ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2018/10/13 「ふたりにクギづけ」

2018-10-13 00:00:00 | 日記
「ふたりにクギづけ」

ボブ 結合双生児の弟(マット・デイモン)
ウォルト 結合双生児の兄
エイプリル アパートの住人。モデル(エバ・メンデス)
メイ ボブの彼女
モーティ エージェント
シェール オスカー受賞女優
メリル・ストリープ オスカー受賞女優
シェールの息子 (エージェントーディの兄ちゃん)

起:ボブとウォルトは結合双生児。
承:ウォルトがドラマでシェールの相手役に抜擢されて人気者に。
転:互いの事を考え、分離手術を受ける事に。
結:結局離れられず、一緒に行動するようになる。

 ボブとウォルトは、体が繋がっている結合双生児。
化け物とからかわれる事もあるが、野球やボクシングも二人がかりでこなしてきた。
島のバーガー屋もきりもりする様に。
ウォルトはもてて、俳優志望。
ボブは彼女も出来ず、ウォルトと舞台に上がると、緊張でパニックを起こす。
 ボブがハリウッドに行きたいと言い出し、二人は島を飛び出す。
近所の住人エイプリルの紹介でオーディションを受けるが、なかなか採用されない。
 二人はメリル・ストリープを見かけて、声をかける。
メリルは島を訪れた事があり、二人の出たフットボールの試合を覚えていた。
 ボブは、ネットで知り合った彼女メイと会う事に。
実は、ウォルトの事は話していないのだ。
ボブはメイとデート。
結合双生児である事は隠すが、常にウォルトがついてきた為にメイを困惑させる。
 老人ホームにいるエージェントのモーティが仕事を紹介。
行ってみるとポルノの撮影だったので退散する。
アカデミー賞も受賞した女優シェールは、
三流ドラマの仕事しか入らなくなり失望していた。
局側にドラマの契約を破棄させようと考え、ウォルトを相手役に選ぶ。
 だが、局は撮影を強行。
撮影でボブが緊張するが、脚本に口出しした為、
シェールは脚本家として起用しろと言い出す。
撮影でボブはいないものとされるが、チラチラ写ってしまう。
番組は意外に好評だったが、
視聴者の関心はウォルトにあると知ってシェールは失望する。
 寝起きを訪ねたメイは、二人の秘密を知ってショックを受ける。
時を同じくして、マスコミは結合双生児と気付いて騒ぎに。
モーティは否定しろと言うが、エイプリルは認めるべきと言う。
二人はテレビのショーで結合双生児だと告白。これが評判になって人気者になる。
 ウォルトは、見世物じゃないと、分離手術をしようと言い出す。
警官にからかわれ、ボブも手術に同意。
仲直りしたメイは手術を止めるが、ウォルトの希望だと、ボブの決意は固い。
 手術は成功。ウォルトは撮影を再開し、ボブはメイと島へ戻る。
ウォルトは、1人ではアクションが出来ず、評判の落ちた番組は中止に。
ボブも、バーガー屋の仕事がこなせず苦戦する。
シェールに自分の心に聞いてみてと言われ、ウォルトは島へ戻る事に。
 1年後。二人は再びバーガー屋で働いていた。互いの体をベルトで繋げたのだ。
ボブはメイと結婚し、彼女は妊娠。
ウォルトはメリルと舞台でミュージカルを演じ、評判となった。

 と言う訳で、マット・デイモン主演のコメディ。
デイモン扮するボブと兄のウォルトは結合双生児。
。。と聞いてたから、とっつき悪いテーマかなと思って、何となく敬遠していた。
いざ見ると、兄弟は腰が引っ付いてる程度で、
なぜさっさと手術しないのかと思わせる。
俳優志望のウォルトが、ひょんな事からドラマでシェールの相手役に抜擢。
撮影で、ボブがチラチラ映ってしまうあたりが面白い。
ウォルトの人気が出たところで、ようやく手術で分離する事に。
それぞれ別行動するが、結局離れられなかったと言う訳。
意外に面白い話だったが、特殊な設定なので、作ってる感は受ける。
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2018/10/13 「ハイジ Heidi」(1965年西独オーストリア)

