曲がり松の一生

ポーランドの北西部にある森で、根本から大きく曲がった松の木の群集が見つかりました。
約400本におよび、そのすべてが北向きに曲がっています。
不自然なカーブを形成している松の群衆は広大な森のほんの一部分にのみ存在し、その周囲を囲む木々は地面からまっすぐに伸び、なんら変った点はないそうです。

木々は1930年頃に植えられたものと見られています。
この謎を推測する人たちの間では、当時の人々がボートや曲線のある家具をつくるために敢えて生長段階の木にこのようなカーブをつけたのではないかとの見方もあるようです。
なんらかの目的のためにわざとカーブをつくったものの、第二次世界大戦が勃発したことで目的が果たされぬまま現在も木々だけが残ったのではないかという説です。

しかし真相は明らかになっていません。
人工的に形成された曲線だとしても、何のためだったのかまでは、現在のところ特定できていないようです。
自然にできた曲線ですと、例えば傾斜の激しい場所で生長した木は曲がります。
あるいは風の強いところで生長した木もしかり。
でもこのケースはどちらにも当てはまらないようです。
人間と同じように、ひねくれた遺伝子を持って生まれてきた木がいるってことでしょうか。

いずれにしても非常に不思議な光景であることは確かですね。
不思議は面白いです。

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今週の鳥越神社

朝、登校前の女子高生のようです。
長いことお祈りしていたので、激写してしまいました。
いい写真でしょ。

来年は大学受験の合格祈願なのかな？
それとも恋愛成就かな？

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今週の柔術

日曜日は柔術大会ヒクソングレイシー杯でした。
ワタシは８月から９月にかけて、謎の体調不良をおこしてしまったため、出場を見合わせました。
残念。
道場からは１５名が出場したので、その応援に駒沢体育館へ。
勝った方も負けた方もケガをしてしまった方もいましたが、勝負前の引き締まった顔がみんな輝いていました。

試合後の打ち上げは、さすがに鍛えている人が多いのでよく飲まれます。
最初のビールのオーダーを人数の数倍注文しています。
笑えました。

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トコトンハテナ

先日、うちの事務所にテレビ局が取材にみえました。
高橋英樹さんが司会の番組です。
間伐材を利用した商品は流通しているのか…というものでした。
二人組みの「江戸むらさき」という芸人さんがぶらっとうちの会社を訪れて、社員に二三質問して帰られました。
撮影はあっという間に終わったので、実際何秒放送されるのでしょうか。
あっ、江戸むらさきさんのサインもらうの忘れちゃいました。
失礼だったかな？

テレビ東京　トコトンハテナ
10月30日夕方6時30分～
間伐材について

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今週の鳥越神社

倒れてしまったイチョウとヒマラヤスギを見る度に残念に思うと同時に、切り株からまた生長してくれるように祈っていますが、西側の出入り口の脇に、倒れた鳥居が積み重なっているのを発見しました。
いつも通っているところなのに、気付かなかったのが不思議。
何年前に倒れたのでしょうか。
相当大きな地震があった時かと思うのですが…。

この石も有効利用を考えるべきですね。
いつまでも放置されていると景観も悪いし。
神社の補修改修時に使うよりも、氏子の身近に置けるように小分けして、神社との関係性を深めるという発想をしてほしい。
前回の倒木の再利用の時も思ったのですが、神社はもっと氏子との関係性を深めることを考えなくてはいけないと思います。
商品化して販売すれば神社の収入にもなるし…。

関係性を深めるって、今後の世の中のキーワードかと思います。
うちのお仕事上でももっともっと考えていきます。

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熟熟結婚式

結婚式に行ってきました。
新婦とはかれこれ15年くらい前に、新宿のゴールデン街で知り合いました。
ご縁って、面白いものです。

新郎新婦ともに42歳という熟年カップルです。
若くは無い二人ですが、年をとったからこそ親への感謝の気持ちだったり、パートナーの有り難味だったりが分かってきます。
「ありがとう」の重みが違う…とでも言えましょうか。
ワタシを含め、出席者も若くないので、華やかさは少なかったものの、とてもあたたかい結婚式でした。

木も人間と同じように劣化します。
しかし木も人間も、その経年劣化が「味」となって、一層の魅力を増してきます。
木は色が焼けて灰色や黒色に変り、割れやヒビが入り、次第に腐って…。
そこを木の欠点だと思う人もいますが、ワタシはそこが木の好きなところでもあります。
人間も肌の色がくすみ、シワができて、次第に…。

