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伯爵と呼ばれた男@天使を頂戴

2009-10-14 20:52:58 | efm/更新履歴
Lovers101に忍足侑士(庭球)UP。
二話完結の一話目です。(R指定)ですのでお気をつけて。


やっと、とあるリンクから峰倉さんのブログを発見。
公式は閉じてしまったようで、ブログのみでこれから告知等をするようです。
とりあえず、一安心。
「原画展」は何事も無ければ土曜日に行く予定です、はい。


忍足を書いている途中にいつもの事ながら脱線を繰り返すわたくし。
たった二、三行を書くためにハリウッド関係の本を引っ張りだすことになった。
そして、読み出すと止まらない。



:ハリウッドのキーストン社で仕事をしていた男がいたんだ。名前は言わない方がいいと思う。
ハリウッドで麻薬が広がったのは、全てその男のせいだ。私の知っている中でも珍しいほどおとなしく人のいい役者だった。メイベル・ノーマンド、ウォリー・リード、アルマ・ルーベンスみんなそいつにそそのかされたんだ。そいつが売りまくってたんだ。たとえば誰かが二日酔いだとする。と、そいつがやってきて、すかさず言うんだ。「二日酔いにきくいい薬があるよ。」って。(エディ・サザーランド談)

この男が誰かは私も少し調べてみたけれど、当時の俳優女優たち誰もその名前を口にしていない。
たとえマフィアだとしても彼らは情夫や情婦だったりする者もいたはずだからまるっきりタブーでもないはずだと憶測したこともある。
この「珍しいほどおとなしく人のいい役者」は「伯爵と呼ばれた男」としてコミックの主人公として生きた。

コミックと小説は違うけれど「伯爵と呼ばれた男」も私が文字に出来るならこんな作風がいい、と思っている作品のひとつ。悲しくて美しいことの原点を見せてくれる。
たとえば「玄椿」しかり、「三番町萩原屋の美人」しかり他諸々。
影響を受けていないとは言えないけれど、受けるほどのものを書ききれていないという事実もある。


サイトで取り扱ってる「庭球」はすごく平たく言わせて貰えば、部活動を扱ってる学園ものだ。
だから、恋愛とか友情なんかは思いっきり盛り込めるはずなのに、私はそれが出来ない。
ロッククライミングの練習をする壁にかかる無数のフック。
普通の人はそんなものなど気にせずにスイスイと頂上を目指してあっという間に登りきるのに、私はそのフックに手足を掛けられるだけ掛けてしまう。
キャラや流れに出来る限りの要素を取り入れてしまいたくなる。それも内面的なことをじっくり考えてしまうので、人の弱さとか打算とかマイナス思考に偏っていく。
(よいサンプルが市丸ギンや高杉晋助)

そして、このフックは足を掛けるべきでは無かったとか、こっちに手を掛けるんじゃなかったとか後悔しながら、やたらと時間を掛けて登り、頂上に到達するときもあれば滑落もある。

そんな、感じ。


「JIN-仁-」が思った以上に視聴率もよく、好調なのが嬉しい。
(でも「マイガール」がアレだもんね・・・)
ドラマではどこまでやるのかわからないけれど、あの脚本には期待する。
原作は、仁の投獄以来のピンチって言うかものすごい窮地。
咲さんにすべてがかかっています。
頑張れ、未来のお嫁さま!

新聞にも一面使ってコミックの宣伝してるし、さすが集英社。
これを機に「RON-龍-」も広く読まれてくれればいいなぁ。

グラコロは日曜日のテイクアウトランチで。
娘が買ってきてくれました。
あの娘は相変わらずのてりやき派。
でも、口にするとこんなもんだったわねって思って私の秋マックは終わります。