ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/03/19 「アーロと少年」

2017-03-19 00:00:00 | 日記
「アーロと少年」

アーロ 恐竜
スポット 人間の少年
ヘンリー アーロの父
イダ アーロの母
リビー アーロの姉
バック アーロの兄

起:恐竜のアーロは父ヘンリーを失う。
承:きっかけになった人間の少年スポットを追って、遠くに来てしまう。
転:帰り道に同行したスポットと絆が生まれる。
結:スポットと別れ、家族の所へ戻る。

 恐竜を滅ぼしたとされる隕石が地球に到達しなかった世界。
進化した恐竜たちは平和に暮らしていた。
ヘンリーとイダの夫婦に、3匹の子供が産まれる。
大人になったと認められた姉リビーと兄バックは、塔に印を付ける亊が許される。
残るのは末弟アーロだけだ。
 何者かに作物が盗まれ、アーロは泥棒を捕まえる役目を負う。
泥棒の正体は人間の少年とわかるが、アーロには殺せず、逃がしてしまう。
それを知ったヘンリーは、アーロと共に少年を追う亊に。
だが、鉄砲水でヘンリーが流されてしまう。
 父の死にショックを受けたアーロは家族を守ると誓う。
再び納屋に少年を見つけ、追いかけるが、川に落ちて遠くに流されてしまう。
アーロは川をたどって家へ戻る事に。
途中で岩の下敷きになってしまうが、少年に助けられる。
アーロは家族のいない少年にスポットと名付け、一緒に移動する事にする。
 途中で嵐に動揺したアーロは道に迷うが、
ティラノサウルスに助けられて元の道に戻る。
 スポットが翼竜に連れ去られる事態に。
ヘンリーの幻覚を見たアーロは、やる事をやれと告げられる。
翼竜を撃退するが、今度はアーロが鉄砲水に襲われ、間一髪スポットに助けられる。
 家が見えてきた時、彼らは人間の一家と出会う。
アーロはスポットを彼らと共に行かせる事に。
帰還したアーロを見た母イダは、すっかり成長した彼をヘンリーと見間違う。
アーロは塔に印を付ける事を許され、ついに家族全員の印が揃うのだった。

 と言う訳で、ピクサーによる恐竜と少年の交流を描いた話。
地球に隕石が飛来せず、恐竜の知能が発達していたと言う世界が舞台。
人間も誕生するが、恐竜よりも知能は劣ると言う訳。
この設定はちょっと面白いが、猿の惑星みたいな深い意味がある訳ではなさそう。
主人公は恐竜のヨッシーで、親とはぐれた彼は、家へ帰る途中で少年と出会う。
あっ、ヨッシーじゃなくてアーロでしたね。
会話が出来ないながら、心が通じ合う様になると言う訳。
最後に別れのシーンがあってウルッと来るが、少年は自身の家族と再会した訳ではなく
同じ人間ではあるが、別の家族に合流するだけ。
アーロと少年の絆はその程度だったのかと、ちょっと複雑な気持ちになります。
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2017/03/19 「レヴェナント:蘇りし者」

2017-03-19 00:00:00 | 日記
「レヴェナント:蘇りし者」

グラス リーダー(レオナルド・デュカプリオ)
ジョン・フィッツジェラルド サブリーダー(トム・ハーディ)
ジム・ブリジャー ジョンの手下(ナルニア物語のいとこ)

起:先住民を追うグラスは、クマに襲われて重傷を負う。
承:手下ジョンに始末されそうになり、とがめた息子を殺される。
転:ジョンを追う。
結:ジョンを倒す。

 グラスらは先住民と戦いながら移動していた。
ある時、グラスはクマに襲われて重傷を負う。
 サブリーダーのジョンは始末しようとするが、グラスの息子ホークにとがめられる。
するとジョンはホークを殺害。
身動きできないグラスは埋められかけるが、何とか這い出す。
 先住民の男と行動し、極寒の山で寒さをしのいだグラスは仲間の所へ生還する。
ジョンがテキサスに向かったと知り、息子の仇を取るべく追跡。
対決し何度も刺すが、殺しても息子は戻らないと言われ、ジョンを川に流す。
すると先住民がジョンを回収し、始末するのだった。