でも20年前のワタシよりも、今のワタシの方がずっといい…と思っています。

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今週の鳥越神社

「末の世と　いつより人の　いひ初（そ）めて　猶（なほ）世の末に　ならぬなるらむ」大隈言道

人はいつの時代から「世も末だ」と言い始めたのだろうか。
随分昔から言い続けながらも、いまだに世の末にはならないようだ。

たしかにそうですね。
あまり悲観的に考えても意味が無いことがほとんどです。
誰かが言っていましたが、「悲観的に考えて楽観的に動く」とうまくいくそうです。

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社長になって十年

気がつけば社長になって丸10年になろうとしています。
いろいろありました。
いろいろ変えてきました。
止むを得ないこともありましたが、信念を持って変えてきたつもりです。
その信念があったからこそ、今があるのだと思います。

日本の総理大臣は毎年変っていますよね。
いくら信念があっても、1年では何も出来ないのではないでしょうか。
しかも最近の総理大臣に信念があるようには見えないし、あったとしても国民に伝わってこないし、各閣僚にも伝わっていないように感じます。

企業が10年生き残る確立は30％だそうです。
だとすると、よくやってきたなぁとも思いますし、まだまだ頑張らないとなぁとも思います。
先日の台風で倒れた鳥越神社のヒマラヤスギのように、外側から見ると立派だけど、実は内部が腐っていた…というようにならないようにしたいです。
鳥越神社のヒマラヤスギは、敷地が狭いので根を広く張ることができませんでした。
木の根にあたるところは、企業で言えば経営理念です。

これからは今まで以上に皆さんにワタシの信念が伝わるように、また社員にも伝わるように取り組んでいきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

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今週の鳥越神社

あぁ、ヒマラヤスギが先週よりも短くなっている…。

どうやら上のほうが腐っていたことが分かり、このままだと近いうちに倒れてしまう危険性があるので、あらかじめカットしたそうです。
今まで毎朝拝んでいた木がなくなってしまい、とても残念でさびしいです。
伐り出したヒマラヤスギを再度生き返らせ、また常に身近に鳥越神社を感じていられるこのとできる方法は木製雑貨しかないと思いました。
以前このコラムでもお話した明治神宮の木で作られた木の鈴のように…。



神主にお話したところ、「神社としても御神木なので何かしらに利用するので、ご心配なく」とのことなので、おとなしく引き下がってきました。

まぁ捨てられなくてよかったけど、うちで何か作りたかったなぁ…。

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ビックリハウスにビックリ

浅草といえば何を思い浮かべるでしょうか。
浅草寺、雷門、六区通り、三社祭、サンバカーニバル、天丼、すき焼き、芸者、電気ブラン…
まだまだあるでしょう。
浅草はなかなか魅力のある街です。

忘れちゃならない花やしき。
日本最古の遊園地であり、さらに日本で現存最古のジェットコースターがあります。
昔はトラやクマがいる動物園だったこともあるようです。
また、木場の材木屋さんが経営していたこともあるそうです。
材木屋つながりで嬉しい…。

ワタシも小さい頃はよく行きました。
ジェットコースターは横揺れがして怖かったし、隣の家の庭が見えたりしたことを覚えています。

先日、三十数年ぶりに我が子を連れて行ってきました。
寂れた遊園地を想像していたのですが、意外に混んでいました。
ジェットコースターはなんと40分待ち！
本物のお化けが出るとの噂があったお化け屋敷は建替えられて新しいお化け屋敷になっていましたが、なんと昔ながらのアトラクションが昔のまま残っていました。
それが写真のビックリハウス。
ハウスに入ると椅子が並んでいて、窓の景色が回転するので、まるでハウスが一回転したような錯覚を覚えます。
当時は不思議でしょうがなく、何度も乗りました。
時は過ぎて、わが子、愛娘がキャーキャー言って楽しんでいます。
ん～ん、シアワセを感じました。

変らない、同じことがずっと続いているって、ものすごい価値になりますね。
それが浅草や花やしきの魅力になっています。
最近、とにかく変化が激しい世の中なので、自分も変らなきゃ、変らなきゃ…て思ってしまいます。
でも、変らないことが価値につながるのって時間がかかりますよね。
それまで頑張れるかどうか…。
花やしきも一度つぶれちゃっているから、難しいところです。

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