「臆病な経営者こそ最強である。」 荒川詔四
・なんらかの経営判断をするときに、社内が完全に一致するなどということはほぼ起こり得ません。社内政治的な要因、部署同士の立場の違い、経営と現場での認識の相違など、さまざまな現実を背景に、常に軋轢や対立が生じるのが組織というものなのです。
・重要なのは仕組みではありません。最も重要なのは、この仕組みを動かすときのコミュニケーションのあり方だと思います。
☆☆★★★
「ニューカルマ」 新庄耕
じわじわと膨れ上がる正体不明の閉塞感と、将来への不安。若い人がネットワークビジネスに入っていく理由はこれなのか…。終身雇用制は崩れ、正社員としての採用は難しく、かといって何かで一本立ちできる才能もなく、起業する資金もノウハウもない。なにより、「これに賭ける」と思えるようなものがない。夢がない。そしてそんな現状がいつか打破されるという見通しがない。これは紛れもなく、今の日本の現状だ。
☆☆★★★
「君の歳にあの偉人は何を語ったか」 真山知幸
・生まれた環境、財産、容姿、才能など、さまざまな面で人生は不平等だ。そのなかで唯一、平等なのが「時間」ではないだろうか。誰しも今日という1日は同じ長さであり、二度とやり直すことはできないのだ。どのように時間を過ごすかで、人生は決まる。
☆★★★★
「利益を生み出す放任主義経営」 福田克則
・中小企業の多くは、社長が得意な実務にしがみついているのではないでしょうか。そこが何年も社員に引き継がれないままでは、会社にとってとても危険です。
・幸福は押しつけられるものではありません。幸福とは人それぞれであり一瞬です。滅多に起こらないからこそ貴重なのです。
・良い人財は目の前にいる
☆★★★★
「信長の原理(下)」 垣根涼介
・人が生きていく上で、最もやりきれなく、そして始末に負えないことは、その生が、本来は無意味なものだということに、皆どこかで気づいていることだ。つまりはその無意味さのみが、生きることの証だ。
☆☆☆★★