2018-10-13 00:00:00 | 日記
「ハイジ Heidi」(1965年西独オーストリア)

ハイジ 山に暮らす少女
おんじ ハイジの祖父
クララ ゼーゼマン家の娘
ペーター 牧童
ゼーゼマン クララの父
ロッテンマイヤー ゼーゼマン家に仕える
デーテおばさん ゼーゼマン家の使用人
セバスチャン ゼーゼマン家の執事
ロージー ゼーゼマン家のお手伝い
おばあさん ゼーゼマンの母

起:ハイジは山で暮らしていた。
承:ゼーゼマン家で暮らす事に。
転:クララと仲良くなる。
結:ハイジは山に戻る。

 ハイジは山小屋でおんじと暮らしていた。
牧師はハイジを学校へ通わせろと言うが、おんじは手放す気はないと言い放つ。
 ある時、デーテおばさんがゼーゼマン家でハイジを引き取ると持ちかける。
おんじは断るが、デーテはハイジをフランクフルトまで連れていってしまう。
 ハイジはゼーゼマン家へ。車いすの娘クララはハイジを気に入る。
だがハイジは、山が見えないと言って屋敷を飛び出す騒ぎを起こす。
ゼーゼマン家に仕えるロッテンマイヤーは、ハイジを返せと言い出す。
 クララのおばあさんが文字を教え、ハイジは読める様に。
ハイジは仔馬と遊び、その様子を見たいクララは、思わず立ち上がった。
ゼーゼマンはクララが歩けるようになったと知って感激。
ハイジのおかげと知り、養女として迎えると言い出す。
だがその頃から、ハイジの様子がおかしくなる。
医師はホームシックだとし、山へ返すべきだと言う。
 ハイジは山に戻る事になり、ゼーゼマンは遊びに行くと約束する。
同行するデーテは、ハイジを町へ連れていった事を詫びる。
相変わらず、教会へ行く事を拒んでいたおんじだが、ハイジとの再会に感激。
誘われて教会に行くようになるのだった。

 と言う訳で、アニメでご存知ハイジの実写版。
近年に作られた2作は、アニメ版との微妙な違いが気になったが、
65年作の本作は、結構大胆に設定を変えていた。列挙すると。。
・そもそも時代設定が現代。車や飛行機が登場する。
・ハイジは最初から山にいる。おかげで山に感激するシーンはない。
・デーテはゼーゼマン家で働いていて、山に帰る時も付き添う。
・クララはゼーゼマン家で立ち上がり、山を訪れるシーンはない。
・ハイジはゼーゼマン家の養女になりかける。
・ロッテンマイヤーさんは最後にはハイジと呼ぶ。
原作を映画化しようとした為に、近年2作は早送り的になったが
大胆にアレンジした事で、単品の映画としてはまとまってる感じ。
ハイジが山に帰ったところで終わるのも好感が持てる。
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2018/10/13 「オリエント急行殺人事件」(2017年米)

2018-10-13 00:00:00 | 日記
「オリエント急行殺人事件」(2017年米)

エルキュール・ポアロ 名探偵(ケネス・ブラナー)
ラチェット 犠牲者。富豪(ジョニー・デップ)
メアリ・デブナム 家庭教師(デイジー・リドリー)
ハバート夫人 (ミシェル・ファイファー)
侯爵夫人 (ジュディ・デンチ)
ハードマン教授 (ウィレム・デフォー)
エストラバドス 宣教師(ペネロペ・クルス)
マックイーン ラチェットの秘書
マスターソン ラチェットの執事
ブーク オリエント急行の関係者

