要はない。
そこで期待できるのが、花粉症軽減効果です。
杉のおがくずをお茶に10%配合して実験したところ、71%の人が花粉症の症状がよくなったと答えたそうです。
これはいけるかも。
ちなみに当店でもオガクズを販売していますよ。