ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/12/18 「白鯨との闘い」

2016-12-18 00:00:00 | 日記
「白鯨との闘い」

オーウェン・チェイス 航海士(クリス・ヘムズワース)
ポラード船長
マシュー・ジョイ 航海士(キリアン・マーフィ)
トーマス・ニカーソン 若造の船員(新スパイダーマン)
ヘンリー 船員。船長の甥
メルビル 作家(ベン・ウィショー)

起:作家メルビルはエセックス号の生存者に取材する。
承:船は怪物鯨に襲われて沈没。
転:漂流する船員は、人肉を食べて生き延びる。
結:メルビルはすべてを描く必要はないと考える。

 1850年。作家メルビルは、エセックス号の生還者トーマスを取材。
トーマスは妻にさえ詳細を語らなかったが、話せば楽になると言われ、重い口を開く。
 チェイスは捕鯨船エセックス号の航海士として雇われる事に。
新人船長のポラードが不漁でも引き上げようと言い出し、船員の不満が高まる。
 エクアドルに停泊する彼らは、
悪魔と呼ばれる怪物鯨の噂を耳にし、これを仕留めようと言う事に。
ついに鯨の群れを発見するが、怪物鯨に船を破壊されてしまう。
 船員らはボートで漂流した末に、島に到着。
だが、生還が叶わなかった先客の白骨死体を発見。
チェイスらは再び海に出る事を決断。
再び漂流し、彼らは生きる為に、死んだ仲間の肉を食べる様に。
それでも足らず、くじ引きで負けたポラードは甥ヘンリーに自分を撃つように命ずる。
耐えかねたヘンリーは自殺してしまう。
 90日の漂流を経て、生き延びた数名が救助される。
捕鯨産業を守る為、怪物鯨やくじ引きの話は隠す様に指示される。
これに反発したチェイスは立ち去った。
 結局、聴取を受けたポラードは白鯨の仕業だと証言。
彼は再び海に出て白鯨を追うが、見つからなかった。
島へ戻ったチェイスは、残る生存者を救助。後に商船の船長となった。
 トーマスの話を聞いたメルビルは、
あくまでも小説だから、すべてを描く必要はないと言い残す。
彼が書いた小説は、ホメロスの叙事詩のようだと称えられた。

 と言う訳で、白鯨のモデルとなった実話を描く作品。
鯨漁に出たクリス・ヘムズワースらは、怪物と言うべき鯨に襲われて漂流する。
作家メルビルは小説化する為に取材するが、隠された事実には触れなかったと言う訳。
白鯨はあまり現れず、もっぱら漂流シーンだから、何か思ってたのとは違う印象。
「隠された事実」も、今の目で見るとインパクトは今一つ。
コメント
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