海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

世界の壁

2014-06-25 | ただの日記
日本のワールドカップが終わった

朝4時30分起床、期待を込めてテレビをONする、試合直前の選手の様子や、
試合内容の予想、得失点差の解説やら期待をどんどん膨らませてくれている。

日本が勝てば、ギリシャの成績次第で決勝トーナメントに進出できる。

ひょっとしたら、いや可能性は高い、とにかく勝利することだ、
と気分が高揚してきて試合が始まった、キックオフ。

今回の日本代表は攻撃型チームとして、大きな期待がかかった、
従来の守備中心のチームから脱皮したようなチームと思っていた。

前半、終了間際に岡崎選手のへディングで同点としたときは、
後半戦に決勝トーナメント進出の可能性が大きく見えたような気がした。

しかし、結果は1対4で完敗であった。
世界の代表チームは想像以上に強いし、したたかであった。

ワールドカップ本大会では、この四年間、親善試合や○○カップで戦ったチームとは
全く別のチームと闘っているようであった。

これだけ世界で活躍している選手で構成されたチームでも
世界大会で戦うチームと見比べると、攻撃力と守備力が
こんなに違うのかとため息が出るようだった。

世界の壁に当たってワールドカップが終わった。

「ゲームの3分の2までいい試合だったなあ」と深呼吸して朝刊を取って見たら
いま終わった試合への期待を鼓舞する記事が一面に載っている。


試合結果が決まってから新聞記事を読んだ! 一日タイムスリップした!
バック・トウ・ザ・フューチャー、ダメ押しで現実を味わってしまった。

記事を読むと、一段と残念で虚しいような感覚になる。

スポーツ欄の記事


こんな記事が見たかったが・・・・・・。

世界との身体能力の違い、実力の違い、スピードの違い、
サッカーはほかの競技よりも強烈に感じさせられる気がする。

マスコミや専門家が想像豊かに期待したり、思い込んで報道した
日本とギリシャの立場が引っくり返っていた。

ギリシャの決勝進出も、経験の豊富さと実力の違い、
そのゲームマネジメントのしたたかさに感心させられた。

期待が大きかっただけに、失望も大きなワールドカップであった。

世界の壁は厚い!!




コメント
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