月はそこにいる

ご案内を置いてあります

ハチクロと庭球池袋ジャック☆

2011-08-12 23:08:42 | days

鰤で少しばかり消化不良のまま、今度は「庭球池袋ジャック」にお出かけ。
同じ池袋なので「羽海野チカ原画展~ハチミツとライオン~」へもお出かけ。
羽海野チカさん関係では数年前にお台場で期間限定で営業していた「ハチクロカフェ」に行ったきりなのでとっても楽しみでした。

西武のギャラリーは開店15分後だというのに受付には短いけれど行列が。
大人600円、高校生は500円ですが、学生証を忘れたと申告したら「いいですよ。」と受付のおじ様が快く受けてくれました。
羽海野さんがツイッターでも呟いていらっしゃったように、会場スタッフも「お好きなところからご覧になってください」と案内。
ぞろぞろと入口からならぶことなく私たちは早速ハチクロの展示コーナーへ。








キュート時代の扉絵は森田さんがかなりかっこいいものがあってうっとり。でもその隣に「ズンドコ忍!」があったり、下には「これで治してやってくれ!」と書かれたダンボールいっぱいの札束が置かれていたりと茶目っ気も。
さすが先生!やってくれます!


入口付近には自分探しの時のママチャリが。
前カゴに皮が黒く変色したバナナが入ってたり、サドルがガムテで修理されてたり。
ミドリちゃんのパネルがさりげなく置いてあったり(プードルを可愛くおめかしさせてた)
いいなぁ、こういうの。

ベーカリーの若旦那、一平さんのマリッジストーリーも一挙公開。
「3月~」のあかりさんみたいなお嫁さんでコラボ!?と一瞬思ってしまった。
(13日からは別の未収録作品を公開します)

ページの作りこみに付いてもみっちりと描きたい場面を描けるだけコマに描き、それを徐々に落とし込んでいく作業も紹介してたり、100冊以上あるネタ帳(火事になったら一番最初に持ち出すそうです)も展示されていて、次から次へと溢れてくるイメージが個々に描かれてるんだな~~と思うと嬉しくなってしまう。
ハチクロはこうしてできたんだなーって。

羽海野チカさんって私よりずっと年上の方なのに、可愛い部分をたくさん持ってて羨ましい。
ご本人の雰囲気も若い頃は、はぐちゃんぽかったんじゃないかな?って仰る方もいますね。
私もそう思います。


来場の感想ノートもあって、短いけれど書かせてもらいました。

「3月のライオン」は佃や月島、根津などの実在の場所を模写しているのでその詳しいマップも展示されてました。
写真とイラストの対比が飾られているんですが、とにかく忠実に描かれていて画力に圧倒されます。
そのイラストが使われたトートバックとブックカバーを買ってしまったほど。
零くんと対局してる気分の立体的な展示もあってファンのことわかってるなー!って思いましたね。

会場の広さはこれだけの展示をするには丁度いい広さ。無駄がないし、見たいものは見せてもらった!って思えます。
女性はもちろん、カップルや男性同士、グループでの来場も多かったですね。


ここでのお買い物は上記の2点のほかにあかりさんのラバーストラップとポストカード。
しかし、ここを出た私たち母娘がこの支払いの10倍近い散財をサンシャインですることになるとは、この時点では全く予想もしていなかった!


呑気にまずはおひるごはーん!ということで、西武のレストラン街へ。
ネットで満席状況がわかるレストラン街ってどうなの?
そんなに混むの?
今日は夏休み真っ只中なんですけどーーーー!

でも、目指す韓国料理屋さんへは待たずに入れた。
石焼ビビンバ、私はプルコギ定食。



お店を出るとどこのお店も長蛇の列!
そうか、そのためのネットなのね・・・すごいわ。



さて、ここからは庭球池袋ジャックへ参戦。
(ネーミングが長いので池ジャと短くさせてもらいます)

まずキタのはシネマサンシャイン池袋の氷帝&跡部財閥プロデュースのショーケースジャック。
知らない人が見たら何の上映?って思うわ、きっと。
とりあえず、撮影をしました。
でも、こんなの序の口。
ファンのメンタル面を強化してんの?と言いたくなるような展開がこれから待ち受けているのでした。

サンシャイン60の展望台にいそいそと。
展望台まで行くなんて何年振り?と思いつつ料金を払う。
資料展示はなかなかファンのツボを抑えてると思いましたよ、死角はない!
各校の校旗(?)に寄せ書きさせるなんて楽しすぎる!
その書き込みはもっと楽しすぎる!!










