わくわくした一日

身心にカビが生えてくるかもしれない

雨天日が続いて、日々小さな動きの中で日常を過ごしていると身心にカビが生えるかもしれない。梅雨の時期にはよくある感覚である。

そんな日に、いよいよすることがなくなってきて、あれこれ考えてふと思いついた。
そうだ競馬場に行ってみよう！

二十数年前、仕事でスランプ？とにかくイライラするような時期に初めて競馬場に行って、気分がスッキリした時があったことを思い出した。

インターネットで検索すると、運がいいことに？
今週は大井競馬が開催されていて、午後２時過ぎに開場・出走である。

平日のゴンドラ席はゆったり　　　緊張をほぐすためマッサージチェアもある


馬券の買い方がよく分からない。元々何回も通った訳でもなく、当時も教えてもらいながらマークシートに記載して、
買った馬券が当たったときの感動だけは憶えている。

記憶を頼りに記載して自動券売機に入れる


券売機の横の小窓から女性が顔を出して、記入方法を何回も注意されて、いや教えてもらいながら、めげずに馬券を購入して出走を待つ。

出走馬の紹介、アナウンスの後、一斉にスタートする、遠くの一団が徐々に一列になりトラックのカーブを傾斜して走ってくる、買った馬番が何位なのか気になりだす。

場内の大型画面に映し出されるゼッケンを見たり、走っている馬のゼッケンを見たり、数秒間わくわくする時間が走り去るのである。

ゴールした時に自分の買っている馬番号を何回も見て、当たったときの嬉しさは感動ものである。競馬ファンの気持ちがよく分かる。



こんな梅雨の過ごし方もある。お金が増えることはなかったが、数時間楽しんだと思えば相応の支払いだったろう。なにせ大金を投入できるわけではないから。

初めて競馬場に行ったとき帰りのバスが無料なのに驚いたが、オケラになった人を競馬場から帰らせるためと聞いて、すこぶる納得したのを思い出した。

帰りのバスは年配者が多く「こんな時間にオケラだよ」「わははは」、わくわくしたり、何となく明るい会話を聞いたり楽しい一日でした。


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