 と言う訳で、レオナルド・デュカプリオがアカデミー賞を取った作品。
レオ様は先住民と戦っている集団のリーダー的存在。
ぼんやり見ていると、レオだと気付かない風貌です。
彼は序盤に熊に襲われて、重傷を負う。
サブリーダー的なトム・ハーディは彼を見捨て、それを咎めたレオの息子を始末。
一部始終を見ていたレオは復讐を誓うと言う訳。
2時間半の長い映画だが、言ってみれば、起承転結の「転」が初めの頃に描かれ、
残り2時間かけて「結」を描いたと言う印象。
物語的にはあっさりした話で、
アカデミー賞を取れたのは、レオが奮闘する描写の凄みのおかげって事かな。
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2017/03/19 「わらの犬」

2017-03-19 00:00:00 | 日記
「わらの犬」

デビッド 米国人数学者(ダスティン・ホフマン)
エイミー デビッドの妻(おませなツインキー)
ヘンリー エイミーの旧友(デビッド・ワーナー)
スコット少佐 有力者

起:デビッド夫婦は妻エイミーの故郷である英国の田舎町に引っ越す。
承:夫婦は大工らに嫌がらせを受ける。
転:ヘンリーをかくまった事から、家が襲撃を受ける。
結:反撃するデビッドは一味を皆殺しにする。

 デビッド夫婦は、英国人である妻エイミーの田舎町に引っ越す。
学者であるデビッドは研究に専念したいと考えたのだが、
家を修理する大工の男たちには奇異の目で見られる。
 クローゼットに猫の死体を入れられ、エイミーは男たちの仕業だと騒ぐ。
実はデビッドの留守中に、男たちにレイプされたエイミーは、
何もしようとしないデビッドに腹を立てる。
 デビッドは結局大工をクビにする事に。
教会の集まりに参加するが、男たちがいたので退散する。
ジャニスの父トムは、ヘンリーが娘に触れたと激怒。
探されていると知ったヘンリーは、ジャニスの口を強くふさいで死なせてしまう。
デビッドは朦朧とするヘンリーを助けるが、
男たちを引き連れたトムは引き渡せと要求。
かけつけたスコット少佐が説得するが、トムに射殺されてしまう。
 一味は家に入ろうとし、エイミーはヘンリーを引き渡せと言うが、
デビッドは戦う事を決意。男を縛りつけ、熱湯をかけて倒す。
エイミーの元カレチャーリーが彼女をかばうが、彼もデビッドが罠で倒す。
最後の1人はエイミーが射殺。
放心状態のエイミーを残して、デビッドは負傷したヘンリーを病院へ連れて行く事に。
ヘンリーは帰り道がわからないと言うが、デビッドは俺もだと答えるのだった。

 と言う訳で、サム・ペキンパー監督によるバイオレンス。
主演はダスティン・ホフマン。
わらの男だったか、わらの女だったかと迷ったが、どちらも別の映画でした。
英国の田舎町に越してきたホフマン夫妻は、閉鎖的な町ゆえに嫌がらせを受ける。
差別を受けていた青年を助けた事から、家が襲撃を受ける様になり、
ついに怒りを爆発させると言う訳。
いわばブロンソンのデスウィッシュをホフマンがやったと言う話。
ただし、ブロンソンは実は凄腕と言うキャラだが、学者ホフマンには暴力は不向き。
学者ゆえの知恵で対抗する話かと言うと、そうでもない泥臭い闘いに。
そもそも観客をスカッとさせる気などなく、内なる暴力を描いたと言う事らしいです。
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