土砂降りの雨の日、用事があったので新宿へ行きました。
帰り際にどうしようもないぐらい強く降り出したので、雨宿りも兼ねて伊勢丹に入りました。
すると、ティンバークルーさんの展示会を一階でやっていました。
そういえばご案内をいただいていました。
偶然にも見ることができてラッキーです。
調布にあるティンバークルーさんの工場はとてもいいです。
スタッフが若くて挨拶もちゃんとしてくれて感じがいいし、仕事終わりに一杯飲めるようにバーカウンターがあります。
脱衣室がアメリカンな「部室」っぽくて落ち着くし。
仕事もしっかりしていて、また個性的。
木を愛してくれています。
お客様でもあり、大事な仲間でもあり、同志でもあると一方的に感じております。
写真の右側の判子は、佐久間木材で恐らく30年以上使われていたものです。
四角の枠が6個あるだけの判子です。
何に使われていたかというと、仕入先からの請求書に、各担当者がチェックを入れるための目印用です。
毎月欠かさず使ってきたこの判子。
大分劣化してきました。
台木は黒ずんできただけですが、ゴムの部分が溶けたようにつぶれてしまっています。
何となく枠があれば用が足りるので、ずっとずっと使ってきたのですが、さすがに貧相な感じ。
他にもいくつか作らなければならない判子があったので、ついでに作り直しました。
それが左側です。
台木がMDFに代わっています。
今はほとんどMDFですね。
安価だしエコだし、便利な材料です。
さて、この判子は何年使うことができるでしょうか?
どこかに使い始めた年月日を書いておこうかな…
「山に生きる人びと」 宮本常一
・狩人をマタギというのは又木から来ているかと思う。又になっている木の枝を使用して獲物を追うたことから、狩を又木とよび、狩人をマタギともよぶようになったのではないかと思う。
・クリはタチガチといってどこの山のものでも自由に伐ってよかったが、その日一日の材料をこえるほどのものを持ってきてはいけないことになっていた。
サンカ、木地屋、マタギ、杣人、焼畑農業者、鉱山師、炭焼き、修験者、落人の末裔…
☆☆★★★
「日本経済復活の書」 鈴木貴博
・ガソリン車がすべてEV車に置き換わるとなると、火力発電所を新たに20基建設するだけの電力量が必要になるといいます。
・ウラニウムやプルトニウムは精製して燃料として使うまでは一見経済的なエネルギー源に見えますが、その後、3万年以上にわたって使用済み燃料を管理していかなければならないという本質的欠陥があります。
・30年後に地球が温暖化で滅亡するのを選ぶか、それとも3万年後まで社会コスト負担が続くことを選ぶか?
・正社員とは本質的には覚えてもらうことがたくさんあり、かつ、知識や経験を元に新しい仕事を作りあげていく従業員層のことです。
☆☆★★★