ナンジャタウンに移動、だがその前にセールのショップの前を素通りできず。荷物にならない程度の雑貨をちょこちょこ買う。
娘はすでに「乾、乾」とうるさい。
(私も展示のところでは「手塚、手塚」言ってたけどね)
ギョーザ買うのに並ぶなんて!どのお店もテニプリギョーザのポスターがありますが、娘が並んだのはもちろん「乾特製汁餃子」
これが、不思議なことに不味くない!(←さりげに酷いこと言ってます)




これに気をよくしてイケイケどんどんな娘は「切原赤也クレープ」に進みます。さっきのランチではお腹いっぱい!と言ったことを忘れてるのか、甘いものは別腹を実践しているのかわかりません。

この赤也のクレープ、スタッフが全員女性だったのですが作りながらのスタッフ同士の会話がこれ。
「切原赤也キターー!」
「切原赤也ですね、キリッ。」
聞こえてるって・・・!

娘に渡すときも「赤也、お待たせしましたーー!」と無駄に羞恥プレイ。
でも、娘いわくめちゃ美味しかったそうです。
飾られた赤也はしっとりしたチーズケーキ(?)で一口でいけます。

そう、ここではメニューを正式名で言わなくちゃなわけ。
【アンタにテニスを教えてやるよ!餃子】とか、いやぁぁぁぁ!
なので、メニューを指挿すか、「テニプリのを下さい」で通しました。


私は「四天宝寺チーズケーキ」がビジュアル的にも味覚的にも安全だと思われたので頼みました。
(ちなみにナンジャタウンでのフードは全部娘のおごり)
包帯は求肥で作られて、チーズケーキは作り置きながらかなり美味しかったです。



テーブル席に座ることが出来て、ゆっくり食べながら回りを見渡すとチョコレートケーキのポスターが。
「娘、あのチョコケーキおいしそうだよ。」
「えっ、誰?」
「うーんと、木手さん?」
娘、ソッコーでお財布を掴んでガタタタタッと立ち上がり、「買ってくる!待ってて!!」
それが「ゴーヤくわすよ。」









艶やかなチョコレートコーティングがきらきらと綺麗。チョコ細工のラケットの隣になぜか緑色の・・・
「ゴーヤなわけないよね。」
「ゼリーかグミじゃないの?」
娘が一口でいくと・・・いきなり口を押さえる。
「ホンモノだった?」
ブンブンと首を縦に振る娘、さすが殺し屋!のケーキ。ご愁傷様。
チョコケーキではなくチョコムースだけど、これもはずれナシの美味しさ。



スイーツ堪能の後、ゲームコーナーに通りかかると人だかり。
娘が四天宝寺のたこ焼きゲームをやりたがる。
結果はオリジナルお面だったんだけどなぜか跡部を選ぶ不可解さ。
「いや、なんとなく跡部かっこいいーーって思っちゃって。」
このあたりから娘の思考が池ジャ思考になっていることに気づく。

こわいわーー!池ジャ。

本当にお祭りの屋台を回ってる気分で金銭感覚が麻痺してきちゃいます。
それに、何をするのもお金を使うので娘はお財布をバックに仕舞う暇がない。
でも、なんか凄く楽しいから不思議。


テニクラさんたちがたくさん徘徊してるけど、ちょっとお行儀が悪い場面をちらほら見かけて「あらら」と思うことも。
鰤クラさんたちがびっくりするほどお行儀が良かったので余計目についてしまったのかも。
さすがに母娘で来場は見なかった、他にもたくさんいるんじゃないかなーーって期待したんだけど。


最後に行ったのは「フォトテニプリント」それも「四天宝寺バージョン」「5校バージョン」の両方に!
四天は30分くらいの待ちだったけど5校は長い行列で1時間は待たされた。
5校の方で私は手塚と2ショット!わーい!!



やっとサンシャインを出たけど行き先は向かいの「Aニメイト」。
私は青学ノートを購入。娘はアニくじを3枚。
結果は幸村とリョマのカラーボックスと氷帝のタオルリストバンド。
小さいボックスを予想してたのにかなりの大きさの物でびっくり。一気に大荷物。


その後薄くて高い本の発掘に出かける。
「蜂の巣」の限定版があったのですかさず購入。
小西さんと森川さんだもんね~~買わないわけにいかない!森川さんの「~~だにゃぁ。」喋りはもうっ!!
で、本体が2冊になったけど気にしない。


はい、薄い本のお話ですが。
すっかり通販やネット購入もご無沙汰だったのであるわあるわ、買いそびれの数々。
ここでの支払いは私なんだけど、国の定価3000円越えを持ってこられたときは拒否ったわ!
しかたなく、しっかり自分で払ってました。


中古の方に、枢やなさんの庭球本があったんだけどさすがに高額。
よしながふみさんも少し値下がったのもあったけどまだまだ高額。
羽海野さん、峰倉さんに至ってはお話にならない金額。
すごいな、プレミアム価格。


陽がとっぷり暮れたころ、「真田道場」へ。
特筆すべきことも無く、まだ茹だるような暑さの残りを引きずりながら帰路へ。
明日のコミケの熱中症対策などがTLで随分流れていたと娘が言う。
きっと、明日からはコミケ帰りの人たちで混みあうんだろう。
めちゃくちゃ混んでたけど、暑い一日だったけど、楽しかったーー
お疲れ、自分と娘!なのでした。