サンタ苦労す

　ようやくスピーカーとアンプの発送がほぼ終わりました。スピーカー作りと発送に協力してくれた読者三名に感謝します。北の匠、東の匠、中部の匠という称号をプレゼントしようかな。それにしても慌ただしかった。結局、計13セットのスピーカーが送られたのです。クロネコのドライバーがニコニコして、送り状の束を渡しながら「またヨロピク」。

今回スムーズでなかったのは、メール確認しなかったり、返事を出さなかったり、住所などを連絡メールに書かなかったりした読者側の怠慢にあります。いちいちアドレス帳や過去メールを検索して住所を調べる。これだけでも大変なのです。ちゃんと送り状に書きやすいように住所を記してあったのはたった一人ですよ。以下、ドタバタの一部掲載。

(n‘∀‘)η ありがとうございます。うちのアンプはうちの猫ちゃんはなんたらかんたら以下長文

< ｀д´ >　ウリは忙しいニダ　長文禁止

完売と書いたあとで

・゜・(つД｀)・゜・　メール確認してませんでした。お助け下さい

<丶｀∀´>　こんな事もあろうかと二台持ちにした人がいるニダ　分けてもらうと良いニダ

（　ＴДＴ）　パソコンとアンプが壊れました←既に持っている人

<丶｀д´>　今は修理できないから代わりのアンプを発注したニダ

　と、こんな感じでウリは痩せる一方ニダよ。それでも、お助けくださいのアンプだけを残して発送完了。アンプが相対的に不足していたので、とうとう、ウリの部屋からパソコンに繋いでいるアンプまで無くなってしまったニダ orz。

　読者が作ったミカエルスリムは、既に届けられてAVアンプに繋がれました。AVアンプには役不足なのですが、それでも5.1chのサラウンドがおもちゃだと分かるほど良い音だそうです。アンプを高級品に替えれば、深みと繊細さが増してくると思います。

　また、音楽をやっている読者は、5.1chのような人工的な音場が苦手と言っています。その感覚は実に自然なものです。その証拠に、5.1chが生まれてからオーディオは衰退の一途を辿りました。耳の悪いアメリカ人が儲けるための5.1ch規格ですから、自然派の日本人が無意識に避けるのは当然なのです。サラウンドが欲しかったら、スピーカーを2台だけリアにも配した、AVアンプの必要がない、長岡鉄男式のマトリックス4チャンネル（スピーカーマトリックス）で十分だと思います。

　アンプというのは、主にソースフォロワーという回路を最後に使っています。僕がSNSやブログで求めるのは、読者の相互にフォローするという姿勢です。この姿勢が欠けている人は、何年経っても良いクリスマスが訪れることはありません。

「愛されたいと願った瞬間から愛する能力は喪失する」

　この僕の名言は、クリスマスが近付くと意固地に無神経になる多くの女性に捧げます。クリスマスはサンタクロースになった者が神に祝福される。プレゼントを貰う人は、神様の祝福で一杯のサンタクロースのおこぼれに与（あずか）っているのです。

　なお、今回プレゼントの読者の中に、フジや花王デモに乳母車隊として参加した鬼女がいて、来春にもまた出産の予定だそうです。それで、7がラッキー数だとか。僕は最近、モーツァルトのセレナーデ第7番ばかり聴いていて、特に第六曲が好きで、CDを集めている最中でした。ミカエルセブンを設計したり、超レアなLo-DのHA-007を二台も修理したりと7つながりだったので、セブンとHA-007は、この鬼女一家への祝福だったのだろうと思い、この二つをプレゼントしました。

　このように、クリスマスに神様に導かれる人は幸いです。改めて、読者の三人のサンタクロースにご苦労様。三人だから「三太苦労す」でしたね　 < ｀∀´ >　。

　　　　　　エフライム工房　平御幸