留守番で一人仕事の日

以前勤めていた事務所の留守番をすることになった

この事務所には定年退職後に数年勤めていたのだが、この時期は、職員が総出で出張しなければならい業務があり、来訪者や問い合わせ対応などのため一人留守番を依頼されるのである。

今の時期は特に問い合わせが多いが、それらへの対応を思い出すのに微妙な時間がかかる。なにせ１年振りの仕事である。
仕事のブランクから目が覚めるのにエネルギーがいる。

朝イチで仕事の手順を確認して、皆が出かけると事務所に一人きりになる。
久しぶりの空間に座ると、少し心細いような気分にもなる。

いろんな問い合わせやリクエストがくる、どうしても応えきれないものもある。

そんなときの対応が大事で、丁寧に事情を説明して何とか翌日に電話してもらう、或いはこちらから電話することを承知してもらえるとホッとする。

簡単な事務処理をしながら、無事に一日を終えたら戸締りをして帰るのだが、これも久しぶり、電気・電子機器の停止やビルのセキュリティをセットしてからも、何回も指差しながら確認してやっと帰れる気分になる。

久しぶりの一人仕事は、業務の中身以外のことにも緊張してしまう。

そんな一日を終えて、ほどよい達成感を味わいながら歩いていると仕事が妙に懐かしく思えたりするが、働いてきた４０年間を振り返ると、どうしてもフルタイムで働く気にはならないのです。

横須賀に来ると歩いて見たくなるレトロ通り


この通りをスケッチしようと思ってから何年経っただろうか、自分の気持ちなのに、ブログに載せると描かなければならないような気になります。



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