裏の敷地にある稲荷祠を拝んでもらって
撤去しようと宮司にきてもらった。
準備したのはお酒1本、初穂料3万円、多分30分ぐらいで祈祷も終わるだろうと
思って現場で宮司を出迎えた。
相談した電話の相手とは違って宮司がきてくれた。
電話で話した神主は若い声で、撤去を前提に祈祷すると
祠から神が抜けるので、祠本体はただの石となり、
埋めるなり破砕して処分していいということであった。
そんな感じだから、祈祷も短時間で終わるだろうと思い込んで出迎えたが、
さすが神に仕える宮司は違う。電話の神主は息子だそうな。
お稲荷様とは何か、なぜここにあるのか、長い間・多分江戸時代からの祠、
石は佐島産か鷹取山産、お稲荷様があるのは一族の本家である、等々、
永く続く家にはよい神が宿っている、いい土地であるというのである。
撤去するのは簡単なことであるが、そこに伝えられてきた営みの歴史は
大事にした方が、いや、しなければならないと思っている。
だからといって、この祠を建立し直したり、立派に祀るということではなく、
今のままでいいから、存在させておけばそれでいいというのである。
そして祈祷の準備に入った、予想以上の設営である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bf/a78522ed7c70e5ea09758966cc38e3ca.jpg)
祈祷用の服装に着替え、神に正対する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/98/ff2f477c1588c1a5760daf2de172ac65.jpg)
予想を超えた厳粛な祈祷である、何回も何回も拝礼し、
何回も何回も祝詞を唱えて柏手を打つ、空気が変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7d/e4fdfad08ab1d28490e748ba1c597d0f.jpg)
こんなに厳粛な祈祷は想像できなかった。
この祠に特別なお祀りをする必要もなく、できれば一年に一回、餅でも供えて
ご夫婦で拝んでもらえば十分である。
このように言われると気も楽であるし、ご先祖様も喜ぶだろう。
先祖や歴史に想う宮司の言葉に納得、安心して祠は置いておくことにした。
どんなことでも、次の世代に言い伝える大切さを再認識した稲荷祈祷でした。
撤去しようと宮司にきてもらった。
準備したのはお酒1本、初穂料3万円、多分30分ぐらいで祈祷も終わるだろうと
思って現場で宮司を出迎えた。
相談した電話の相手とは違って宮司がきてくれた。
電話で話した神主は若い声で、撤去を前提に祈祷すると
祠から神が抜けるので、祠本体はただの石となり、
埋めるなり破砕して処分していいということであった。
そんな感じだから、祈祷も短時間で終わるだろうと思い込んで出迎えたが、
さすが神に仕える宮司は違う。電話の神主は息子だそうな。
お稲荷様とは何か、なぜここにあるのか、長い間・多分江戸時代からの祠、
石は佐島産か鷹取山産、お稲荷様があるのは一族の本家である、等々、
永く続く家にはよい神が宿っている、いい土地であるというのである。
撤去するのは簡単なことであるが、そこに伝えられてきた営みの歴史は
大事にした方が、いや、しなければならないと思っている。
だからといって、この祠を建立し直したり、立派に祀るということではなく、
今のままでいいから、存在させておけばそれでいいというのである。
そして祈祷の準備に入った、予想以上の設営である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bf/a78522ed7c70e5ea09758966cc38e3ca.jpg)
祈祷用の服装に着替え、神に正対する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/98/ff2f477c1588c1a5760daf2de172ac65.jpg)
予想を超えた厳粛な祈祷である、何回も何回も拝礼し、
何回も何回も祝詞を唱えて柏手を打つ、空気が変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7d/e4fdfad08ab1d28490e748ba1c597d0f.jpg)
こんなに厳粛な祈祷は想像できなかった。
この祠に特別なお祀りをする必要もなく、できれば一年に一回、餅でも供えて
ご夫婦で拝んでもらえば十分である。
このように言われると気も楽であるし、ご先祖様も喜ぶだろう。
先祖や歴史に想う宮司の言葉に納得、安心して祠は置いておくことにした。
どんなことでも、次の世代に言い伝える大切さを再認識した稲荷祈祷でした。