30年前の1月17日。
阪神淡路大震災がおきました。
私は大学四年であと数カ月で卒業でしたが、いろいろあって就職先が決まっていませんでした。
でもそれほど焦っていないというダメ人間で、単位はギリギリ取れていたので大学に通う必要もなく、ダラダラと過ごしていました。
なので、なんとなく自然に神戸へボランティアに行くことにしました。
長田区の二葉小学校で約3週間活動しました。
いろいろやりました。
片付け、炊き出し、救援物資の配布などなど。
やらなければならないことがたくさんありました。
人手不足や情報の片寄り…インターネットや携帯電話がまだ普及していないころでした。
最後は風邪をこじらせてしまい、かえって迷惑になるので東京に帰ってきました。
今から数年前、復興後の長田区を見に行ったことがあります。
あの頃、小学校に避難していた方々はその後どのような人生だったのでしょうか。
年齢的に多くの方々がお亡くなりになったことと思います。
あの地震で多くの方々の人生が変わりました。
私の人生においてもです。
当時を思い出し、お亡くなりになった方々に思いをはせたいです。
倉庫内に秘密の部屋ができました。
去年の最終営業日ギリギリに壁ができあがり、あとはコツコツと中身を仕上げていきます。
壁の仕上げに使った素材は、エコモクや@合板で販売している「カラ松薄化粧合板(クリア)」にしました。
「カラ松合板」は国産(北海道産)のラーチ合板です。
ちなみにラーチはロシア産のカラ松です。
節が不規則にあり、その無骨なワイルドさが気に入っています。
通常のラーチ合板は厚9ミリ以上からですが、当店のは厚5.5ミリ。
希少です。
さらに、表面にトップコート紙を貼って仕上げています。
それにより節の見た目の強さが少し和らぎ、板による色味の差が少なくなり、マットな感じになります。
塗装の手間も省けましし、抗菌効果もあるのです。
ちなみに当店では「薄白」もご用意しています。
ドアの断面を隠すために使用される大手を使わず、壁とのつながりがある見た目を優先させました。
さらに、雨の跳ね返りで壁を取り換えなければならなくなる可能性もあるので、貼り返しやすいように下部だけビス止めしてあります。
さて次は内装です。
それほど手を入れるつもりはなく、コンクリートと木材の相性を第一にします。
どんな感じに仕上がるのか、乞うご期待です。
新しいことをやるのって、楽しいですね!
正月明けの鳥越神社は、初詣の参拝者たちと、去年の正月飾りやお札を持ってくる方々で賑わっています。
8日は「とんど焼き」でした。
寒い中、睦のお仲間たちは大変ご苦労様でした。
(私はお手伝いできずにすいません…)