海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

同窓会コンサート

2014-06-13 | 日記・雑感
4月頃だったと思う、新聞にコンサートの広告が載っていた

60~70年代のヒットパレードコンサートの案内宣伝で、
青春時代にテレビで見ていた多くの歌手・トップスターが出演する。

これは聴いてみたい・見てみたい、直ぐに予約を入れ、まあまあの席をゲットできた。

会場が横須賀文化会館というのも懐かしい、何年振りだろうか?

昭和の情感一杯に、会館に通じる坂道に差しかかったら、
小生達の先輩と思える人達が列をなして歩いている。

皆んな同じ気持ちなのだ、青春の最も想い出が多い、すごく辛かった時代、
最高に楽しい時代、今思えば苦労したかもしれない時代の想いを感じたいのだ。

坂道を登りきると会館が見えてくる


この坂道の先の見晴らしのいい丘が、山口百恵さんの横須賀ストーリーの一節
「長い坂道、駆け上ったら、今も海が見えるでしょうか、ここは横須賀」のモデルらしい。

ホール入り口、全席指定席なので混雑はないが
1,000人以上が入れる会場は満席であった


幕が開く、スターがいっぱい並んで歌いだす。
西城秀樹、あべ静江、今陽子、加橋かつみ、大野真澄、尾藤イサオ、
他にも昭和の同窓の歌手たち・スターが勢ぞろい。

「花の首飾り」「学生街の喫茶店」たまらない曲が唄われる。

会場が湧く、ざわめく、広い空間の空気が急に暑くなったよう。

次々と懐かしい分かりやすい歌を聴く、聴衆は手拍子、
ハミング、ペンライトでリズムを刻む。



「あべ静江」は「あべ静江さん」という感じで、
青春時代より呼びやすい雰囲気で存在感を発揮している。

「西城秀樹さん」は脳梗塞を二度乗り越えて、ステージに立っているとのこと。

それだけにトークは重い滑舌で、身体も以前のように動けないようだが、
持ち歌は身体に浸み込んでいる、無意識でも歌える、
以前と全く変わらぬ歌唱力であった。

最後はヤングマン、YMCAで聴衆総立ちで幕が下りた。

少し痛々しくも見えたが、パワフルであり、エネルギッシュである。

パワーを充電できたような日、
小生たちと似たような人たちが大勢いることを再認識したコンサートでした。

コメント
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