ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/02/27 「美女と野獣」(2014年仏独)

2016-02-27 00:00:00 | 日記
「美女と野獣」(2014年仏独)

ベル (レア・セドゥ)
野獣 (ヴァンサン・カッセル)
ペルデュカス  ベルの兄に金を貸す

 子供たちに昔話をする母親。
 ベルは裕福な家に暮らしていたが、一家は財産が没収されてしまう。
沈んだ船の積み荷を取り戻そうとした父親は、森に迷って屋敷にたどり着く。
料理などをいただくが、住人である野獣にとがめられる。
家族に会う事は許されるが、必ず戻る事を約束させられる。
話を聞いたベルは、父親の代わりに屋敷に向かい、そこで暮らす事に。
かつて王子だった彼は、狩りの際に誤って恋人を死なせてしまう。
恋人の正体は、愛がどんなものか知りたがった森の妖精で、
怒ったその父親は彼を野獣にしてしまう。
助けられるのは人間の女だけだが、誰にも愛されないだろうと言う。
野獣はベルに心を許すようになり、一度だけ家族の所へ行く事を許す。
だが、ベルの話を聞いたペルデュカス一味は屋敷に乗り込んでしまう。
怒った野獣と、森の化身と言うべき巨人が暴れ出し、一味はやられる。
野獣は胸に金の矢を刺されて弱るが、ベルが矢を抜くと生き返る。
怖くなくなったらおれを愛してくれと言う野獣に、ベルはもう愛してると言う。
気がつくと、野獣は王子の姿に戻っていた。
 物語を終えた母親は、畑仕事をしているかつての王子とキスするのだった。

 と言う訳で、ディズニーアニメでおなじみの美女と野獣実写版。
エステラ・ウォーレン版はバッタもん感があったが、
本作はスペクターやゴーストプロトコルのレア・セドゥ主演と言う事で見ました。
母親が子供たちに語る形で描かれ、母親の顔は見えないけど誰かは言うまでもなく、
この物語はハッピーエンドですと冒頭に宣言された感じ。
没落した家の娘ベルは、父親の代わりに野獣の屋敷に住む事に。
野獣の境遇を知り、彼を愛するようになると言う展開。
ディズニー版に比べて、ベルや野獣の踏み込んだ描写がある点が特色だが、
うまくこなれているかと言うと微妙。
ただし、レア・セドゥが魅力的に感じれば、物語的な問題は二の次かも。
コメント
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