起:名探偵ポアロが乗った列車で、富豪ラチェットが殺される。
承:ポアロは乗員乗客全員が、誘拐殺人事件の関係者だと気付く。
転:全員が共謀し、誘拐犯だったラチェットに復讐したのだと推理。
結:警察は、暗殺者の仕業とする推理を受け入れる。

 3人の聖職者が遺物を盗んだとされる事件が発生。
名探偵ポアロは、彼らの誰も得をしないと指摘。
治安維持の仕事を得る為、警部が仕組んだと推理する。
ポアロは、この世には善と悪だけで、その中間はないと言い放つ。
 休暇のポアロは、オリエント急行でロンドンへ向かう事に。
乗客である富豪ラチェット氏は、
「気を付けるが良い」と言う警告の手紙を受け取っていた。
ポアロは相談を受けるが、汚い仕事をしていると言う噂のラチェットへの協力を拒む。
 その夜。雪崩で列車は立ち往生する。
ラチェット氏が死んでいるのが見付かり、
列車の関係者ブークはポアロに推理を依頼する。
 ラチェットに敵は大勢いて、警告も受けていた。
無抵抗のまま12か所を刺されており、護身用の銃は使われていない。
灰皿に残された紙切れには、「強い手の血で染めたお前は死ぬ」と書かれていた。
ポアロは、アームストロング事件との関連に気付く。
かつてポアロが協力を依頼された誘拐事件で、
到着した時には人質の子供デイジーは殺されていた。
その時の犯人とされるカセッティが、実はラチェットなのだ。
 ハバート夫人は何者かに狙われていたと言う。
宣教師はドアを間違えたと言っており、
最後にラチェットを見たのは彼女と言う事になる。
メアリは医師と密会しており、すべて終わったらと話すのをポアロが聞いていた。
侯爵夫人はアームストロング氏と知人だったと言う。
別の車掌がいたと言う証言があり、メイドの部屋に制服と合い鍵が見付かる。
秘書マックイーンは使い込みをした疑いがあるが、
だとすれば金づるを殺す訳がないと言う。
だが、マックイーンの父親は検察側の責任者だったと判明。
検察は、無実の女性を責め立てて、自殺させてしまったのだ。
 ハバート夫人が何者かに刺される騒ぎが発生。
伯爵夫人は、眠れないと言って薬を飲み続ける。
メアリはデイジーの家庭教師だった。
医師はポアロを襲い、1人でやったと言うが、メアリをかばっているようだ。
アームストロング大佐は、医師の上官だったとわかる。
 ポアロは関係者を集める。嘘をついても、神とポアロはだませないと叫ぶ。
医師は至近距離で撃ったポアロを外しており、他の者も善人だ。
ラチェット殺人事件には、2つの推理が可能。
第1の推理は、暗殺者がいたと言うものだ。
一方、第2の推理は復讐目的だとする。
集められた人々は、全員がアームストロング事件の関係者だった。
宣教師はデイジーの乳母だった。事件の際には酒を飲んでいて、責任を感じていた。
教授は恋人がメイドだった。車掌の妹は、無実の罪を着せられたメイドだ。
誰も1人では復讐をなし得ず、全員でやったのだ。
雪崩とポアロがいた事で計画が狂い、皆が様々な役柄を演じた。
 これを否定するハバート夫人は、自分が計画を立てた単独犯行だったと言う。
だが、ポアロは自分には嘘をつけないと言い放つ。
 列車を降りたポアロは、ここには殺人者はいないと語る。
警察は、逃亡した暗殺者の犯行とする推理を受け入れる。
そんなポアロに、エジプトで殺人事件があったと連絡が入った。。

 と言う訳で、ポアロもので一番有名な作品の再映画化。
オリエント急行で殺人事件が発生し、乗り合わせたポアロが捜査する事に。
乗員乗客は容疑者だらけで、それらを有名俳優陣が演ずると言う訳。
真相は有名なので、意外な展開と言うのは期待できず。
有名俳優の登場を楽しむのがメイン。
次回作を思わせるラストは、最初からシリーズ化を予定している感じ。
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