海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

白川郷から高山市へ

2023-01-20 | 旅行
有名な白川郷は五箇山と併せての世界遺産でした

今まで特に気にしなかったけど、富山県の五箇山は相川地区と菅沼地区の二地区で、岐阜県の白川郷との三地区でひとつの世界遺産に登録されている。

三地区の内、ひとつの集落の人口がゼロになると登録は取り消されるらしい、合掌造りが世界遺産のように思われているかも知れないが、その集落の営みを合わせて世界文化遺産である。

高台から観た五箇山・相川集落の風景


白川郷の風景


どちらも昔は陸の孤島であり加賀藩の流刑地だったらしい、天領のような地域で火薬の原料・煙硝を製造していたという。
更に遡ると平家の落人が住み着いたとか、諸説があって地域の歴史には不明なことも多いようだった。

白川郷は五箇山より賑やかな観光地である


一般開放されている住宅を見学した


合掌造りがよく分かる、この家に何人が住んでいたのだろう


以前、横浜の三渓園に移築した合掌造りを見学した時に読んだ説明板を思い出した。
家で結婚して入籍できるのは長兄だけで、年下の家族は結婚?しても入籍は許されなかったらしい。

地域の決まり事なのか家ごとの約束事なのか定かではないけど、そんな制度の中で三階建ての合掌造りと山間の生活が維持されてきたのだろう。

海外からの観光客も吊り橋で記念撮影


地域に適した文化を作る人々の営み方、そうしなければ営みが成立しない文化、何とも言えなく切ないけど、その時代を生き残る必要に迫られた知恵を教えられた文化遺産だった。

白川郷を後にして高山市の市街地を散策


コロナ対策も緩和されて外国からの観光客も戻りつつある感じだった。

高山市は飛騨高山として外国人に人気の観光地


バスから我々が下りた時、駐車場の係員が「このバスは何処の国の人達ですか?」と質問してたのには驚いた。

5台の観光バスが駐車していたが日本人は我々だけだったみたい、台湾からの人達が多かったようでした。

今回で今年の旅初めは書き終えようと思ったのですが、まとめ方が上手くいかず、あと一回だけアップしますので、どうかよろしくお願いします。

次回は穂高連峰の景色と松本市出身の前衛芸術家・草間彌生氏の作品などについてご紹介したいと思っています。


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