柔術道場でいつも一緒に練習している仲間が、映画になります。
小柄な女性ですが、すごく強いです。
彼女、耳が聞こえていません。
相手の口の動きで理解しようにも、現在のようなコロナでマスクをしている状態だと口の動きが分かりません。
柔術のテクニックの説明も、人よりも何倍も理解するのが大変だと思います。
それでも一生懸命練習されています。
すごいです。
彼女、もともとはプロボクサーだったそうです。
その時のことが映画「ケイコ 目を澄ませて」になり、12/16に公開されます。
知っている人が映画になるなんて初めてです。
絶対見に行こう~っと!
このブログ、今回で2018話目です。
いつの間にか2000話を超えていました。
驚きです。
毎回大したことは書いていませんが…。
塵が積もれば山となると言いますが、全く山になった感じはありません。
塵のままです。
成長している感覚もありません。
もちろん、知識や経験が増えて、当時よりも自信がついています。
その反面、劣化したところもあります。
当時よりもさらに頑固になったような気がしますし、目が悪くなったし、腰も悪くなったし、記憶力もなくなってきたし、集中力もなどなどなど…。
挙げればきりがありませんよ。
今更このブログを辞める気はいまのところありません。
コツコツ続けていくような気がします。
Twitterに変えてみようかな…
「絶対悲観主義」 楠木健
・自分のためにするのが「趣味」、人のためにするのが「仕事」です。
・とにかく目に前のできることを、淡々とやればいい。そのうちに時間は必ず過ぎていく。
・チャップリンの名言に「人生はクローズアップでは悲劇だが、ロングショットでは喜劇だ」というのがあります。
・森繁久弥は「そんなに大層なことは、この世の中にひとつもない」と言っています。
・藤沢武夫は「経営はアートであり、演出の基本は意外性にある」という言葉も残しています。
・何もしないで生きていける人ほど、精神力が強い。
☆☆☆☆★
先日、佐久間木材の倉庫からこの写真の木材が出てきました。
サイズは180ミリ×180ミリ。
太いです。
どうやらこれ、鳥越神社の本社神輿の担ぎ棒の切れ端のようです。
なぜ担ぎ棒の切れ端がうちの倉庫にあるのでしょうか…。
鳥越神社は佐久間木材の氏神様で、台東区の蔵前橋通り沿いに鎮座する小さな神社です。
ただ、本社神輿がすごく大きいことで有名。
うちの初代と二代目が氏子総代を務めさせていただいたほど、佐久間家とはご縁の深い神社です。
実は1982年(昭和57年)に、二代目大吉が本社神輿の担ぎ棒を寄贈しました。
それ以前の担ぎ棒は1928年(昭和3年)のものだったようで、約54年経っており大分痛んでいたそうです。
初代喜三郎の五十回忌供養の意味も込めて二代目大吉が鳥越神社に寄贈したとのことです。
なんでも、南木曽町の桧1000本の中から選び、予備も含めて5本を伐採。
10カ月の天然乾燥の後に170×155×6500ミリに製材したそうです。
長さ6500ミリの通直な材を探すのは、容易なことではなかったと想像します。
さてこの担ぎ棒、いったいあとどのくらいもってくれるでしょうか?
また、次回に同じサイズの良材を探し出すことは可能なのでしょうか?
現在の担ぎ棒を前回の寿命と同じくらいもたせるとすると、次回は2039年(令和21年)頃。
おっと、二代目大吉の五十回忌と重なります。
汗、汗、汗です。
普段、シナ合板は毎日見ていますが、無垢のシナを見るのは久しぶりでした。
この写真がシナノキです。
シナノキは北海道から九州まで広く見られますが、北海道に多く、この無垢のシナは北海道産。
「シナノキ」というと「中国の木」だと思われる方もいらっしゃいますが、そうではありません。
漢字で書くと「科木」とか「榀木」。
シナというのは、結ぶ、縛る、というアイヌ語から来ていると一説には言われています。
実際、シナノキの樹皮で縄や糸を作っていたそうです。
毎日お世話になっている木材なので、生きた立木を会社に植樹したいな…。