「平凡という非凡」 芦田祐士
・思考停止していると、「みんながやっているから」「言われたとおりにやっているだけだから」といった具合に、作業内容に違和感を覚えていてもそれ以上考えることをやめてしまい、何も考えずにルーティン作業だけを続け、することがなくなっても指示があるまで手を止めて待ってしまう場合があります。
このような指示待ち人間ができあがってしまう背景には、何を言ってもとりあってもらえなかった、工夫してやってみたことを否定されたなど、「考えても仕方ない」と思ってしまう経験が重なっていることがあります。
☆☆★★★
佐久間家の菩提寺は浄土宗のお寺です。
先日、先代の奥様の一周忌があり、手を合わせてきました。
参列されたのはお寺関係の方々が多く、約30名のお坊さんによる読経は圧巻。
お坊さんは毎日読経しているので声がよく通るし、日本のジャズを聴いているように心地よい旋律でした!
罰が当たるかな…(笑)
浄土宗は1175年に法然上人によって開宗されましたが、今年は850年の区切りのいい年です。
浄土宗の教えは、「阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ、「南無阿弥陀仏」とみ名を称えて、人格を高め、社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送り、お浄土に生まれることを願う。」という信仰です。
これって、佐久間木材の企業理念とも一致する内容なのです。
「人格を高め、社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送る。」
不変の真理ですね。
パリオリンピックが始まりました。
大会前は全く盛り上がりに欠けていたようですが、始まってみると面白いです。
やっぱりスポーツっていいですね。
さて、東京オリンピックのコンセプトは「コンパクト」だったような記憶がありますが、今回のパリオリンピックは「街全体での開催」がコンセプトなようです。
セーヌ川での開会式や、ヴェルサイユ宮殿での馬術、コンコルド広場でのスケートボードが象徴的です。
パリの街並みと言えば石造りの建物が思い描かれますが、オリンピックに合わせたパリの都市計画の中で、実は木が積極的に使われているそうです。
木はサスティナブルな素材です。
そしてヨーロッパは脱炭素社会を目指した先進国の集まりですね。
なんでも、「France Bois 2024」というプロジェクトがあり、これは「2024年オリンピックに向けてフランスの建築物の木造化を推進しよう」といったものだそうです。
木材業界と連携して包括的な政策として押し進めているようです。
ヨーロッパは石造りの文化だと言われていますが、実は昔は木造の文化がありました。
ところが放牧が盛んになり、木の芽を食べつくして山に木が生えなくなってしまったため、石造りで建築するようになったと言われています。
ヨーロッパの山々って、牧草地が多いですよね。
(ドイツや北欧ではちゃんとした森が残ってますが…。)
ヨーロッパの山に木が生え、街中にも木造の建築物や立ち木が増えていくといいですね。
東京も街中に立ち木が増えると、この暑さも少しは和らぎます。
空き家は解体して立ち木を植える政策を推し進めてほしいです。
「エブリシング・バブル」 エミン・ユルマズ
・日本のように人口が減少していく国では、AI化によって仕事が減っていくとしても、同時に人口も減っていくので、仕事の量と人口のバランスがうまく取れる可能性も考えられる。
☆☆★★★