ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/12/30 「ブリッジ・オブ・スパイ」

2016-12-30 00:00:00 | 日記
「ブリッジ・オブ・スパイ」

ジム・ドノバン 弁護士(トム・ハンクス)
アベル ソ連のスパイ

メアリー ジムの妻
ルドルフ・ダグ ジムの助手
ゲーリー・パワーズ 米軍パイロット
プライヤー 米国人留学生

起:ソ連のスパイとしてアベルが逮捕され、ジムが弁護する事に。
承:米パイロットと米学生がそれぞれ捕虜となる。
転:ジムはアベルと2対1の交換を要求。
結:交渉は成功し、捕虜が交換される。

 FBIは画家アベルをソ連のスパイとして逮捕。
米国への協力を求められるが、アベルはこれを拒否。
スパイであっても弁護を受けられる事を証明する為、弁護士ジムが担当する事に。
 アベルは裁判で有罪となり、死刑が妥当かと思われたが、
ジムは捕虜交換用に生かすべきと主張。
これが認められて30年の刑となり、裏切り者としてジムの家に発砲される騒ぎに。
 そんな中、パイロットパワーズがソ連領空で攻撃を受け、捕らわれてしまう。
CIAは捕虜交換を希望するが、ソ連は公式にはスパイの存在を認めない為、
民間人であるジムが東ベルリンへ向かい交渉する事に。
 さらに東独で米学生プライヤーが捕らわれる。
アベルとパワーズの交換については合意するが、
ジムは同時にプライヤーとも交換しようとする。
 米側は交渉が決裂する事を恐れるが、ジムは2人揃わなければ交換はなしと強気。
主導権を握りたい東独の思惑もあり、2対1の交換が成立する。
橋でアベルとパワーズ、プライヤーの交換が実施される。
 ジムの家族は英国旅行と聞かされていたが、ニュースで真相を知って驚かされる。
ソ連は公的にはアベルをスパイと認めず。
パワーズはパイロットに復帰するが、後に墜落事故で死亡。プライヤーは博士となる。
ジムはキューバ・ピッグス湾事件の交渉でも活躍し、
捕虜にされた9700人を解放した。

 と言う訳で、スティーブン・スピルバーグ監督で、トム・ハンクス主演の実録もの。
弁護士トムは、ソ連のスパイとして逮捕されたアベルを弁護。
捕虜交換用に生かすべきと主張するが、裏切り者と非難される。
そんな中、米軍のパイロットがソ連の捕虜となり、アベルと交換する事に。
ここまででも面白かったのだが、さらに米学生が東独に捕らわれてしまう。
アベル1人で、2人を解放しようとするあたりが本作の見せ場と言えるが、
個人的には蛇足感ありで、話がややこしくなった。
まあ、実話だから仕方ないんすけどね。
コメント
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