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三浦涼介の演技のこと

2016-12-08 15:04:16 | days

今年3月に手酷くインフルにかかったので、さっそく流行前にインフルの予防接種。
同じく罹ったというか、私に移した元凶だった息子にも。

最近は「3月のライオン」のほかに「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」「ドキュメント72時間」「サラメシシーズン6」「ねほりんぱほりん」あとはマツコ番組をよく見てる。

息子は「菅田将暉」と「小松菜奈」のファンなので、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」も。
これは宮木あや子の原作のドラマ化なんだけど、宮木さんて業界モノを面白おかしく書く(帝国の女)一方で、デビュー作のようにぞくぞくするほど切ない恋物語を書くので、本当に変化大好き、二極同時進行みたいな作家。
私は切なエロの宮木さんが好きかな。
「野良女」しょーもな!なお話だけど、宮木さんここまで書くんだと感心してしまった。

「生執事」も「スカピン」も終わってのんびりムードな年末に突入。
先月、私専用のクローゼット内にもう一台、ワイヤーシェルフをセットして、主に娘の部屋に転がっていた舞台関係のDVDを整理。
ドリライ2や和樹の関東氷帝が出てきて久しぶりに見る。
カメラワークが上手くなくて、舞台セットもチープ。しゅんりーさんやわだまーが若い!全くオーラのないあいばっちもいる。
(スカピンでピンパーネル団メンバーで活躍するあいばっちやもっくんを見たから?)
そういえば、生執事で「不二くん、いたね」と聞こえたのでセバスのゆんのことかと思ったらダガーのみちゅのことだった。
時代は流れているのね・・・

生執事は舞台がどうのではなく、ジョーカーの三浦 涼介が(言い方はおかしいけど)思い切り異物というか、あの舞台に居てはいけない俳優に思えた。
セバスゆんがそつなく演じる中で、人間であるはずのジョーカーの三浦も同じ雰囲気を醸し出している。
そのぶつかり合いが、演技の邪魔をする。
今回のゆんは全く迷いなくセバスを演じている。
なのに、人間なのに悪魔的…悲劇の青年を演じているのに、どこかが違って見える三浦。
上手い役者だと思う。ただ母親似のエキゾチックな風貌が、その巧みさに仇なものを纏わせている。
三浦の完璧すぎるジョーカーの存在は、怖い。
一緒に舞台に立つ周りの役者たちに息を詰めさせるような、三浦の存在が怖い。